新型コロナウイルスの状況-3 [睡夢庵 日々徒然]
【 新型コロナウイルスの状況-3 】
国内の感染制御の状況は一向に改善を見ません。 以前から言っている事ですが、現状の様な対策では収束に向かわせるのは不可能という事が数字に表れていると思うのですが・・・
* 地域別新規感染者数推移
* 関東地区新規感染者数推移
* 感染者数上位の推移
* 感染者未発生県数推移
* 週間増減傾向
週間増減傾向がプラスに転じていますので、ここ3週間の状況は停滞から増加傾向に移りつつあるのでは?
これは感染者が出ない県の数も増えず、発症期間以上新規感染者が出ない県も増加しない事をみれば巷の保菌者の割合には変化がない事が明らかです。
現状は何らかのマイナスの刺激があればまた急激な増加に転じる事になり、今度は8,000人/日を超える感染者を出しかねない危うい拮抗状態にあるのでしょう。
問題はまず、“北海道”、一向に収束に向かわず50人/日前後で推移しています。
寒い地域なので3密の制御が難しい事があるのでしょうが、札幌の人出が北海道人の性向を表しているのでしょう、まったく変化が見られません。 これでは高止まりするのは致し方がないですが、北にこんな状況を残していると他が下がっても人の移動が始まると再度拡散する元になってしまいます。
ここ1か月の推移を見れば、人出を半減させる位の強硬策を講じなければ北海道の収束は見えてこないでしょうね。
そして一番のガン、“東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県”。 新規感染者に関東地区が占める割合が一向に60%台から下がりません。
昨日は65.52%、6月21日からの平均は52.7%ですから如何に高止まり状態かという事。
そして、現状の対策では収束は望めない事は既に2週間減少が止まり寧ろ増加の方向に向かっている事が見て取れます。
今採れる最善の対策は、東京都下の企業に関し、感染者が出続けている地域の事業所やオフィスビルを単位にワクチン接種を優先的に進める事ではないでしょうか?
老齢者に関しては、医療施設に入院している患者や介護施設、養護施設利用者に限定し、都下の就業者の接種を最優先にする事が感染拡散防止に対する最優先事項ではないでしょうかね。 総花的な対応をこんな状況で採るのは無能に過ぎます。
現状のワクチンの入手状況では、各都道府県については医療従事者等が終われば一時中断し、東京都下の就業者に振り向ける位の強硬策は致し方なしではないのでは?
《 海外の状況 》
* 世界の感染者数上位の状況
* 西欧の状況
* 北欧の状況
* 東欧の状況
上図から見ても、明らかに収束に向かっているという国はほとんどないというのが現状でしょう。
初期から鉄壁の防疫・治療体制を採った所は感染者数・致死率を低く保てている様ですが、世界的は状況が現状ではとても従来の人の動きを受け入れられる様な状況には程遠いといって良いでしょう。
それとワクチン接種の効果について良い状況が報告されていますが、未だ実数の推移に反映される迄には至っていないですね。
現状のワクチンの供給状況では好転するのは年末がせいぜいではないかという状況か? これではオリンピックは出来ても無観客若しくは国内だけという事にならざるをえないのではないでしょうか。
日本の致死率も感染者総数の増加に伴って上がり続け、ついにアメリカを超え、上位1/3に入ってしまいました。
各項別の順位は以下の通り
順位 総感染者数 新規感染者数 死亡者数 致死率(感染者>1万人)
01 アメリカ ブラジル アメリカ メキシコ 0.0895
02 インド アメリカ ブラジル シリア 0.0664
03 ブラジル イタリア メキシコ スーダン 0.0622
04 ロシア フランス インド エジプト 0.0589
05 イギリス インド イギリス エクアドル 0.0550
06 スペイン ポーランド イタリア 中国 0.0479
07 イタリア チェコ フランス ボリビア 0.0465
08 トルコ トルコ ロシア アフガニスタン 0.0439
09 ドイツ ロシア ドイツ ジンバブエ 0.0409
10 コロンビア ウクライナ スペイン ブルガリア 0.0409
☆ 日本の現状
総感染者数 新規感染者数 死者数 致死率 平均年齢
日本 38 437,222 49 1,149 40 8,190 63 0.0187 45.9①
☆ 主要国の致死率および平均年齢
致死率 総感染者数 死者 平均年齢
致死率 アメリカ 66 0.0181 28,889,907 522,756 37.4
インド 84 0.0141 11,173,761 157,548 26.4
ブラジル 43 0.0242 10,869,227 262,770 30.3
ロシア 53 0.0204 4,252,876 86,821 38.3
イギリス 25 0.0295 4,219,788 124,495 40.2
フランス 48 0.0226 3,918,937 88,427 40.6
スペイン 47 0.0226 3,149,012 71,138 41.4
イタリア 20 0.0328 3,023,129 99.271 44.3③
ドイツ 27 0.0287 2,493,887 71,693 45.5②
スイス 69 0.0179 562,290 10,041 42.0⑪
スウェーデン 60 0.0190 684,961 13,003 41.0⑰
ノルウェイ 114 0.0085 74,183 632 39.0
フィンランド 94 0.0126 60,904 767 42.3⑨
アイスランド 0.0048 6,059 29 35.5
イスラエル 118 0.0073 796,465 5,834 30.1
オーストラリア 22 0.0313 29,029 909 37.2
ニュージーランド 0.0108 2,398 26 37.0
台湾 0.0094 960 9 40.7⑳
シンガポール 134 0.0005 60,007 29 38.1
マレーシア 130 0.0037 310,097 1,159 27.4
タイ 128 0.0032 28,241 85 36.9
各順位は感染者数1万人以上の134か国でのもの。
防疫という面では台湾、ニュージーランド、シンガポールが採った水際対策とその速さが有効に働いた様です。
主要国の状況を見ると各波の初動で如何に感染者を早く抑え込んだかがそれ以降のすべてを支配しています。
感染制御・治療という面ではイスラエル、アイスランド、タイの全国民の日常健康管理体制を持つ国が低い致死率を実現しています。
保菌者を国内に散らばせてしまうと収束が覚束なくなる事等わかり切った事でしょうに・・・
国内の感染制御の状況は一向に改善を見ません。 以前から言っている事ですが、現状の様な対策では収束に向かわせるのは不可能という事が数字に表れていると思うのですが・・・
* 地域別新規感染者数推移
* 関東地区新規感染者数推移
* 感染者数上位の推移
* 感染者未発生県数推移
* 週間増減傾向
週間増減傾向がプラスに転じていますので、ここ3週間の状況は停滞から増加傾向に移りつつあるのでは?
これは感染者が出ない県の数も増えず、発症期間以上新規感染者が出ない県も増加しない事をみれば巷の保菌者の割合には変化がない事が明らかです。
現状は何らかのマイナスの刺激があればまた急激な増加に転じる事になり、今度は8,000人/日を超える感染者を出しかねない危うい拮抗状態にあるのでしょう。
問題はまず、“北海道”、一向に収束に向かわず50人/日前後で推移しています。
寒い地域なので3密の制御が難しい事があるのでしょうが、札幌の人出が北海道人の性向を表しているのでしょう、まったく変化が見られません。 これでは高止まりするのは致し方がないですが、北にこんな状況を残していると他が下がっても人の移動が始まると再度拡散する元になってしまいます。
ここ1か月の推移を見れば、人出を半減させる位の強硬策を講じなければ北海道の収束は見えてこないでしょうね。
そして一番のガン、“東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県”。 新規感染者に関東地区が占める割合が一向に60%台から下がりません。
昨日は65.52%、6月21日からの平均は52.7%ですから如何に高止まり状態かという事。
そして、現状の対策では収束は望めない事は既に2週間減少が止まり寧ろ増加の方向に向かっている事が見て取れます。
今採れる最善の対策は、東京都下の企業に関し、感染者が出続けている地域の事業所やオフィスビルを単位にワクチン接種を優先的に進める事ではないでしょうか?
老齢者に関しては、医療施設に入院している患者や介護施設、養護施設利用者に限定し、都下の就業者の接種を最優先にする事が感染拡散防止に対する最優先事項ではないでしょうかね。 総花的な対応をこんな状況で採るのは無能に過ぎます。
現状のワクチンの入手状況では、各都道府県については医療従事者等が終われば一時中断し、東京都下の就業者に振り向ける位の強硬策は致し方なしではないのでは?
《 海外の状況 》
* 世界の感染者数上位の状況
* 西欧の状況
* 北欧の状況
* 東欧の状況
上図から見ても、明らかに収束に向かっているという国はほとんどないというのが現状でしょう。
初期から鉄壁の防疫・治療体制を採った所は感染者数・致死率を低く保てている様ですが、世界的は状況が現状ではとても従来の人の動きを受け入れられる様な状況には程遠いといって良いでしょう。
それとワクチン接種の効果について良い状況が報告されていますが、未だ実数の推移に反映される迄には至っていないですね。
現状のワクチンの供給状況では好転するのは年末がせいぜいではないかという状況か? これではオリンピックは出来ても無観客若しくは国内だけという事にならざるをえないのではないでしょうか。
日本の致死率も感染者総数の増加に伴って上がり続け、ついにアメリカを超え、上位1/3に入ってしまいました。
各項別の順位は以下の通り
順位 総感染者数 新規感染者数 死亡者数 致死率(感染者>1万人)
01 アメリカ ブラジル アメリカ メキシコ 0.0895
02 インド アメリカ ブラジル シリア 0.0664
03 ブラジル イタリア メキシコ スーダン 0.0622
04 ロシア フランス インド エジプト 0.0589
05 イギリス インド イギリス エクアドル 0.0550
06 スペイン ポーランド イタリア 中国 0.0479
07 イタリア チェコ フランス ボリビア 0.0465
08 トルコ トルコ ロシア アフガニスタン 0.0439
09 ドイツ ロシア ドイツ ジンバブエ 0.0409
10 コロンビア ウクライナ スペイン ブルガリア 0.0409
☆ 日本の現状
総感染者数 新規感染者数 死者数 致死率 平均年齢
日本 38 437,222 49 1,149 40 8,190 63 0.0187 45.9①
☆ 主要国の致死率および平均年齢
致死率 総感染者数 死者 平均年齢
致死率 アメリカ 66 0.0181 28,889,907 522,756 37.4
インド 84 0.0141 11,173,761 157,548 26.4
ブラジル 43 0.0242 10,869,227 262,770 30.3
ロシア 53 0.0204 4,252,876 86,821 38.3
イギリス 25 0.0295 4,219,788 124,495 40.2
フランス 48 0.0226 3,918,937 88,427 40.6
スペイン 47 0.0226 3,149,012 71,138 41.4
イタリア 20 0.0328 3,023,129 99.271 44.3③
ドイツ 27 0.0287 2,493,887 71,693 45.5②
スイス 69 0.0179 562,290 10,041 42.0⑪
スウェーデン 60 0.0190 684,961 13,003 41.0⑰
ノルウェイ 114 0.0085 74,183 632 39.0
フィンランド 94 0.0126 60,904 767 42.3⑨
アイスランド 0.0048 6,059 29 35.5
イスラエル 118 0.0073 796,465 5,834 30.1
オーストラリア 22 0.0313 29,029 909 37.2
ニュージーランド 0.0108 2,398 26 37.0
台湾 0.0094 960 9 40.7⑳
シンガポール 134 0.0005 60,007 29 38.1
マレーシア 130 0.0037 310,097 1,159 27.4
タイ 128 0.0032 28,241 85 36.9
各順位は感染者数1万人以上の134か国でのもの。
防疫という面では台湾、ニュージーランド、シンガポールが採った水際対策とその速さが有効に働いた様です。
主要国の状況を見ると各波の初動で如何に感染者を早く抑え込んだかがそれ以降のすべてを支配しています。
感染制御・治療という面ではイスラエル、アイスランド、タイの全国民の日常健康管理体制を持つ国が低い致死率を実現しています。
保菌者を国内に散らばせてしまうと収束が覚束なくなる事等わかり切った事でしょうに・・・