BGM: リュリ=モリエール/コメディー・バレー《町人貴族》の音楽 [睡夢庵のBGM]
【BGM: リュリ=モリエール/コメディー・バレー《町人貴族》の音楽】
今日はリュリとモリエールの共作になるコメディー・バレー《町人貴族》の音楽。
リュリ(ジャン=バティスト・リュリ)及びモリエール(ジャン・バティスト・ポクラン)は共にフランス・ブルボン王朝第3代のルイ14世の時代に活躍した作曲家であり、劇作家としてご存知のことと思います。
モリエールは喜劇「タルチョフ」、「人間嫌い」、「守銭奴」、「プシケ」等の戯曲で有名ですが、全作品の内半数近くが宮廷用の笑劇と呼ばれるものになっています。
ギリシャ悲劇の復活を目指したイタリアではオペラが生まれますが、既に歌と踊りを融合した宮廷バレーがあったフランスでは余り流行りませんでした。 代わりに、俗に「コメディー・バレー」/笑劇と呼ばれる宮廷や貴族の館で上演することを目的とした、宮廷バレーとオペラを融合したものが生まれます。
これもライナーにフランス語からの対訳が付いていますので、歌を追いながら聴く事が可能です。
このレコードでレオンハルトが指揮する楽団はリュリが創設した“Petits violons du roi”(王の小ヴァイオリン合奏団)の編成を正確に摸したもので、Vl1*6-Vl2*2-Vla*2-Vc*2-Vb/B*4の16人の弦で構成され、必要に応じオーボエ4、2~3のファゴットが加わります。 使用する楽器も当時の歴史的古楽器になっています。
今日はリュリとモリエールの共作になるコメディー・バレー《町人貴族》の音楽。
リュリ(ジャン=バティスト・リュリ)及びモリエール(ジャン・バティスト・ポクラン)は共にフランス・ブルボン王朝第3代のルイ14世の時代に活躍した作曲家であり、劇作家としてご存知のことと思います。
モリエールは喜劇「タルチョフ」、「人間嫌い」、「守銭奴」、「プシケ」等の戯曲で有名ですが、全作品の内半数近くが宮廷用の笑劇と呼ばれるものになっています。
ギリシャ悲劇の復活を目指したイタリアではオペラが生まれますが、既に歌と踊りを融合した宮廷バレーがあったフランスでは余り流行りませんでした。 代わりに、俗に「コメディー・バレー」/笑劇と呼ばれる宮廷や貴族の館で上演することを目的とした、宮廷バレーとオペラを融合したものが生まれます。
これもライナーにフランス語からの対訳が付いていますので、歌を追いながら聴く事が可能です。
このレコードでレオンハルトが指揮する楽団はリュリが創設した“Petits violons du roi”(王の小ヴァイオリン合奏団)の編成を正確に摸したもので、Vl1*6-Vl2*2-Vla*2-Vc*2-Vb/B*4の16人の弦で構成され、必要に応じオーボエ4、2~3のファゴットが加わります。 使用する楽器も当時の歴史的古楽器になっています。
発売日: 不明 Harmonia Mundi/BASF&テイチク LP-No. ULX-3123/4-H | |
リュリ=モリエール/コメディー・バレー《町人貴族》の音楽 - ULX-3123-H Side A - 序曲 第1幕第1景 音楽の先生の弟子が作曲しながら歌う歌 第2景 女性歌手の歌 音楽によるダイアローグ 幕間劇 4人の踊り手の踊り - ULX-3123-H Side B - 第2幕第5景 6人の仕立て屋の職人の踊り 幕間劇 4人の職人の踊り 第4幕第1景 第1の酒盛りの歌 第2の酒盛りの歌 幕間劇 トルコの儀式の歌と踊り - ULX-3124-H Side A - フィナーレ 諸国民のバレー 第1の登場 第2の登場 第3の登場 - ULX-3124-H Side B - フィナーレ 諸国民のバレー 第4の登場 第5の登場 第6の登場 |
大僧正 | ジークムント・ニムスゲルン | バリトン |
音楽の先生の弟子 | ディルク・ショルテマイアー | バリトン |
女性歌手 | ラヒェル・ヤーカー | ソプラノ |
第1の男性歌手 | ルネ・ジャコブ | コントラテノール |
第2の男性歌手 | ディルク・ショルティマイアー | バリトン |
第3の男性歌手 | クラウス・ハイダー | テノール |
第4の男性歌手 | ノイベルト・ローマン | テノール |
第5の男性歌手 | フランツ・ミューラー・ホイザー | バリトン |
洒落た男 | ミシェル・ルコク | テノール |
別の洒落た男 | ノルベルト・ローマン | テノール |
洒落た女 | マリヤ・フリーゼンハウゼン | ソプラノ |
別の洒落た女 | ドロテア・ユングマン | ソプラノ |
ガスコーニュ出の男 | ルネ・ジャコブ | コントラテノール |
別のガスコーニュ出の男 | クラウス・ハイダー | テノール |
スイス人の男 | ディルク・ショルテマイアー | バリトン |
お喋りな町屋の老人 | フランツ・ミューラー・ホイザー | バリトン |
お喋りな町屋の老女 | ディルク・ショルテマイアー | バリトン |
イタリアの女性歌手 | ドロテア・ユングマン | ソプラノ |
イタリアの男性歌手 | ミシェル・ルコク | テノール |
第1のスペイン人 | ミシェル・ルコク | テノール |
第2のスペイン人 | フランツ・ミューラー・ホイザー | バリトン |
第3のスペイン人 | ディルク・ショルテマイアー | バリトン |
第1のポワトウ出の男性歌手 | ルネ・ジャコブ | コントラテノール |
別のポワトウ出の男性歌手 | クラウス・ハイダー | テノール |
12人のトルコ人たち フランス人たち | 独奏者とテルツ少年合唱団 | |
管弦楽 | ラ・プティット・バンド(歴史的古楽器使用) | |
コンマス | ジギスヴァルト・キュイケン | |
指揮 | グスタフ・レオンハルト | |
録音場所・年 | キルヒハイム・フガー城 糸杉の間 | 1972 |