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BGM:クリスティーナとウーゴ/コンドルは飛んで行く [睡夢庵のBGM]

【BGM:クリスティーナとウーゴ】

今日は市民清掃デイ。 爽やかな天気、でも陽の当たる場所は暖かで汗をかいてしまいました。 今やっと一息入れ、PCを立ち上げ・・・BGMはフォルクローレ クリスティーナとウーゴの「コンドルは飛んで行く=El Condor Pasa」。

  cristinayhugo_elcondorpasa.jpg
1974年発売
日本フォノグラム
LP-No. SFX-5102
収録曲:
EL CONDOR PASA(コンドルは飛んで行く)
-Side A-
01. POLLERITA AL VIENTO/風になびくスカート
02. VILLANCICOS/リオーハのクリスマスソング
03. TODOS JUNTOS/みんな一緒に
04. YA SOMOS TRES EN LA VIDA/私たちは3人
05. VIRGENES DEL SOL/太陽のおとめたち
06. EL CONDOR PASA/コンドルは飛んで行く
-Side B-
01. PADRE INCA/インカの父
02. CANCION PARA UN ESPEJISMO/蜃気楼の歌
03. FLOR DE LA LENA/山の花
04. TRISTEZA INCAICA/インカ帝国の悲しみ
05. HACHACHIRAS/アチャチーラス
06. CARNAVAL EN LOS VALLES/谷のカーニバル


フォルクローレ本来の意味は民族的伝承一般を指す言葉ですが、日本ではラテンアメリカの民族音楽あるいはこれに影響された大衆音楽を指してこの言葉が使われる様です。
アンデス起源の民族音楽を基盤とする音楽を最初に日本にもたらしたのは、アルゼンチンのグループであり、ペルー、ボリビアなどは楽器演奏が多いようです。 ケーナ、チャランゴ・・・
アルゼンチンではアタウアルパ・ユパンキ、メルセデス・ソーサといった辺りが有名処・・・
FMでは学生時代から聴いていましたが、レコードに手を出したのはこのグループの歌声を耳にしてからです。 これ以外で持っているのはもっと土の香りが強いケーナ等管をメインとしたグループの演奏物、ロス・チャコス/ロス・カルチャキス等・・・

“クリスティーナとウーゴ”はアルゼンチンのフォルクローレ・デュオ、二人はご夫婦です。 クリスティーナの妹はグラシェラ・スサーナ。
1972年の来日の折、NHKの音楽番組『世界の音楽』に出演、帰国後放映されたこの放送がきっかけで日本でフォルクローレ・ブームが起きたと言われています。 斯く言う私もその一人、クリスティーナの澄みわたるソプラノとそれをしっかり支えるウーゴのハーモニーに惚れ惚れ。 名前は知っていたのですが、その歌声にはまだ触れていなかった。 1976/78/81/83年にも来日しており、なかなかの親日家だったようですが、1986年自動車事故でお二人とも帰らぬ人に・・・それと共にフォルクローレも下火になった様な・・・このレコードはフィリップ専属第一弾で1972年12月の録音、発売は74年。 全て廃盤ですが、手持ちの中ではこれがお薦めです。

この他の手持ちは

・ 滅び行くインディオの哀歌  OR-8138 EMI/Odeon 東芝音楽工業
・ 太陽の賛歌         SFX-6016 PHILIPS  日本フォノグラム

出来ればこれをオリジナル通りの曲順でデジタル・リマスタリング/SHM-CDスペックで出して貰えれば・・・

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