BGM: ノイマイヤー / スヴェーリンク チェンバロ名曲集 [睡夢庵のBGM]
【BGM: ノイマイヤー / スヴェーリンク チェンバロ名曲集 】
今日はチェンバロを。 フリッツ・ノイマイヤーのチェンバロ演奏によるスベーリンクのチェンバロ曲集、ハルモニアムンディ盤。
ヤン・ピータースゾーン・スヴェーリンクはルネサンス末期からバロック初期(16~17世紀の変わり目)に活躍したオランダ(ネーデルランド)鍵盤楽派の頂点に位置する音楽家です。 オルガニストの父親の後を継ぎ、18歳頃から40年間アムステルダムのオウド・ケルクのオルガニストの地位にありました。 オルガニストとして活躍し、多くの弟子を育てる一方、254曲に及ぶ宗教曲・声楽曲を残しています。 重要なのは70曲を超える鍵盤音楽であり、スペインやイタリア、イギリスの鍵盤楽器音楽を融合し、鍵盤音楽の特性を生かした新しい音楽様式を生み出し、ヘンデル/バッハに繋がる技法の多くの源となっている作曲家でもあります。
これらの古楽を聴く場合、やはりその時代の楽器で奏されたものに如くはないでしょう。 和声・曲想はその曲の前提となる時代の楽器の上で組み立てられたものですから、同じ音でも音色と響きが異なる現代の楽器では表現されないと思います。
今日はチェンバロを。 フリッツ・ノイマイヤーのチェンバロ演奏によるスベーリンクのチェンバロ曲集、ハルモニアムンディ盤。
ヤン・ピータースゾーン・スヴェーリンクはルネサンス末期からバロック初期(16~17世紀の変わり目)に活躍したオランダ(ネーデルランド)鍵盤楽派の頂点に位置する音楽家です。 オルガニストの父親の後を継ぎ、18歳頃から40年間アムステルダムのオウド・ケルクのオルガニストの地位にありました。 オルガニストとして活躍し、多くの弟子を育てる一方、254曲に及ぶ宗教曲・声楽曲を残しています。 重要なのは70曲を超える鍵盤音楽であり、スペインやイタリア、イギリスの鍵盤楽器音楽を融合し、鍵盤音楽の特性を生かした新しい音楽様式を生み出し、ヘンデル/バッハに繋がる技法の多くの源となっている作曲家でもあります。
これらの古楽を聴く場合、やはりその時代の楽器で奏されたものに如くはないでしょう。 和声・曲想はその曲の前提となる時代の楽器の上で組み立てられたものですから、同じ音でも音色と響きが異なる現代の楽器では表現されないと思います。
発売 : ??/01/25 録音 : 1962 ドイツ、ヴェストファーレン州アハウス城 harmoniamundi-BASF/テイチク LP-No. ULX-3208-X | |
スヴェーリンク / チェンバロ名曲集 - ULX-3208-X Side A - 1. イ調のトッカータ (Toccata in A) 2. 「ライン河を越えて」に基づく変奏曲 (Liedvariationen "Ich fuhr mich uber Rhein") 3. 半音階的ファンタジア (Fantasia chromatica) - ULX-3208-X Side B - 1. 「わが若きいのち終りぬ」に基づく変奏曲 (Liedvariationen "Mein junges Leben hat ein End") 2. ハ調のトッカータ (Toccata in C) 3. 「みどりの菩提樹の下で」に基づく変奏曲 (liedvariationen "Unter der Linden grune") 4. 大公のバレット (Balletto del gran Ducca) チェンバロ: フリッツ・ノイマイヤー |