BGM: マリリン・モンロー 1926-1962 [睡夢庵のBGM]
【BGM: マリリン・モンロー/マリリン・モンロー 1926-1962 】
我愛しのマリリン・モンローをご紹介しましょう。 彼女がこの世を去って既に半世紀の歳月が流れました。
如何に彼女と謂えど過ぎ去る歳月に洗われ、徐々に風化しています。 でも、私にとってその後のアメリカ映画の銀幕の上に彼女を凌ぐスターは現れておりません。
彼女は最初に大きく取り上げられた“ナイアガラ”の影響からか、フランスのブリジット・バルドー、イタリアのクラウディア・カルディナーレと共に、M.M.、B.B.、C.C.と呼ばれ、“セックス・シンボル”として取り上げられる事が多かった様に思います。 しかし、私にとっての彼女は最初に観た映画の印象が強いせいか、この“セックス・シンボル”といったイメージよりもコメディエンヌとしてのイメージが強いのです。
私が最初に観たものは21作めの“百万長者と結婚する方法”で封切り後10年位経ってからだと思います。 この中で演じたちょっと抜けた処のある役は、コケティシュで大変キュートな女性との印象でした。 大柄な女優が多い中で小柄な肉体から発散される甘い色香にも惹かれましたが。 彼女の表情変化は他の女優達とは違い、予想出来ない変化を見せて呉れました。 天性のコメディエンヌとしての印象が強かったと言って良いでしょう。
この第一印象の為か、私の中で比重を占めるのは“紳士は金髪がお好き”、“ショーほど素敵な商売はない”、“七年目の浮気”といった処でしょう。 これ以外では“帰らざる河”、“バス・ストップ”は踊り子としてのシーン、特に“帰らざる河”で“一枚の銀貨”を歌うシーン辺りは記憶は残っているのですが、それ以外はもう記憶から消えてしまっていますし、“王子と踊子”以降は全て何らかの形で観ているはずなのですが、思い出そうとしても全く駄目ですね。 “荒馬と女”は最後まで観ずに出たという記憶だけが残っています。
死亡迄撮影していた、「女房は生きていた」の残されたフィルムを纏めた「マリリン・モンローの世界(女房は生きていた)」の僅かの映像には今までのモンローとは異なる雰囲気(慈母観音のような)が出ており、彼女で撮影が出来ていればと惜しまれるところです。
さて、歌手としてのマリリン・モンロー、これが結構いけるのですね~ 出ている映画の中で結構な数を歌っていますが、ちょっと気だるげで甘い歌声、これが好きで3枚ばかりレコードを持っていました。 これも郷里で行方不明・・・パソコンを触り始めた90年代に入って少し揃えましたが、オーバーラップが多い事が難点ですね。
これは1枚に23曲入ったお買い得品。 River of No Return をはじめとして劇中で聴き、耳に残る曲が沢山入っています。
Marilyn Monroe's Albums
我愛しのマリリン・モンローをご紹介しましょう。 彼女がこの世を去って既に半世紀の歳月が流れました。
如何に彼女と謂えど過ぎ去る歳月に洗われ、徐々に風化しています。 でも、私にとってその後のアメリカ映画の銀幕の上に彼女を凌ぐスターは現れておりません。
彼女は最初に大きく取り上げられた“ナイアガラ”の影響からか、フランスのブリジット・バルドー、イタリアのクラウディア・カルディナーレと共に、M.M.、B.B.、C.C.と呼ばれ、“セックス・シンボル”として取り上げられる事が多かった様に思います。 しかし、私にとっての彼女は最初に観た映画の印象が強いせいか、この“セックス・シンボル”といったイメージよりもコメディエンヌとしてのイメージが強いのです。
私が最初に観たものは21作めの“百万長者と結婚する方法”で封切り後10年位経ってからだと思います。 この中で演じたちょっと抜けた処のある役は、コケティシュで大変キュートな女性との印象でした。 大柄な女優が多い中で小柄な肉体から発散される甘い色香にも惹かれましたが。 彼女の表情変化は他の女優達とは違い、予想出来ない変化を見せて呉れました。 天性のコメディエンヌとしての印象が強かったと言って良いでしょう。
この第一印象の為か、私の中で比重を占めるのは“紳士は金髪がお好き”、“ショーほど素敵な商売はない”、“七年目の浮気”といった処でしょう。 これ以外では“帰らざる河”、“バス・ストップ”は踊り子としてのシーン、特に“帰らざる河”で“一枚の銀貨”を歌うシーン辺りは記憶は残っているのですが、それ以外はもう記憶から消えてしまっていますし、“王子と踊子”以降は全て何らかの形で観ているはずなのですが、思い出そうとしても全く駄目ですね。 “荒馬と女”は最後まで観ずに出たという記憶だけが残っています。
死亡迄撮影していた、「女房は生きていた」の残されたフィルムを纏めた「マリリン・モンローの世界(女房は生きていた)」の僅かの映像には今までのモンローとは異なる雰囲気(慈母観音のような)が出ており、彼女で撮影が出来ていればと惜しまれるところです。
さて、歌手としてのマリリン・モンロー、これが結構いけるのですね~ 出ている映画の中で結構な数を歌っていますが、ちょっと気だるげで甘い歌声、これが好きで3枚ばかりレコードを持っていました。 これも郷里で行方不明・・・パソコンを触り始めた90年代に入って少し揃えましたが、オーバーラップが多い事が難点ですね。
これは1枚に23曲入ったお買い得品。 River of No Return をはじめとして劇中で聴き、耳に残る曲が沢山入っています。
1991/07/21発売 テイチク CD No. TECP-28891 | ||
マリリン・モンロー 1926-1962 収録曲: 01. ダイヤは最良の友/Diamonds Are a Girl's Best Friend 「紳士は金髪がお好き」より 02. バイ・バイ・ベイビー/Bye Bye Baby 「紳士は金髪がお好き」より 03. ファイン・ロマンス/A Fine Romance 04. 女のお手本/She Acts like a Woman Should 05. 帰らざる河/River of No Return 「帰らざる河」より 06. リトル・ロックから来た娘/A Little Girl from Little Rock 「紳士は金髪がお好き」より 07. 私の要求/I'M Gonna file My Claim 「帰らざる河」より 08. 一枚の銀貨/One Silver Doller 「帰らざる河」より 09. ダウン・イン・ザ・メドウ/Down in the Meadow 「帰らざる河」より 10. 気ままなあなた/ After You Get What You Want, You Don't What It 「ショーほど素敵な商売はない」より 11. ヒート・ウェイブ/Heat Wave 「ショーほど素敵な商売はない」より 12. ドゥ・イット・アゲイン/Do It Again 「フレンチ・ドール」より 13. 恋はおしまい/I'm Thru With Love 「お熱いのがお好き」より 14. 恋の魔術師/That's Old Black Magic 「バス停留所」より 15. 驚かないでね/You'd Be Surprised 「ショーほど素敵な商売はない」より 16. もの憂さ/Lazy 「ショーほど素敵な商売はない」より 17. 愛されたいのに/I Wamma Be Loved By You 「お熱いのがお好き」より 18. ランニング・ワイルド/Running Wild 「お熱いのがお好き」より 19. キス/KISS 「ナイアガラ」より 20. エニワン・キャン・シー・アイ・ラブ・ユー/ Anyon Can See I Love You 「レディース・オブ・ザ・コーラス」より 21. わたしの心はパパのもの/My Heart Belongs to Daddy 「恋をしましょう」より 22. とってもロマンチック/Incurably Romantic 「恋をしましょう」より 23. エブリー・ベイビー・ニーズ・ア・ダディ/ Every Baby Needs a Da-Da-Daddy 「レディース・オブ・ザ・コーラス」より |
Marilyn Monroe's Albums
Released | Album Title | LP | CD |
ALBUM | |||
:1991/07/21 | マリリン・モンロー 1926-1962 | - | TECP-28891 |
:1994/06/25 | BEST OF BEST | - | VICT-15041 |
1989:1995/10/24 | Never Before and Never Again | DS 15005 | CDXP-15005 |
1996:1996/03/05 | American Legends:Marilyn Monroe | - | 12739 |
1999:2002/01/01 | KISS | - | 75144 |
1993:2007/12/15 | HEAT-WAVE The World of Marilyn Monroe | - | 16CD-010 (LT 5009) |
【出演映画】 | |
公 開 | 題 名 |
1948 | 嵐の園、DANGEROUS YEARS、LADIES OF THE CHORUS |
1950 | LOVE HAPPY、彼女は2挺拳銃、アスファルト・ジャングル、 イブの総て、RIGHT CROSS、THE FIREBALL |
1951 | HOMETOWN STORY、AS YOUNG AS YOU FEEL、LOVE NEST、 結婚しましょう |
1952 | CLASH BY NIGHT、WE'RE NOT MARRIED、ノックは無用、 モンキー・ビジネス、人生模様 |
1953 | ナイアガラ、紳士は金髪がお好き、百万長者と結婚する方法 |
1954 | 帰らざる河、ショーほど素敵な商売はない |
1955 | 七年目の浮気 |
1956 | バスストップ |
1957 | 王子と踊り子 |
1959 | お熱いのがお好き |
1960 | 恋をしましょう |
1961 | 荒馬と女 |
1963 | マリリン・モンローの世界(女房は生きていた) |