つぶやき: 放射能に関するメモ [睡夢庵 日々徒然]
【 つぶやき:放射能に関するメモ 】
福島第一原子力発電所からの放射性物質の拡散が問題となっていますので、
ちょっと検索してみましたが、やはりすぐ忘れてしまいますので、ここに
メモの形でアップしておく事にしました。 個人的メモですので、転記ミスや
事実誤認、誤解もあると思いますので、その程度の物として見て下さい。
《放射性物質と半減期および被曝障害》
《単 位》
《変換式》
Gy => SV
Sv(シーベルト)=放射線負荷係数(WR)xGy(グレイ)
放射線負荷係数 X線、γ線、β線=>WR= 1
陽子線 =>WR= 5
α線 =>WR=20
中性子線 =>WR= 5~20
Bq => Sv
ベクレルからシーベルトへの変換には放射性物質の種類による推定放出量
(ベクレル)が異なりますので夫々個別の計算値の積算になります。
また、経口摂取と吸引摂取でも異なる様なので良く分からず。
以下のサイトで一部放射性物質毎のベクレルからシーベルトの換算値を知る事が出来ます。
URL: http://testpage.jp/m/tool/bq_sv.php?guid=ON
《許容被曝量&致死被曝線量》
福島第一原子力発電所からの放射性物質の拡散が問題となっていますので、
ちょっと検索してみましたが、やはりすぐ忘れてしまいますので、ここに
メモの形でアップしておく事にしました。 個人的メモですので、転記ミスや
事実誤認、誤解もあると思いますので、その程度の物として見て下さい。
《放射性物質と半減期および被曝障害》
名 称 | 半減期 | 放射線種 | 種別 | 蓄積部位/障害 |
酸素(O)-15 | 2分 | γ | 人工 | |
炭素(C)-11 | 20分 | γ | 人工 | |
テルル(Te)-129 | 69.2分 | α | 人工 | |
テクネチウム(Tc)-99m | 6.01時間 | 人工 | ||
ヨウ素(I)-133 | 20.8時間 | β/γ | 人工 | |
ランタン(La)-140 | 1.678日 | 人工 | ||
テルル(Te)-132 | 3.204日 | α | 人工 | |
ヨウ素(I)-131 | 8.021日 | β/γ | 人工 | 甲状腺=>癌化 |
バリウム(Ba)-140 | 12.75日 | 人工 | ||
セシウム(Cs)-136 | 13.16日 | β/γ | 人工 | |
リン(P)-32 | 14日 | β | 人工 | |
テルル(Te)-129m | 33.6日 | 人工 | ||
ニオブ(Nb)-95 | 34.98日 | 人工 | ||
鉄(Fe)-59 | 45日 | β/γ | 人工 | |
コバルト(Co)-58 | 71日 | β/γ | 人工 | |
亜鉛(Zn)-65 | 244.3日 | 人工 | ||
セシウム(Cs)-134 | 2.065年 | β/γ | 人工 | |
コバルト(Co)-60 | 5.3年 | β/γ | 人工 | |
ストロンチウム(Sr)-90 | 29年 | γ | 人工 | 骨髄=>血液癌 |
セシウム(Cs)-137 | 30.04年 | β/γ | 人工 | |
ニッケル(Ni)-63 | 100年 | β | 人工 | |
ラジウム(Ra)-226 | 1600年 | α | 天然 | |
プルトニウム(Pu)-239 | 2万4千年 | α | 人工 | 肺蓄積=>癌化 |
ウラン(U)-235 | 7億年 | α/γ | 天然 | |
カリウム(K)-40 | 13億年 | β/γ | 天然 | |
ウラン(U)-238 | 45億年 | α | 天然 |
《単 位》
単位名称 | 説 明 | 単位記号 |
ベクレル | 放射能核種が1秒間に1個の放射能を出す能力を現す単位 | Bq |
シーベルト | 放射線に対する被曝の大きさを表す単位 放射線の種類により定められた放射線荷重係数をグレイに 掛けたもの 《放射線荷重係数(WR)》 放射線の種類 係数 X線、γ線などの光子 1 β線、ミューオンなどの電子 1 α線 20 中性子(エネルギーにより異なる) 5~20 | Sv |
グレイ | 物質が放射線に曝された時の吸収線量を表す単位 | Gy |
《変換式》
Gy => SV
Sv(シーベルト)=放射線負荷係数(WR)xGy(グレイ)
放射線負荷係数 X線、γ線、β線=>WR= 1
陽子線 =>WR= 5
α線 =>WR=20
中性子線 =>WR= 5~20
Bq => Sv
ベクレルからシーベルトへの変換には放射性物質の種類による推定放出量
(ベクレル)が異なりますので夫々個別の計算値の積算になります。
また、経口摂取と吸引摂取でも異なる様なので良く分からず。
以下のサイトで一部放射性物質毎のベクレルからシーベルトの換算値を知る事が出来ます。
URL: http://testpage.jp/m/tool/bq_sv.php?guid=ON
《許容被曝量&致死被曝線量》
・ 自然界での被曝量の世界平均 | 2.4mSv |
・ 短期全身被曝致死線量 100% | 7Sv |
50% | 4Sv |
5% | 2Sv |
・ 内訳 | 実効線量 |
原子力発電所事業所境界(目標値) | 0.05mSv |
胸部X線撮影1回 | 0.1~0.3mSv |
東京-ニューヨーク航空機1往復 | 0.2mSv |
一般公衆許容被曝量(ICRP勧告値) | 1mSv |
自然環境から受ける放射線量 | 2.4mSv |
1回のCTスキャン | 6.9mSv |
X線CTによる撮像 | 7~20mSv |
日本原書力安全委員会指針「屋内退避」 =ブラジル・ガラパリの1年間の自然放射線量 | 10mSv |
妊娠可能な女子を除く放射線業務従事者及び 自衛隊/消防/警察官の許容年間被曝量 | 50mSv |
電離放射線障害防止規則による5年間限度 及び緊急作業での1回被曝限度 | 100mSv |
白血球減少(1回被曝限度) | 250mSv |
リンパ球減少(1回被曝限度) =国際放射能防護委員会による人命救助限界 | 500mSv |
急性放射能障害 | 1000mSv |