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つぶやき: 放射能に関するメモ [睡夢庵 日々徒然]

【 つぶやき:放射能に関するメモ 】

福島第一原子力発電所からの放射性物質の拡散が問題となっていますので、
ちょっと検索してみましたが、やはりすぐ忘れてしまいますので、ここに
メモの形でアップしておく事にしました。 個人的メモですので、転記ミスや
事実誤認、誤解もあると思いますので、その程度の物として見て下さい。

《放射性物質と半減期および被曝障害》

名 称半減期放射線種種別蓄積部位/障害
酸素(O)-152分γ人工
炭素(C)-1120分γ人工
テルル(Te)-12969.2分α人工
テクネチウム(Tc)-99m6.01時間人工
ヨウ素(I)-13320.8時間β/γ人工
ランタン(La)-1401.678日人工
テルル(Te)-1323.204日α人工
ヨウ素(I)-1318.021日β/γ人工甲状腺=>癌化
バリウム(Ba)-14012.75日人工
セシウム(Cs)-13613.16日β/γ人工
リン(P)-3214日β人工
テルル(Te)-129m33.6日人工
ニオブ(Nb)-9534.98日人工
鉄(Fe)-5945日β/γ人工
コバルト(Co)-5871日β/γ人工
亜鉛(Zn)-65244.3日人工
セシウム(Cs)-1342.065年β/γ人工
コバルト(Co)-605.3年β/γ人工
ストロンチウム(Sr)-9029年γ人工骨髄=>血液癌
セシウム(Cs)-13730.04年β/γ人工
ニッケル(Ni)-63100年β人工
ラジウム(Ra)-2261600年α天然
プルトニウム(Pu)-2392万4千年α人工肺蓄積=>癌化
ウラン(U)-2357億年α/γ天然
カリウム(K)-4013億年β/γ天然
ウラン(U)-23845億年α天然


《単 位》

単位名称説   明単位記号
ベクレル放射能核種が1秒間に1個の放射能を出す能力を現す単位Bq
シーベルト 放射線に対する被曝の大きさを表す単位
放射線の種類により定められた放射線荷重係数をグレイに
掛けたもの
《放射線荷重係数(W)》
 放射線の種類          係数
X線、γ線などの光子        1
β線、ミューオンなどの電子     1
α線               20
中性子(エネルギーにより異なる) 5~20
Sv
グレイ物質が放射線に曝された時の吸収線量を表す単位Gy


《変換式》

Gy => SV
Sv(シーベルト)=放射線負荷係数(W)xGy(グレイ)

放射線負荷係数  X線、γ線、β線=>W= 1
         陽子線     =>W= 5
         α線      =>W=20
         中性子線    =>W= 5~20

Bq => Sv
ベクレルからシーベルトへの変換には放射性物質の種類による推定放出量
(ベクレル)が異なりますので夫々個別の計算値の積算になります。
また、経口摂取と吸引摂取でも異なる様なので良く分からず。
以下のサイトで一部放射性物質毎のベクレルからシーベルトの換算値を知る事が出来ます。

URL: http://testpage.jp/m/tool/bq_sv.php?guid=ON


《許容被曝量&致死被曝線量》

・ 自然界での被曝量の世界平均2.4mSv
・ 短期全身被曝致死線量     100%7Sv
                  50%4Sv
                   5%2Sv
・ 内訳                   実効線量
  原子力発電所事業所境界(目標値)      0.05mSv
  胸部X線撮影1回             0.1~0.3mSv
  東京-ニューヨーク航空機1往復      0.2mSv
  一般公衆許容被曝量(ICRP勧告値)     1mSv
  自然環境から受ける放射線量        2.4mSv
  1回のCTスキャン            6.9mSv
  X線CTによる撮像            7~20mSv
  日本原書力安全委員会指針「屋内退避」   
  =ブラジル・ガラパリの1年間の自然放射線量
10mSv
  妊娠可能な女子を除く放射線業務従事者及び 
  自衛隊/消防/警察官の許容年間被曝量
50mSv
  電離放射線障害防止規則による5年間限度  
  及び緊急作業での1回被曝限度
100mSv
  白血球減少(1回被曝限度)        250mSv
  リンパ球減少(1回被曝限度)       
  =国際放射能防護委員会による人命救助限界
500mSv
  急性放射能障害              1000mSv



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