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日本での新型コロナワクチンの承認・接種に関して [睡夢庵 日々徒然]

【 日本での新型コロナワクチンの承認・接種に関して 】

米国ファイザー社がドイツビオンテック社と共同で開発したメッセンジャーRNA型の人工合成ワクチンに関して承認申請がなされた様ですね。

米国での治験では95%の有効性が確認されたと言われていますが、幾つか問題点もあるみたいです。
1つは効果維持の為に必要な保存条件が-80℃、-70℃で輸送されたものにダメ出しがなされている様です。 これは接種現場でのワクチン保管にはちょっと厳し過ぎる条件ですね。

それとアレルギー保有者には酷いアレルギー反応が出るリスクがある点ですね。 英国でも同じワクチンの接種が始められましたが、こちらでも2件報告がある様です。

国内でも160人に対し治験が行われている様ですが、記事では販売許可が出るのは2月頃とか。 医療従事者に対する接種から始め、高齢対象者に対する接種を3月からだそうです。 高リスクの基礎疾患所持者が4月以降を目安・・・

もう、アングリ。 3か月遅れ?

英国 12/08 からや米国 12/14 から接種が始まっています。 接種開始から3週間経過すれば接種後の拒否反応等はほぼ全て出尽くすはずですし、件数比例での効果も判明し始めます。

にも拘らず従来通りの承認確認をしようというの? 3か月実施が遅れればいったい何人感染し、何人の死者や後遺症に悩まされる人が出ると思っているのか。

致死性の薬害が出るリスクが高いのならばまだしも。
季節性インフルエンザのワクチンですら韓国では多くの死者を出していますが、これとて接種後すぐに結果が出ている事です。

それよりも心配なのが供給を受ける予定のワクチンの保管・分配・輸送・接種環境の準備は出来ているのでしょうね。 一番心配なのは現場用の保管庫が準備出来るのかですね。 毎度の事ですがこれらもこれから検討なのでしょうか。 ドライアイスの昇華温度が-78.5℃なので保存箱の断熱さえしっかりしていればなんとかなるかというレベルですから、厳密に-80℃となると病院外での接種を行うとすれば専用の箱が必要です。

本当なら即日都内の中等症以上の患者を対象に活動している医療従事者から接種を始め、年始から都下の企業に出向いて接種を開始する準備をすべきと思いますが? 接種順は医療従事者、高齢者、基礎疾患保有者、しかもその開始時期に1か月以上のギャップがある。 まず抑えなければならないのは東京都という病巣でのはずだが?

それにこの順序等の決め方も門切り型なのでは? 感染拡大のキーになっているのは移動する人間ですが。

一番は保菌者に接するリスクが高い医療従事者・入院患者、介護・養護施設勤務者・入居者・利用者。 彼らはそれぞれの施設に出向き纏めて処置出来るので効率は高いでしょう。

二番目は東京都への勤務者、これも企業単位、ビル単位に接種を進める事が可能ですので効率は良いはずです。

三番目が60歳以上の高齢者及び基礎疾患保有者でこれはそれぞれの地区自治会館等に出向いて接種すべきでしょう。 これであれば流れ作業的に処置が可能ですし接種率も上げられます。 また、それぞれの接触確率を下げられる方法だと思いますし、解放環境での接種も可能でしょうから。
病院や保健所に出向かせてというのは絶対に避けるべき事です。

予約なんて事をやっていては現場だけでなく事務方にむだな業務を強いるだけで、いつになったらですから終わる?になってしまいます。
本当は唾液型PCR検査か抗体検査をした上で接種をするべきでしょうが現状ではそんな環境は構築出来そうにもない。

また培養から結果判定、書類作成・報告という工程も未だ自動検査が可能にはなっていないのでしょうね。
それに民間企業が提供する検査価格はPCR検査を敷衍させるには高過ぎます。

検査用具が「ウリエース」の様な試験紙みたいな形になり、家庭で繰り返し唾液で検査が出来る様にならない限りこのウイルスを抑え込む事は難しいのではないでしょかね。 まぁ、COVID-19だけを検出するこう言った類は無理かもしれませんが、コロナウイルス全般であれば可能性はあるのでは(^^;)

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《 新型コロナウイルスワクチンの治験結果について 》

2020/12/10 BBC NEWS 日本語版にUAEで行われているワクチンの治験結果に関する記事が載りました。

URL : https://www.bbc.com/japanese/55255512

☆ 中国医薬集団総公司(シノファーム)のワクチンについて

  アラブ首長国連邦(UAE)は9日、臨床試験(治験)の第3相で 86% の
  有効性が確認されたと発表。
  接種した人の99%に抗体が出来たらしい。 また、この治験には
  3.1万人が参加したらしいが、その詳細はUAEからもシノファーム
  からも公表されていないらしい。
  このワクチンに中国では既に100万人に接種されているらしい。

☆ 科興控股生物技術(シノヴァク)が開発している「コロナヴァク」

  インドネシアで大規模接種に向けてこのワクチンが搬入されている。
  実施のレベル/状況の記載なし。

☆ 米ファイザー/独ビオンテック共同開発品

  12/08 英国、 12/14 米国で接種が開始された。
  これは11月に行われた治験で 95% の有効性があるとされたもの

☆ 英オックスフォード大学/スウェーデンのアストラゼネカ共同開発品

  いずれも承認待ちの状態。
  有効性に関してはモデルナ製が 94.5% アストラゼネカ製が 70% とされて
  いる。

☆ ロシア製「スプートニクV」

  これもUAEで第三相の治験が進められている。 この有効性は 92% と
  いわれている。

UAEの現在までの成績は総感染者数:18万 死者:598人 だが、これらの取り組みにより感染率を下げる効果を生んだとして「国内のすべての経済、観光、文化、エンターテインメントの活動を2週間以内に再開すると発表したらしい。

上意下達、即断即決が可能なお国柄らしい対応といってもよいでしょうね。

☆ ブラジルの現状

ロイター日本語版 2020/11/24

URL : https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-brazil-sinovac-idJPKBN2832SU

ブラジルは科興控股生物技術(シノヴァク)の治験を行っており現状では
来年1月には承認する見通しと発表している。

☆ 中国の現状

  中国では7月以降海外へ向かう人等対象を限定してワクチン接種を
  治験に並行して行っており既に100万回以上に及んでいるらしい。
  12月19日国家衛生健康委員会・曽益新副主任が会見で緊急接種範囲を
  税関職員・医療関係者等感染リスクが高い人に拡大する旨発表した。

  中国では現在5種類のワクチンが第3相臨床試験中となっている。

  ただ、未だに接種対象に関する結果の報告が出ていない様だ。

☆ ロシア

ロイター日本語版 2020/11/11

URL : https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-russia-vaccine-idJPKBN27R1AE

  ロシア直接投資基金(RDIF)は11日、国立ガマレヤ研究所が開発
  している新型コロナウイルス感染症ワクチン「スプートニクV」について
  第3相治験の中間結果で感染を防ぐ有効性が92%だったと発表した。

  RDIFのキリル・ドミトリエフ総裁は非常に有効なワクチンである
  ことをデータが示していると述べた。

  治験は2回の接種を受けた1万6000人の被験者のデータに基づいて
  おり、20人の陽性が確認された時点で何人がワクチンもしくはプラセボ
  (偽薬)を投与されたか調べた。

これに関しては次の様な記事も出ていますね(^^)

URL : https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-russia-volunteers-idJPKBN28I08C

  ロシアはこう言うことをやるから皆政府を信用しなくなる。

他に朝日新聞デジタルにこんな記事も

URL : https://www.asahi.com/articles/ASNCZ02M9NCVUHBI011.html

ロシアのワクチン、安いけど…大統領も国民半数超もNO

治験結果 92% を誰も信じない(^^;)

韓国同様嘘が横行する国家ですからね~自国民からも信用されない。

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《 国内の感染状況 》

20201222_週別増減傾向.png 全体での増加率は下がっていますが、関東圏特に東京都は依然ダメですね。 減少傾向をみせているのは北海道だけですが、これも先が見えない状態ですし。 週平均増分0.1でも10日で1ですから。 やっとこのままでは1,000人/日になりかねないと脅しを掛け始めましたが(^^;)


・ 感染者数上位の状況

20201222_上位件数伸び.png

・ 地域別感染者数の推移

20201222_地域別件数推移.png

・ 関東圏の推移

20201222_関東日別発生件数.png

《 海外の感染状況 》

G7各国枕を並べて討ち死にですね。 その中でも救いがないのがアメリカ。 JHUのダッシュボードトラックの結果では1日の新規感染者数が20万超えという飛んでもない数字がここの所ずっと続いています。 それと12月15日以降回復者数が報告されなくなっていますので既に追い切れなくなってしまったのでしょう。

最初の10万人越えが11月5日大統領選挙投票日の2日後で、20万人越えが11月28日、12月3日以降はほぼ全日20万人越えと言っていい状態。
やはり大統領選挙に向かってこんな方法は一方のトランプ陣営の様な対応では選挙後悲惨なことになりかねないと言いましたが、それが現実になってしまっています。
日本の感染初期から現在迄の総量とおなじ数が毎日なのですから。 トランプはある意味悪魔的殺人者(^^) 悪意なく日々3000人以上を殺しているのですから。

でも、一寸信じられない数字ですのでCDCのサイトを見てみましたが、結果は・・・間違いなし(^^;)

実数で、総死者数30万人越え!
え?これ第二次世界大戦4年間の戦死者数を超えてない? そう、4年間の戦闘による戦死者は確か29万人位だったはず。

2020/12/18 12:16 時点での数字は

総感染者数   16,987,911   新規感染者数   230,953
総死者数      309,880   新規死者数     3,444

となっています。
大統領選挙後とんでもない事になるぞと思っていましたがまさかここまでになるとは・・・
致死率1.5%で新規感染者が20万人であれば、上の数字通り毎日3,000人の死者がこれからも出続けるのですからね~


日本も今の様にノホホンとした対応をしていたら同じ轍を踏みかねない。

● 米国におけるPCRテストの実数について

実施数: 220,332,843 件 陽性件数: 18,337,985 件 陽性率: 8.32%

2億2千万件! それに比べ日本は僅か427万件です。 米国の2%にも満たないみっともない数字なのです。

反面これだけの数をこなしても感染拡大を防げなかった事実がPCR検査の現実と実態を示してくれています。

これが示すのは

・ 検査数と感染者数の間には直接的相関関係は生じないという事。
  これはこの検査があくまで検査直前の一瞬の状態を示すだけに過ぎない
  という現れだという事。
  検査を受けたが故に感染するという事すらあり得る。
・ 検査を有効に機能させるにはどれだけ広く濃厚接触者を洗い出し得るかに
  掛かるという事。
  感染不明な不特定多数をどれだけ検査してもほとんど意味を持たないと
  いう事実がこれ。

・ 現時点では感染拡大を抑える手段は

  - 人の移動を止める
  - 他者との接触を極限まで減らす
  - マスクをしてウイルスの吸引・放散リスクを減らす
  - 手洗い、洗顔、うがいの励行       といった事位


厚生労働省、都庁だけではありません、国立感染症研究所を始めとする感染症関連の組織の対応・連携能力の低さがここに表れています。
なにかといえば日本流の会議・会議なのでしょうね。 決定権者に集中出来ず、なにかとイチャモンをつけるばかり。
皆が納得出来る即効性のある対策などあり得ません。 全体像を俯瞰的に眺め、素早く的確な対応指示が出来るかがカギなのですが・・・

戦前、戦時中もそうですが、昔から日本のテクトクラートには短期応用・展開力がないのです。

世界に先んじ、複数の航空母艦を中心とする航空戦闘群の集団的運用、戦闘機による長距離渡洋攻撃といった当時の世界の常識を超えた新しい戦術を生み出したにも関わらず、4年間そこから進歩がなかった。

対戦闘機戦闘でも同様、高出力エンジンがないとはいえ、運動性能重視から出られなかった。 相手はすぐに速度と携行弾数増・装甲強化を図り、一撃離脱で大量の弾薬を浴びせるという戦法に切り替える事位分かりそうなのに・・・ そういう場面に遭遇し犠牲を出しても第一線ですら巴戦重視からなかなか抜け出せないのが日本人(^^;)

米国は真珠湾以降日本の戦術の分析にOR手法等を駆使し、艦隊決戦という思想から脱し航空戦闘群内の空母に対する護衛戦術を確立しただけでなく、ダメージコントロールの手法を艦体設計から実運用上の手順化までをあっという間に作り上げてしまいます。 この結果、日本の艦艇であれば沈没を免れなかったであろう重損傷を受けた空母や戦闘艦を短期間で修理・復役させています。

潜水艦戦もそうですね。 第一次世界大戦でのドイツの潜水艦の戦術を理解出来ていなかったのでしょう。 まぁ、侍の国ですからね(^^;) 艦隊決戦や輸送といった現場に投入し、消耗を重ねていきます。 あらた優れた艦艇を本来振り向けるべき場面で使いこなせなかった。

現在の日本の政治家・官僚/行政組織の有様はこの当時状況と同じ(^^;)

閑話休題・・・

因みに、G7各国の状況は以下の通り(2020/12/19 13:00 JHU データ)

       感染者数      死者数      新規感染者数
米国    17,459,296(1位) 313,588(1位)  260,663(1位)
英国     1,982,828(6位)  66,640(6位)   28,560(4位)
フランス   2,499,529(5位)  60,345(7位)   16,005(8位)
ドイツ    1,470,333(12位)  25,413(14位)   31,895(3位)
イタリア   1,921,778(8位)  67,894(5位)   15,401(9位)
カナダ     499,282(26位)  14,055(23位)   6,700(21位)
日本      193,753(45位)  2,709(51位)   2,832(35位)

中国      94,823(75位)  4,763(41位)     89(107位)
共産党政権による独裁でも正しく強制手段が講じられれば、の好例ですね。 こういう面では衆愚化した民主主義は徐々に国を硬直・弱体化させていくだけ。

韓国      48,570(90位)   659(87位)   1,055(57位)
何かにつけて上目線が大好きで国名を冠する韓国らしい「K防疫」、その国民性が故にここに来て破綻しつつある様ですね。
総人口比で見た場合日本よりも悪化してしまい慌てている様ですが、こんな場面でも反日+対抗意識ですから(^^;)
常に相手に上乗りしていなければ気が済まない国民性があらゆる面で発揮されてしまいます。

台湾        759(164位)    7(166位)     2(142位)
台湾はその初動から蔡英文総統の指揮と行政組織の動きは見事でしたね。 結果がこれです。
同様島国のニュージーランドも女性首相ジャジンダ・アーダーンも見事なリーダーシップを発揮して島国という特性を活かしてここまでを乗り切っています。
ニュージーランド 2,110(154位)    25(159位)     0(148位)
                           148位同数最下位

シンガポール  58,386(86位)    29(157位)     9(137位)
シンガポールは第1波の処理には失敗しましたが、その後の対応は見事といえますね。
2020/08/01時点 52,205(40位)    27
これから約5か月で上記ですから、第1波以降の感染制御は見事。
首相のリー・シェンロンの指導力の現れでしょうね。 東京都の半分弱の人口ですが密度は20%増し位なのですから。 首長・行政組織の能力と効率の違いでしょうかね。


順位対象国および順位はJHUが扱う191か国でのものです。
日本の状況は人口、人口密度、生活密集度、移動人口・手法、老齢化率等を考慮すれば他国に比べればグンといい数字なのですがね。

でも、日本も先が思いやられます。 若年層の危機感の薄さが・・・TV等も海外の状況を日本と比べるに際し、この先の例としては上げてきませんからね。
一つ間違えば明日の我が身だとは思っていないのでしょう。 今の自分の姿勢が最大のリスクだという事に気付かない。

● 2020/12/21 において1万以上の感染者を出している国

  1位 米国     191,023
  2位 英国      36,084
  3位 ロシア     28,510
  4位 インド     26,624
  5位 ブラジル    25,445
  6位 ドイツ     20,735
  7位 トルコ     20,316
  8位 イタリア    15,102
  9位 オランダ    13,072
 10位 フランス    12,799
 11位 スペイン    11,815(19・20のデータなし)
 12位 コロンビア   11,160

【 新型コロナウイルス 世界の状況 2020/12/15 時点】

下記順位は感染者数上位75か国(中国迄)の範囲におけるもの

★ 感染者数上位
           感染者数  感染率
1.  アメリカ   16,715,260  5.0796%
2.  インド     9,906,125  0.7250%
3.  ブラジル    6,970,034  3.3026%
4.  ロシア     2,682,866  1.8392%
5.  フランス    2,447,406  3.7577%
6.  トルコ     1,898,447  2.2755%
7.  イギリス    1,893,436  2.8038%
8.  イタリア    1,870,576  3.0893%
9.  スペイン    1,762,212  3.7705%
10.  アルゼンチン  1,510,203  3.3724%

46.  日本       184,713  0.1460%

★ 感染率上位

           感染者数  感染率
1.  モロッコ     403,619  6.2910%
2.  チェコ      586,251  5.4845%
3.  ベルギー     611,422  5.2986%
4.  アメリカ   16,715,260  5.0796%
5.  カタール     141,272  4.9883%
6.  ジョージア    194,900  4.8764%
7.  スロベニア    98,281  4.7281%
8.  パナマ      196,987  4.6389%
9.  スイス      388,828  4.5258%
10.  クロアチア    178,718  4.3512%

72.  日本       184,713  0.1460%

★ 死亡者数上位(対人口)

           死亡者数  死亡率
1.  アメリカ     303,529  0.0922%
2.  ブラジル     182,799  0.0866%
3.  インド      143,709  0.0105%
4.  メキシコ     115,099  0.0902%
5.  イタリア     65,857  0.1088%
6.  イギリス     65,006  0.0963%
7.  フランス     59,182  0.0909%
8.  イラン      52,670  0.0635%
9.  スペイン     48,401  0.1036%
10.  ロシア      47,410  0.0325%

53.  日本        2,581  0.0020%

★ 死亡率上位(対人口)

           死亡者数  死亡率
1.  ベルギー     18,178  0.1575%
2.  ペルー      36,754  0.1131%
3.  イタリア     65,857  0.1088%
4.  ボスニアヘルツェゴビナ
             3,457  0.1047%
5.  モロッコ      6,711  0.1046%
6.  スペイン     48,401  0.1036%
7.  スロベニア     2,147  0.1034%
8.  ボリビア      9,026  0.1029%
9.  イギリス     65,006  0.0963%
10.  アメリカ     303,529  0.0922%

73.  日本        2,581  0.0020%

★ 致死率上位(対感染者数)

           死亡者数  致死率
1.  メキシコ     115,099  9.083%
2.  エクアドル    13,896  6.867%
3.  ボリビア      9,026  6.110%
4.  エジプト      6,966  5.681%
5.  中国        4,757  5.032%
6.  イラン      52,670  4.688%
7.  ペルー      36,754  3.727%
8.  イタリア     65,857  3.521%
9.  チュニジア     3,956  3.493%
10.  グァテマラ     4,476  3.441%

37.  アメリカ     303,529  1.816%
55.  日本        2,581  1.397%

【 ついに出ましたね、変異株 】

ここのところ欧州で猖獗しているのは変異株とか。

WHOは慰め事を言っているようですが、現在の季節性インフルエンザと同じ事になる恐れがありますね。

一般にワクチンはウイルスが特定の受容体に結合し細胞に侵入するのを阻害する様設計されまずので、この部分の変異が起きるとワクチンが効力を失う事になります。この為、季節性インフルエンザのワクチンは流行型を推定して混合型として準備される様になっていますが、これが外れると全くの効果なしになります。

これに比べファイザーのワクチンは他にも阻害機能を持つので“多分”効果があるだろうと言われているようですがはて?

英国はドーバー海峡を遮断する様ですが今更の感がありますね。 例え鎖国状態とロックダウン政策を採ったとしてもここまで感染者が増えてしまうと2か月近くこの状況を継続しない限り収束に近い状態には持っていけないでしょうし、これだけ長期では既に基礎体力を失った経済は完全に崩壊しかねない。

第1波に際して鎖国策を取り、接点において厳格な検疫策を続けている国だけが暫く感染拡大に耐えるでしょうが、さてどこまでもつか?
国内経済だけでなんとか国民生活が維持出来る所はいいですが・・・輸出入だよりの国は悲惨な事になりかねない。

日本もこういう観点で国内経済の再構築に着手すべき時期に来たのではないでしょうか。 仮想価値による膨張経済(現在の欧米流資本主義)は富者をいよいよ富ませるだけで一般民衆には何ら利益を齎しません。
ここに来ての異様なGAFAや富豪番付上位の資産の増え方をみれば・・・もういい加減に米国主導の経済を潰さねば全てを失いかねない状態に近付いていると言っても過言ではないでしょう。 米国自体が既に自壊をはじめていますがね。


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