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iPhone 6s 使用環境構築 [睡夢庵の電脳環境]

【 iPhone 6s 使用環境構築 】

この iPhone 6s は壊れてしまった iPod Touch6 の代替と外出時の家族との連絡用(ひょっとして既に徘徊対策用?)、そして健康管理系のアプリを使う際、端末と離れるとデータが取り込まれないアプリがある様なのでこの対応の為に購入する事にしました。

もう1つの理由に使用したい計測系や健康管理系のアプリの出来が先行した iPhone の方が同じアプリが用意されていても安定していたり、機能が豊富だったりというものがあります。

この系統を Touch6 で使い始め、これが壊れた際 TAB4 8 Plus を購入した際此方に置き換えようとしたのですが、そのサイズ/重さによる取扱い・持ち歩きの不便さと使いたいアプリが機能が省かれていたり、存在しなかったりもあって・・・で、iOS 物にもう一度戻る事にしました。

しかし、アプリのインストールや画像/音楽データの初期投入で iTunes の無能ぶり(明らかなバグもしくは馬鹿なデータベース構造の為か)に癇癪玉が破裂し続けています。 この詳細は後に・・・

Windows/iOS 上使うファイルマネージャとして AnyTrans が薦められていますが、あれは Windows 党のファイルの取り扱いの感覚を持たない連中が作ったものの様で、手順が全く感覚に合わず(^^;)他の方法を模索しています。

《 iPhone(iOS) と Android のどちらが使い勝手がいいか 》

iOS はユーザーに自由度を与えませんので遣りたい事が出来ないという事が多いですね。 Android から戻って来てその不自由さを痛感しています。
iCloud 経由か iTunes 経由しか許されない物が殆どですので、Windows でディレクトリ展開をしながらエクスプローラを使ってファイルをコントロールしていた私には束縛が強過ぎて窒息してしまいます。 初期設定を始めた初手から iOS/iTunes と角突き合わせています。
それとiOS12 になって古いアプリが使えなくなっていましたが、今回漁ってみましたが復活したものはなかったみたいでし、あっても機能的に大幅に後退した物も多いみたいです。

アプリについてはまだ健康系や計測系のアプリには Android にはない若しくは機能が端折られているというレベルの物もありますが、他は大分揃って来たみたいです。 こうなってくると、Android系のファイルマネージャにはブラウザによる FTP 経由ではなく、Wi-Fi 経由で Windows と直接共有が可能な物がありますので、汎用性を考慮すると Android の方が遥かに使い易いですね。

今回端的に出たのはネットワーク系の情報を扱うアプリ、従来はネットワークを経由して端末から取得出来る情報すべてを拾う事が出来ましたが、Mac/iOS がネットワーク情報の取り扱いに関しての制約を厳しくした為、Fing 等のネットワーク監視アプリの Mac/iOS 版は使い物にならなくなりました。 Android 用は Apple 製品に関してもちゃんと MAC アドレスも返してくれますからもう勝負になりません。
その上 Android 版ではアクセスポイント2台4チャンネルを捕捉しますが、iOS 版は自分が繋がっている現在のチャンネルしか捕捉せず、現在接続されている/接続された事がある端末の数についても実数の14/23に対し12/17しか捕捉していませんし、Windows 端末以外の IPアドレスも捕捉出来ませんので、最早価値を失っています。

この他にもネットワーク系の計測アプリ等は Android 版が遥かに優れている様です。 この様子では皆 iOS 版を追い越してしまうのではないでしょうかね。

それと、ウィジェット、これもAndroid 側・・・時折狂いますがわざわざアプリを開かなくても必要な部分だけが画面上でリアルタイムに変わっていくのは非常に有効です。

それからアイコンをフォルダに纏める機能に関しても Android の方が使えますね。 iOS では入れた分だけアイコンが小さく表示されますが、Android では方形に纏められるフォルダの左上隅4個のアイコンの3/4位が表示され、残りはフォルダを開かねば見えませんが、この方がプログラムグループフォルダを作って管理する上では寧ろ使い易いし、老人の目には優しい(^^;)

今回は健康管理系とコンパス/GPS関連、ネットワーク関連、音響関連の計測アプリにどうしても使いたいものがあったので、iPhone を選択しました。
しかし、ネットワーク系は MacOS/iOS 系のポリシーの問題で提供できる機能に大幅な制限が生じている為、皆実態を示し得ない代物になってしまっていましたので、この系統は Android 版にシフトしてしまったみたいです。 音響、建築系も Android にシフトし始めた様な気がします。 まぁ、日本は別として海外では iPhone のシェアは漸減し2割程度ですから、これも趨勢でしょうね。

《 使用環境の構成とアプリ》

1. 背景は黒一色に変更する。 画像のBPIに合わせた黒一色の画像を
   用意し、これは偶然 AnyTrans での送り込みに成功。

   最近 Windows のブラウザもダークモード?が流行っており、Apple も
   次世代から取り入れる様ですが、背景色の指定はユーザーに委ねるべき
   ですね。 OS側はフォント色を自動的に反対色を選んでくれれば
   今の様に指定しなくても良くなりますが・・・ユーザー指定は強制指定
   として扱われればそれで良いですから。

2. 使わない初期インストールアプリの退避
   使わないアプリは最終頁に退避(7ページ目)
   株価/ホーム/ヒント/Podcast/ブック/Watch/FaceTime/iTunes Store/
   Wallet/iPhoneを探す/友達を探す/ミュージック/メッセージ/
   電話/Safari

3. ドックエリアには以下を配置する。

   OCN電話    SIM が OCNモバイルONE のものなので
   G-Mail    汎用は G-Mail に統一しているので
   DuckDuckGo  ページタイプのブラウザでセキュリティリスクも低い
   HF Player   アーティスト、アルバム、曲夫々を行で表示する
          私の環境では出ないジャケット画像に無駄にスペースを
          喰われずに済むし、見てくれも遥かにまし

4. トップには以下のアプリを置く。

   1行目 時計/写真/StageCameraHD/カメラ
   2行目 周辺便利天気/天気/tenki.jp/Windy
   3行目 メール/OCNモバイルONE/メモ/リマインダー
   4行目 防災速報/モアテレビ/Multi Timer/設定
   5行目 App Store/カレンダー

5. 2ページ目にはドキュメント処理系を置く

   1行目 便利ツール/連絡先/ファイル/Acrobat
   2行目 Excel/Word/ドキュメント/ドライブ(Google Drive)
   3行目 Kindle/青空文庫/音声&翻訳/翻訳(google)
   4行目 暦早見表/手帳のおまけ/避難所ガイド/SmartNews
   5行目 NHK ニュース防災/ニュース/じしょ君/ウィキペディア

   新聞各社のホームページは DuchDuckGo のページとして開いてあるので
   ブラウザを起動しページボタンを押して画面のリボンを選択すれば
   各新聞社のトップページが出る様にしてある。

6. 3ページ目は健康管理系のアプリを置く

   1行目 airmon/Sleep Meister/いびきラボ/WearHeart
   2行目 歩数計/ヘルスケア/花粉速報

7. 4ページ目は地図系のアプリを置く

   1行目 Commander Compass/Spyglass/GNSS View/スピードメーター
   2行目 駅すぱーと/オービスガイド/DrecoderZ/渋滞情報マップ/
   3行目 道の駅/マップ/maps.me/Google Map

8. 5ページ目はTV関連及びWi-Fi/Net環境試験アプリを置く

   1行目 YouTube/AbemaTV/apple TV/ティーバー
   2行目 フリーWiFi/Wi-Fiミレル/Network/DataCare
   3行目 Fing/Net Analyzer/Speedtest

9. 6ページ目は音響計測器等を置く

   1行目 SLA/Vibro Lite/AFA/ATG
   2行目 FFT Wave/dB ABCD/dB Meter/センサーツールキット
   3行目 ICONIT/Quick Scan/Clinometer/水平器
   4行目 LightMeter/Max-see/NKBattery/電池予報RT
   5行目 Antutu Benchmark

10.8ページ目は特殊用途の物

 ・ Key    他人に見せたくない写真などを暗号化保管する為
 ・ Google フォト    これも使い辛いですが、TAB4 との遣り取りに
             必要になるかも・・・で一応。
 ・ iUSB   もともとは Lightning コネクタにつなぐ iUCB 規格準拠の
        リーダライターソフト。
        ただ、iTunes で共有を使え、このソフトにはギャラリー
        への送り込み機能があるので、Windows から iOS 間の
        転送に使えた。

以上がアプリ設定の第一段階、これから取捨選択して行きます(^^)

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《 ブラウザとプレイヤーを変更する理由 》

まず、Safari ですが開いたページはスタックされ、ページを切り替える際はカードファイルを開く感じで目的のページを探して開きます。
ここでは送られるページが視認に耐える状態に保つ為非常に高度な画像処理が加えられています。 これは処理負荷を上げるだけでなくバッテリー消費にも負荷になります。

これに比し、DuckDuckGo は 非常にシンプルな構造をとっています。 下の左は「読売新聞」が表示されていますがこれは前回の最終参照ページを示しています。 画面下部の四角の枠内に表示される数字が現在開いているタグの総数を示し、ここをタップする事で右側の様な各タブの見出しが表示されます。 ここで当該のラベルをタップすればそのページが開かれるという流れです。

これを採用する理由のひとつがこの操作上のシンプルさとシステムに対する負荷の少なさ、そしてもう一つがこの提供元のポリシーにあります。
一度次のURLを参照してみてください。

DuckDuckGo  URL : https://duckduckgo.com/

私は原則としてトラッキングと広告を拒否しています。 しかし、Chrome/Firefox などでは、多くのトラッカーは専用のプラグインを入れなければ機能してしまいますし、Google は特に自身が秘密裏に行動を追跡し、その思考/嗜好等を集積しておりこれを外部の企業に色々な形で提供しています。 MacにしろAndroidにしろ何が出してくるのかわからないレベルで 広告を出してくる様になっています。 ビッグデータの活用という掛け声の下で思いも染めぬ範囲の情報が収集されていますので、可能な限りこれらをリジェクトしていく方がいいでしょうね。
特にゲームは酷い様ですね。 App Store が広告を出す様になった様でゲームアプリが出す広告が被りますから・・・ゲームで暇潰しをする事もほぼなしですので、iPod で入れていたものも皆止めてしまいました。
20190525_DuckDuckGo_1.jpg 20190525_DuckDuckGo_2.jpg


《 iOS で何時も悩まされる事 》

1. iTunes の Windows との親和性の悪さとデータベース構造のバカさ加減

iTunes でアルバム単位での登録をしようとするのですが、悲しいかな毎回全部バラバラ・・・
私が作る音楽ライブラリの構造は

アルバム名フォルダの下にアルバムの曲がトラック順に並べてあります。

Jpops ----あ あべ静江_あ あべ静江_C-3051_-愛のかたち-(全12曲)
       A1 愛する人のそばで.mp3
       A2 窓.mp3
       A3 モジリアニの少女.mp3
         ・
         ・
     あ あ あみん_PHCL-2010_THE BEST(全16曲)
       01 待つわ.mp3
       02 琥珀色の思い出.mp3
         ・
         ・
Pops   海外女性歌手のライブラリ
Classics クラシックのライブラリ
SoundTrack_etc

で、各ファイルのID3v1/ID3v2 の2種のタグは レコード/CD双方からリップした物は元々付いていなかったものを含めすべて新たに設定し直してあり、ファイル名は Tr# 曲名.mp3 となっており、タグの Artist、Title、Album は出来る限り再設定してあります。 中には正常に見えるけれどコード系が違っていたり未定義フィールドが“00”、“40”で埋められていない物が古いCDには多く、その多くはMacの旧コード系です。

本来であれば iPhone の「ミュージック」ライブラリーに取り込まれた時にはアーティスト名、アルバム名、曲名でインデックスが出来なければなりませんが、連続して送り込むと多分最初の1アルバム以外はアーティスト名、アルバム名のインデックスが出来ず、すべて曲単位にバラケてしまいます。 単独でもダメな場合がありますので、どういう条件なのか?・・・

今回は228アルバム/2988曲を入れるべく準備をしていましたが、ドンと全体を送り込んでみたらやはり結果は最初の1枚以外は曲別のインデックスしか出来ていませんでした。 これでは使い物になりません。 で、1アルバムづつ入れインデックスが出来ないので一度削除してもう一度送り込んでみたらあら不思議、出来ています。 ひょっとしたらなんとかなるかも・・・で、足掻きに足掻いて何とか1900曲ちょっとまで入れましたが、もう疲れ果て・・・合計5日21時間分ありますから、まぁこんなに聴く訳もなしでお開きにしました。

この原因は Macのファイル構造と文字コード体系に遠因があります。 Windows とは互換が取れない文字コードがありますが、このせいかタグには皆アーティスト名が入っているのですが、古い国内のCDの多くがアーティストが#の下に分類されてしまいます。 輸入物のCDでも同様な事が起こり、タグエディタが死ぬ事もあります。

LPからのリップした物の場合はタグは空白状態からなので問題は起きませんが、古いCD等では Windows 上では表示出来ないコード系で書かれているものや内容の保証がないもの迄存在しました。

それと iTunes で送り込もうとすると iPhone 側でプロセスをさせるのか、上部の作業進行表示領域にインデックスの差し込みをしているプロセスが見えるレベルで動作します。 そのせいでわずか20曲位を追加するのに1分30秒以上掛かってしまい、登録曲数が増えるに従って処理時間も長くなる感じです。 まぁ、ちょっと信じられないレベルのドンクサさですね。 多分最近のサイトからのダウンロードに最適化して合わせて手抜きをしているみたいです。
これは1923曲入っているライブラリーに12曲のアルバム1枚を追加しようとしている所です。 アーティスト/アルバム/曲別のリストに新しい曲を追加していく様が目に見えるというコンピュータ処理ではありえないシステムになっています。 これが iTunes を嫌う理由の一つです。 進捗を示す青いバーの位置/進み具合をみればその愚かしさが分かると思います。

削除してもデータベース上にはアルバム/曲情報がセットで残る様で、追記をするとコピー開始と共にすべてのファイル名が薄く出て暫くして濃い表示に変えて行きます。 起動してから閉じる迄メモリー上にデータベース情報を残しているのでこれを使えば先にグループ決定が出来てしまうのでアルバムとしての登録をする様になるのでしょう。

Android では Windows でのディレクトリ構造のままでシステムが認識してくれますので、アプリケーションでもその構造に従って表示を構成してくれます。 ですから、Windows 上の構造をそのままコピーしたSDカードを挿入しておけば音楽再生アプリで聞く事が出来ます。
こういう面でも Android の方が汎用性が高いと言えますね。

まぁ、この辺りはスマホ上でサイトに繋ぎ気に入った曲だけをダウンロードする/定額ストリーミングサービスで聴くといった使い方がメインの昨今のスマホ利用者のスタイルでは問題にならないのかもしれません。 この関係もあるのでしょう、iTunes は次のOSバージョンではサポートされなくなるみたいです。

で、「ミュージック」には退場して頂いて、ONKYOの「HF Player」に置き換えています。
最大の理由は情報がテキストリストの形式では表示されず、ジャケット写真領域がメインになっている事ですね。 画面上で確認出来る情報が馬鹿々々しい程少ない。
私のライブラリーは手持ちのLPやCDからリップしたものがほとんどですのでジャケット画像付きは余りありません。 CDが古いものが多いせいもありますが・・・
それとファイルサイズを小さくする為に要らない物は削っていましたし・・・これが全てのインデックスに二連符画像付きで出るというのは邪魔以外の何物でもありません。 それにあの品のないピンク色も(^^;)

で、これも差し替えです。
20190525_HF-Player_Artist.jpg 20190525_HF-Player_Album.jpg
20190525_HF-Player_Piece.jpg 20190525_HF-Player_Play.jpg


2. Windows 側からの写真の送り込み

iPhoneの写真に入っている画像は Google Photo や Windows のエクスプローラで Windows 側に取り込む事が出来ますが、PC側から送り込みたい場合はその手段が iCloud経由しかない様です。
私はポリシーとして企業が提供するクラウドなどを使いネットワーク上に自身が作成したファイルは置かない事にしています。 今回はこの製品の機能確認の為に Google Photo を使いましたが、通常外部とのやり取りには FTP を使います。

で、PCから画像を送り込む事も出来やしません。
いろいろ足掻いていたら、SDカードからはダメかな?で、Lightning ポートに付けるICカードリーダの操作をしていた所、「iUSB」というカードリーダ用のコントロールソフトがこの用途に使える事が分かりました。 というのも iTunes の共有(データ受けが出来る)アプリに出てきますのでここに入れてやれば、アプリ側には選択した画像をカメラロールに入れる機能が用意されていますので、このアプリ上で名前順など必要な並びにソートしておけば iPhone 側では日付別になってしまいますが何とか使えます。 アプリに取り込んだらフォルダにまとめ名称を付けてしカメラロール側を削除すれば済みます。 限られた数なのですが、これは助かった・・・

で、いつも引っ掛かってしまうこの2点は何とかクリア出来ました。


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