SSブログ

新型コロナウイルスの状況-2 [睡夢庵 日々徒然]

【 新型コロナウイルスの状況 】

今月末で中部以西の規制を解除するようですが・・・
医療体制などもう一波喰らった時に即時対応が可能な体制が出来てるの?

正直現状で手綱を緩めると最早ワクチン頼りしか方策がなくなるはず。 高齢者群も2か月後から接種が最短なのでしょうから、もしここで次が来たら3月7日迄1週間耐えた場合に倍する以上の経済的打撃を受ける事になるのは間違いなし。
それに各自治体共に手前の状態しか見ていないとしか思えない反応ですし・・・

下の図「新規感染者未発生県数推移」をみると県数の伸びが鈍い事が見て取れます。 12日という発症期間以上未発生を続けているのは秋田県だけ、4日以上も岩手、高知、鳥取の3県だけという状態ですので、まだほぼ全県に保菌者がいる事が見て取れます。 また、関東の比率が未だ5割を切りません。 過去250日の平均は47.5%ですが、今日の状態はまだ65.95%という状態です。 この状態で関東を解除したら・・・

《 地域別新規感染者数推移 》

20210226_地域別件数推移.png

《 関東地区新規感染者数推移 》

20210226_関東日別発生件数.png

《 新規感染者未発生県数推移 》

20210226_感染なし都道府県数推移.png

《 新規感染者数と死亡者数推移 》

20210226_感染・死亡者数推移.png

《 上位都道府県新規感染者数推移 》

20210226_上位件数伸び.png

《 都道府県別致死率状況 》

20210226_都道府県別致死率.png

日本の致死率は1.4%台から徐々に増加し、JHUのデータをベースにすれば1.80%に達し、米国以上になってしまいました。

致死率が低いのは

アイスランド    0.48%
イスラエル     0.74%
ニュージーランド  1.10%
タイ        0.32%
マレーシア     0.37%
シンガポール    0.05%
台湾        0.95%

アイスランド、タイは全国民レベルに対する日常的医療管理体制を持っていた事、イスラエルは初期の急激な感染者増の後、軍民体制で感染制御をおこなっただけでなく、ワクチン接種においても全てに先んじる体制を取り得た事、ニュージーランド、マレーシア、シンガポール、台湾は徹底した水際・隔離対策を取り得た事がこの理由なのだろう。


《 感染者数上位の状況 》

20210226_10万当たり.png

トップのアメリカは一時減少傾向を見せたがここ2週間は5~8万人/日で推移しており、ここ3日の状態はまた増加に転じた可能性がある値になっている。
ブラジル、インドは明らかな増加傾向。 欧州もイギリスは1万人/日で足踏み、スペイン、イタリア、フランス、ドイツは明らかな増加。
北欧、東欧も多くが増加傾向になっている様子。

《 西欧の現状 》

20210226_西欧.png

《 北欧の現状 》

20210226_北欧.png

《 東欧の現状 》

20210226_東欧.png



共通テーマ:日記・雑感