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掃除機掛けの心肺負荷確認 [睡夢庵 日々徒然]

【 掃除機掛けの心肺負荷確認 】

マスクをして掃除機掛けをするとどれくらいの負荷が掛かるのかパルスオキシメータで心拍数と SpO2 で見てみました。
使用するマスクは吸気負荷が大きくなるのを覚悟で以下の組み合わせにしました。

というのもこれからの花粉シーズン、今でも咽喉から気管支がモヤモヤしているのにこれ以上炎症が出てはいやなので、自宅内でも2重構成で過ごす事にしています。
で、その呼吸への影響と血中酸素濃度への影響度を確認する意味を含めてのテストです。

☆ 使用するマスク

   ダイソウ 吸湿発熱生地マスク(中国製)  2枚組で¥500- (^^;)
      表地 : 綿100%
      裏地 : アクリル・レーヨン複合繊維50%、綿50%混紡
      耳紐部: ナイロン70%、ポリウレタン30%混紡
            耳紐は PVC のアジャスター付き
      * 洗濯再使用可能

☆ 使用するフィルター

   ヤマシン・フィルターシート(国産) アマゾン 30枚で¥973-
      素材 : ポリプロピレン 超極細ナノファイバーフィルター
      * 押し洗い若しくはアルコール消毒で5回程度は再利用可

   URL : http://www.yamashin-filter.co.jp/nano_mask/index.html

   これはアマゾンでも購入可能です。

   形状は長方形ですので、ハサミでマスクの縁よりはみ出さない様に
   カットして使います。

20210203_mask-Filter.jpg
   この状態で洗ってもほつれる事もなく再利用が可能でした。
   (今3回目ですが問題なし)


ダイソウのマスクはネットでは吸気抵抗が大きく息苦しいという評価がある様ですが、私はそれほど息苦しさは感じませんでした。
それよりも布マスクの様に内側が結露した様になって冷たくなることない事と周囲部の厚みがある為メガネの曇りもグンと少なくなりましたからメリットの方が大きかったですね。 ただ、通常の不識布サージカルマスクに比べると接触抵抗が大きく付けてます感が強いのが・・・

フィルターと同じ素材を使ったマスク2種も購入して試用してみましたが、従来使用して来た3M素材を使用したN95マスクよりも使い易かったですね。
3Mの物は微細粉塵作業用でしたので、マスク部はお椀型に成形され、頭の後ろでゴムバンドがクロスするタイプなのでお椀の縁が頬に喰い込み長時間は無理でした。
が、こちらは普通の耳掛け式ですので使い易かったですね。 スタンダードモデルは不識布マスクと同じ形状ですがちょっと厚手です。

高級品の“Zexeed”というのは独特な折り方の3次元形状ですが、サイズが合えば直ぐに意識しなくなる使い易さでした。
ただ、サイズが・・・通常のSが子供、Mが女性、Lが男性といった感覚で“L”を選んだ所、大き過ぎて上も下も漏れ(^^;)、慌てて“M”を調達してみて事無きを。

高齢者講習では運転の実技がありますので、このマスクで受けて来ました。
3M素材のN95マスクも2枚残ってはいたのですが、ちょっと仰々しいので・・・

《 結果 》

呼吸に関しては2重にした事で吸気抵抗が大きく、鼻孔に吸い付いてくる感覚が毎回生じます。
でも1階全域に掃除機を掛ける50分間ずっと装着したままでしたが、苦しいという感覚にはなりませんでしたので多分1日中でも付けていられると思います。
却って鼻の周りが暖かく湿気も感じる方が気になりますかね。

《 心拍数・SpO2 推移 》

20210203_mask_test.jpg心拍数 : 平均 100
      最低  66
      最高 125

SpO2: 平均 95%
      最低 90%
      最高 98%




心拍数が下がっている部分は台所のトースター/炊飯器置き場の掃除や空気清浄機のフィルターを掃除している等立ち止まっている時みたい。
掃除機本体を引っ張りながら腕を振っている時に心拍数が上がるみたいで結構な負荷みたいです。

最近はそろそろアレルギーによる炎症が起き始めたのか、咽喉部から鎖骨会合部下辺り迄の気管支にいつも粘液が張り付いた様なモヤモヤ感があります。
これに薬の顆粒やおかき、ナッツ類の噛み砕いた粉、七味などが張り付き咽る事が多くなっています。
痰を切ろうとしても透明な粘液がチョロッと取れるだけ・・・鼻からの流れ込みもほぼ同じ質。
色が付いていないのが救いでが、味噌汁でも咽かける事があるので少々危険な兆候になりつつ(^^;)

こんな状況ですのでこれから6月末アレルギーが軽減する時期迄、自宅内でも先の構成のマスクを着けて過ごしてみる積りです。
これですこしでも症状が軽減されれば助かりますから。

【 追記 】

この組み合わせを就寝時に使ってみた所、やはり吸気抵抗が強過ぎるのと肌との接触感が気になりました。

軽量・伸縮性に期待して素材がポリエステル、ウレタン混紡のカインズ「洗って使える立体マスク」を購入していたのですが、これが屋外で使用すると内側に湿気が溜り非常に冷たく感じ、またメガネの曇りが酷くて・・・それに生地一層だけの様で花粉症対策にもならない?でお蔵入りにしていましたが、これと組み合わせてみる事に。
(ただ、このマスク既にカインズのカタログから落ちているみたいです。 まぁ、あの屋外での口元の結露と冷感ではね~です。)

20210204_mask-Cainz.jpg

で、形状に合わせてカットしたフィルターを両面テープで中心部3㎝位を貼り付けてズレ防止にして使ってみる事にしました。
これですと鼻の周り以外はほぼ肌に貼り付いた状態になりフィット感もよく吸気抵抗もほぼフィルター分だけになり呼吸も大分軽くなります。
ただ、マスク自体に腰がない為、呼吸のたびにフィルターがヘコヘコ動き鼻孔に貼り付くのが気になりますが。
それと、メガネの曇りはノーズパッドが付いていませんので如何ともし難しですね。 隙間からだけでなく生地を通しても漏れています。

で、インプレッサの静電気対策に使ったアルミテープを5mm 幅切ってノーズパッド代わりにマスクの裏側に貼ってみた所、曇りの発生は大幅に改善されました。
丁度メガネのパッドで押えられる位置に合わせておけば・・・(^^)

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【 新型コロナ国内感染状況 】

新型コロナで職を失う又は収入が激減するという状況に置かれている皆さんにこういう表現は不適といわれるかもしれませんが、ここまで来て未だ足元しか見ないのですか?と言わざるを得ない状況の様です。 政府に何とかしろは分かりますが、デモやスト等を打った所で何の解決にもなりはしません。 むしろ、そのグループの感染リスクを上げ、廻りに迷惑を掛けかねないだけでしょうに。

最後には生活保護があるという発言が問題視されたようですが、生活者側から救援を求められる物はこれ位しかないのでは?

臨時立法で生活保護受給資格の緩和をして駆け込み寺的な援用を図る方が無作為に金をばら撒くよりも余程ましと思いますが、片方で生活者を救えといいながらこれに噛みつくのが野党なのですから救いがない。

受給条件の緩和が悪用に繋がらない様にするには、企業側がこの制度故に雇止め等を行った場合や虚偽申請を行って詐取行為を働いた場合は時効のない通常以上に重い実刑と賠償刑を含んだ罰則規定を含めて運用すればよいのでは? 企業の場合は経営側および人事担当者に対する個人ベース迄の賠償責任範囲を広げて置けば?
こういった厳罰化に反対するのも野党側、いったい誰の利益代表の積りなの?

夜の会合問題等、議員・政党もなってはいない。 野党はと言えば、議会でも未だに内閣や行政府の足を引っ張る事に注力するという愚かさ。
今遣らなければならないのは、如何にして早く収束への道筋を付けるかに立法府・行政府共に手を携えるべき時でしょうにね。
ちょっと先の選挙の点数稼ぎ? 野党さんそんな底の浅い事を未だに続けている様では解党した方がいいのでは? 国民がいよいよ浅くなった底をみていないとでも?
閑話休題・・・

早くも緊急事態制限を解けという圧力が掛り始めている様ですが、少々新規感染者数が減ったからといって解除出来る様な状況には無いことを日々の感染者発生県の数の推移が教えてくれます。 未だに第2波のピークの時期の数迄回復しておらず、ほぼ全県で新規患者が発生し続けています。

現状2週間以上新規感染者発生を見ない都道府県はなく、ほぼ毎日全で患者が発生し続けている状況です。 これは現状全ての都道府県に2週間以上感染力を保持する患者が存在する事を意味すると考えて良いでしょう。

下の図は地域別の新規感染者推移に新規患者未発生県数の推移を重ねたものです。
現在新規感染者数や陽性率、病床逼迫状況といった目先の数字で緊急事態宣言の解除を決めようとしている様ですが、これをやれば全て元の木阿弥になる事はこの図を見れば明らかです。 現状は第2波の減少期の様な状況にすら至っていない事が示されていますが、これにはどうも目が行っていないのでは?

20210206_地域別件数推移-2.png

このウイルスの発症期間を考えれば新規感染者の発生が最低1週間発生を見ない都道府県が半数以上にならない限り、収束方向には向かわないでしょう。 第2波の後の様に中途半端に解除してしまうとその時の発生件数をベースにまた急激に感染が拡大するのは目に見えていますがどうもそこを見落としているのでは?

第2波で犯したミスを又繰り返したいのか?ですね。 第2波の始まりの6月下旬では新規患者発生県は3~10県だったのです。 現状の様に43~全都道府県で患者が発生している状態でどう考えれば緊急事態宣言を解除するという発想が出るのか?

第2波の収斂期には1か月掛かって15県減少して30県前後に迄復しましたが、約2か月のせめぎあいを経て第3波に襲われる事になりました。 これに鑑みると発生県が5県前後になる迄締め付けを続けなければ何度も波を被る事になるでしょう。

栃木を除き3月7日迄期限を延長する事に決めた様ですが、特措法から罰則規定が落とされたのはやはり衆愚への忖度の最たる所。 それも野党サイドがですから、こんな有様では彼らには政党としての存在価値はありません。

台湾、ニュージーランド、シンガポール等抑え込みに成功している国の施策を学んでほしい所ですが、ベースをこれらのレベルに持っていくには東京、大阪とそれ以外の人の移動を完全に止めるしかないでしょうが、それを現在の政治家・立法/行政府には期待出来やしない(^^;)

今に至ってはワクチンが効果を発揮する事を祈る以外にはなさそうです。



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