新型コロナウイルスの状況 [睡夢庵 日々徒然]
【 新型コロナウイルスの状況 】
報道の感覚のズレが気になって仕方がありません。
国内の状況に関してだけでなく、海外に関しても米国の現状を「低水準」という言葉を使って表現するのですからね。 最大の時期の1/5に減ったとはいえ未だ5万人/日を超えているのに・・・
それと来週解除を再検討といった報道迄出て来たみたいですが、本気か? まぁ、小振りになった政治家も官僚もそれぞれに忖度、忖度なのでしょうかね。
来週頭でどこまで減少するかですが、それよりも2週間新規感染者を見ない県が2県しかない現状で解除を検討するなど有り得ないと思いますがね・・・
日本も全都道府県での新規感染者が100人未満に達してやっと収束への道筋が見えるかな?なのに、東京の新規感染者の数が500人未満で続いている事を「良く出来てます」感覚で伝えていますがとんでもない。 東京が100人/日を切ってやっと僥倖と言える状況でしょうに・・・
それに日本人の政策への従順度を過大評価していませんか? 最も低いのが報道・雑誌系のメディア人達?ですから高く思えるのか?
その結果何が起きているか。 大体規則に従って行動出来るレベルの民度を持つ者は良く見積もって8割、我慢が出来ない残りの輩が蠢き始め、繁華街や夜間の人出がジワジワ増えています。 それが新規感染者の減少速度が急激に落ちた現れ。
現状を見ると東京都の新規感染者は350人/日で拮抗しかかっている危険な状況にあるにも拘らず・・・
02/07 02/08 02/09 02/10 02/11 02/12 02/13 02/14 02/15 02/16 02/17
429 276 412 491 434 307 369 371 266 350 378
11月前半の第3波の立ち上がりもこの数字辺りでの鬩ぎ合いから始まっていますので、この数字で拮抗すると次の波を被ったら万単位の感染者を出す恐れがあると言うのに・・・
第2波の立ち上がりは80人/日から始まっているのですから、この数字迄落とす事が出来ても安心は出来ないのですが。
2月17日時点での新規感染者が出ていない県の継続日数の状況は
秋田県 13日
鳥取県 12日
島根県 7日
愛媛県 6日
佐賀県 5日
山形県 4日
これに続く3日ゼロは1県もなし。
といった所でほぼ保菌者がいなくなったと思われるのは僅か2県のみという状況なのです。
新型コロナウイルスの潜伏期間は1~14日間、平均発症時期は5~6日、感染可能期間は発症2日前から発症後7~10日と言われています。 重症患者の場合程排菌期間が長く、3~4週間感染拡大リスクを持つ事も稀ではない様です。
という事から類推すると新規感染者が出ていない日数が14日以上の県が半数以上、7日以上の県が9割以上といった状況にならねばとても収束期に入ったとは言えない状況だと思います。
現状は
新規感染者数 全国 1300人/日以上
関東圏 750人/日以上
東京都 350人/日以上
第3波の減少期に入ってから感染の元凶である関東圏の比重が未だ一度も50%を切っていない状況ですから、これで規制をゆるめれば又あっという間に全国に拡散するのは間違いないでしょう。 これは関東地区が先行して減少し、全体に対し5割を切って初めて拡散リスクが減少に転じたと言える状況だと思えるからです。
それだけでなく中部、関西、九州も引き足が止まりかけていますので・・・
さて、医療従事者から順次ワクチンの接種が始まりましたが、感染拡大の元である活動層への接種は高齢者の後ですからいつになるのやら・・・
最初に抑えねばならないのは医療・介護・養護施設勤務者なのは間違いありませんが、次は最も大きな拡散リスクを持つ東京都への通勤者、その後が高齢者といった順だと思いますが・・・
都下の事業所やビルを単位に集中接種をすべきなのでは? 地方への拡散原因の多くは関東からの出張者や関東への出張者なのですから、これを早く断ち切らねば。
海外では接種優先度を切り替える所も出て来た様ですが、日本同様紋切り型が未だ殆ど。
心配事はそれだけではありません。 このウイルス感染者に生じる免疫は僅か3~6か月程しかもたない様です。
ではワクチンの効果はどれだけもつのか? もしこれも6か月なんて事だと全国民半年毎にワクチンを打たねばならない・・・
それでもワクチン接種で先行しているイギリス、イスラエル等の結果では94~95%と治験結果と同じ抑止効果が認められるという発表が続いている所は救いです。ただ、日本へのワクチン供給が飛行機1便毎に承認が必要等不確定要素がある点が気になります。
接種のスケジュールも医療従事者に対する2月17日に始まった先行接種約4万人と3月から始まるその他の医療従事者約370万人に対する優先接種迄が確定している様ですが、高齢者(約3600万人)/基礎疾患保有者(約820万人)という優先接種グループは4月以降となっており、まぁ未定。 その他は夏以降か・・・
これでは拡散原因となるグループに対する接種は夏以降という事ですから接種効果に浴されるのは秋以降(^^;)
それと国内で生産をするという話はどうなった? 自国内での開発が後手に回った付けがこれから大きくなってくるでしょうが、はてさてどうなることやら・・・
政界にしても政権与党も政治家も小粒化し、足を引っ張る以外に能がない野党第一党、政策を引っ張るはずの官僚組織が八方美人を決め込んだお陰で、折角の世界一と言われる国民の民度を活かせませんでした。
高いとは言っても1~2割は話が通じない輩がいるのですから、罰則を伴う強制をしなければこの種の対策には急速な効果の発現は期待出来ませんし、効果が出始めたら出始めたで掟破りをしますから。
その原因は映像・電波メディアだけでなく、主要文字文字メディア迄が完全に衆愚に阿る三文記事で稼ぐ様になった事。
左傾化が酷い媒体や日本の報道機関?という疑いを抱かせるメディアは徐々に排除される方向に流れてはいますが、元は高尚だった(^^)はずの主要週刊誌迄低俗化が止まらず「FRIDAY」等のゴシップ誌の影が薄れてしまう有様ですし。
ここいらの記事で政権や政策に対する支持率がピョコピョコ動く様になり、皆がこれに戦々恐々。 嘆かわしい世上になったものです。
----------------------------------------------------------------------
【 追記 2020/12/19 】
やはり今回も抑えきれない様です。
関東を中心に繁華街や夜間の人出が増え始めていましたがやはりその影響が早くも出始めたのでは?
新規感染者の関東比重が 1014/1537 = 67% に迄急増してしまいました。
東京、埼玉は増加に転じた可能性がありますし、神奈川、千葉何れも減少傾向に入らない。
新規感染者の発生を見ない県も又僅か3県に逆戻り。
今後も継続する可能性があるのは秋田と鳥取の2県のみでこの2県は潜伏期間をクリアしそうですが、他は皆前途遼遠・・・
未発生県が日々増える状況にならねばとても収束は覚束ないのですが報道機関が既に待ちきれなくなっているみたいなのが問題です。
こういう事態では利益を受けるグループの代弁者になってはならないのですがね~
【 追記 2020/12/20 】
新規感染者の関東比重は 815/1299 = 62.7% と高い状況にあり、関東圏は増加に転じたかに見える状況です。
2/18 2/19
445 353
新規感染者が出ていない県は又5県に落ちてしまい、潜伏期間を超えたのは秋田県の15日だけになってしまいました。
続くのは3日間青森県、2日間高知、山口、島根の合わせて4県だけ。
関東圏が保菌者うようよの状態ですからね~収束には程遠い・・・
このまま東京都が370人/日レベルで推移したのではとても解除等覚束ないのですが、これでも良く出来ましたレベルが一般的な感覚になってしまっているようです。
それに立憲民主党、コロナゼロを掲げるらしいです。 ここも同じ、これこそ無能の表れ。
毎度の反対の為の反対と同じで中身がないとしか言いようがないし、まったく現実が見えていない。 自身の党が政権担当しているとして可能な方策を掲げるならまだしも・・・まぁ、近しい仲間の合同すら纏められない連中に政策立案・運営能力等望むべくもないでしょうが。
報道の感覚のズレが気になって仕方がありません。
国内の状況に関してだけでなく、海外に関しても米国の現状を「低水準」という言葉を使って表現するのですからね。 最大の時期の1/5に減ったとはいえ未だ5万人/日を超えているのに・・・
それと来週解除を再検討といった報道迄出て来たみたいですが、本気か? まぁ、小振りになった政治家も官僚もそれぞれに忖度、忖度なのでしょうかね。
来週頭でどこまで減少するかですが、それよりも2週間新規感染者を見ない県が2県しかない現状で解除を検討するなど有り得ないと思いますがね・・・
日本も全都道府県での新規感染者が100人未満に達してやっと収束への道筋が見えるかな?なのに、東京の新規感染者の数が500人未満で続いている事を「良く出来てます」感覚で伝えていますがとんでもない。 東京が100人/日を切ってやっと僥倖と言える状況でしょうに・・・
それに日本人の政策への従順度を過大評価していませんか? 最も低いのが報道・雑誌系のメディア人達?ですから高く思えるのか?
その結果何が起きているか。 大体規則に従って行動出来るレベルの民度を持つ者は良く見積もって8割、我慢が出来ない残りの輩が蠢き始め、繁華街や夜間の人出がジワジワ増えています。 それが新規感染者の減少速度が急激に落ちた現れ。
現状を見ると東京都の新規感染者は350人/日で拮抗しかかっている危険な状況にあるにも拘らず・・・
02/07 02/08 02/09 02/10 02/11 02/12 02/13 02/14 02/15 02/16 02/17
429 276 412 491 434 307 369 371 266 350 378
11月前半の第3波の立ち上がりもこの数字辺りでの鬩ぎ合いから始まっていますので、この数字で拮抗すると次の波を被ったら万単位の感染者を出す恐れがあると言うのに・・・
第2波の立ち上がりは80人/日から始まっているのですから、この数字迄落とす事が出来ても安心は出来ないのですが。
2月17日時点での新規感染者が出ていない県の継続日数の状況は
秋田県 13日
鳥取県 12日
島根県 7日
愛媛県 6日
佐賀県 5日
山形県 4日
これに続く3日ゼロは1県もなし。
といった所でほぼ保菌者がいなくなったと思われるのは僅か2県のみという状況なのです。
新型コロナウイルスの潜伏期間は1~14日間、平均発症時期は5~6日、感染可能期間は発症2日前から発症後7~10日と言われています。 重症患者の場合程排菌期間が長く、3~4週間感染拡大リスクを持つ事も稀ではない様です。
という事から類推すると新規感染者が出ていない日数が14日以上の県が半数以上、7日以上の県が9割以上といった状況にならねばとても収束期に入ったとは言えない状況だと思います。
現状は
新規感染者数 全国 1300人/日以上
関東圏 750人/日以上
東京都 350人/日以上
第3波の減少期に入ってから感染の元凶である関東圏の比重が未だ一度も50%を切っていない状況ですから、これで規制をゆるめれば又あっという間に全国に拡散するのは間違いないでしょう。 これは関東地区が先行して減少し、全体に対し5割を切って初めて拡散リスクが減少に転じたと言える状況だと思えるからです。
それだけでなく中部、関西、九州も引き足が止まりかけていますので・・・
さて、医療従事者から順次ワクチンの接種が始まりましたが、感染拡大の元である活動層への接種は高齢者の後ですからいつになるのやら・・・
最初に抑えねばならないのは医療・介護・養護施設勤務者なのは間違いありませんが、次は最も大きな拡散リスクを持つ東京都への通勤者、その後が高齢者といった順だと思いますが・・・
都下の事業所やビルを単位に集中接種をすべきなのでは? 地方への拡散原因の多くは関東からの出張者や関東への出張者なのですから、これを早く断ち切らねば。
海外では接種優先度を切り替える所も出て来た様ですが、日本同様紋切り型が未だ殆ど。
心配事はそれだけではありません。 このウイルス感染者に生じる免疫は僅か3~6か月程しかもたない様です。
ではワクチンの効果はどれだけもつのか? もしこれも6か月なんて事だと全国民半年毎にワクチンを打たねばならない・・・
それでもワクチン接種で先行しているイギリス、イスラエル等の結果では94~95%と治験結果と同じ抑止効果が認められるという発表が続いている所は救いです。ただ、日本へのワクチン供給が飛行機1便毎に承認が必要等不確定要素がある点が気になります。
接種のスケジュールも医療従事者に対する2月17日に始まった先行接種約4万人と3月から始まるその他の医療従事者約370万人に対する優先接種迄が確定している様ですが、高齢者(約3600万人)/基礎疾患保有者(約820万人)という優先接種グループは4月以降となっており、まぁ未定。 その他は夏以降か・・・
これでは拡散原因となるグループに対する接種は夏以降という事ですから接種効果に浴されるのは秋以降(^^;)
それと国内で生産をするという話はどうなった? 自国内での開発が後手に回った付けがこれから大きくなってくるでしょうが、はてさてどうなることやら・・・
政界にしても政権与党も政治家も小粒化し、足を引っ張る以外に能がない野党第一党、政策を引っ張るはずの官僚組織が八方美人を決め込んだお陰で、折角の世界一と言われる国民の民度を活かせませんでした。
高いとは言っても1~2割は話が通じない輩がいるのですから、罰則を伴う強制をしなければこの種の対策には急速な効果の発現は期待出来ませんし、効果が出始めたら出始めたで掟破りをしますから。
その原因は映像・電波メディアだけでなく、主要文字文字メディア迄が完全に衆愚に阿る三文記事で稼ぐ様になった事。
左傾化が酷い媒体や日本の報道機関?という疑いを抱かせるメディアは徐々に排除される方向に流れてはいますが、元は高尚だった(^^)はずの主要週刊誌迄低俗化が止まらず「FRIDAY」等のゴシップ誌の影が薄れてしまう有様ですし。
ここいらの記事で政権や政策に対する支持率がピョコピョコ動く様になり、皆がこれに戦々恐々。 嘆かわしい世上になったものです。
----------------------------------------------------------------------
【 追記 2020/12/19 】
やはり今回も抑えきれない様です。
関東を中心に繁華街や夜間の人出が増え始めていましたがやはりその影響が早くも出始めたのでは?
新規感染者の関東比重が 1014/1537 = 67% に迄急増してしまいました。
東京、埼玉は増加に転じた可能性がありますし、神奈川、千葉何れも減少傾向に入らない。
新規感染者の発生を見ない県も又僅か3県に逆戻り。
今後も継続する可能性があるのは秋田と鳥取の2県のみでこの2県は潜伏期間をクリアしそうですが、他は皆前途遼遠・・・
未発生県が日々増える状況にならねばとても収束は覚束ないのですが報道機関が既に待ちきれなくなっているみたいなのが問題です。
こういう事態では利益を受けるグループの代弁者になってはならないのですがね~
【 追記 2020/12/20 】
新規感染者の関東比重は 815/1299 = 62.7% と高い状況にあり、関東圏は増加に転じたかに見える状況です。
2/18 2/19
445 353
新規感染者が出ていない県は又5県に落ちてしまい、潜伏期間を超えたのは秋田県の15日だけになってしまいました。
続くのは3日間青森県、2日間高知、山口、島根の合わせて4県だけ。
関東圏が保菌者うようよの状態ですからね~収束には程遠い・・・
このまま東京都が370人/日レベルで推移したのではとても解除等覚束ないのですが、これでも良く出来ましたレベルが一般的な感覚になってしまっているようです。
それに立憲民主党、コロナゼロを掲げるらしいです。 ここも同じ、これこそ無能の表れ。
毎度の反対の為の反対と同じで中身がないとしか言いようがないし、まったく現実が見えていない。 自身の党が政権担当しているとして可能な方策を掲げるならまだしも・・・まぁ、近しい仲間の合同すら纏められない連中に政策立案・運営能力等望むべくもないでしょうが。
タグ:新型コロナウイルス