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日本の行政組織の動きの鈍さに幻滅 [睡夢庵 日々徒然]

【 日本の行政組織の動きの鈍さに幻滅 】

Go Toの是非及び延長・中止騒動の顛末を見るにもう情けないを通り越しました。
初期の厚生労働省の大講堂?のテーブルと電話、それにメールのCC:の多さに呆れ果てたのが思い出されます。 今も相変わらずか?

この件も言い出して何日経つの? 相手はウイルスなのに・・・

都庁には感染拡大の最大のガンは東京都の感染症対策の遅れと組織としての動きの鈍さという認識がないのでしょう。
感染は東京から地方に広がっているのは間違いないのですから、自らを切ってでも感染を止めるための対応を取らなければならないはずなのに、国とのキャッチボールを未だに続けている。 まぁ、双方の下を支える組織も干乾びてしまっているのでしょうが。

日本は制度的に強制的上意下達が出来ないのは周知の事実。 ならばグズグズイチャモンを付けるのではなく独断先行では?

私の住まう埼玉県でも東部東上線、西武池袋線、西武新宿線等東京からそのベッドタウンに伸びる沿線各市部での感染者数も大幅に増え、より奥迄日々感染者が出る様になってしまいました。 これは単なる東京からの貰いだけでなく、その市部での感染が始まった事の現れでしょう。

それとメディアの報道も「自粛疲れ」だのと・・・誰の為にやってるのか? 小市民の不満を煽るような表現しかしない。 それに揚げ足取りや自国を貶める様な話題にしか飛びつかない・・・

医師会も今になってゴチャゴチャ御託を並べ始めている。 皆、危険を感じ自己保身に走り始めたのか? 何もしなかったとは言われたくない。

重慶での有様を見れば、どのような状況になるのかは医者であれば理解出来ねばおかしい。
そしてすでに10か月以上経っているのです。 中国政府は専門病院を何日で完成させた? やる気があれば日本でも出来ない事ではないでしょうに。

日本病院会に登録されている東京都の病院は216か所あり、その総ベッド数は 64,688 床あるのです。
独立棟として入院棟を持つ病院も複数存在するはずです。 その内から地区を分けて3~4棟を中・重症専用にして機材・要員を集中させる事は出来なかったのでしょかね。 一般病棟でも全体が同病の患者であれば扱いはぐっと楽になりますし、窓用クーラーの様な形状の滅菌排気システムを作ってやればなんとかなったのでは?
各地の医師会、病院会等が連携して調整すれば何とか出来たのでは?

このウイルスとの戦いはワクチンの摂取開始後、相当数に接種が行き渡りその効果が良と出る迄続く事は初手から明らかなのですから。 このバックアップの為に資金を集中する方が余程経済的損失が少なくて済んだはず。

それからCDCのファウチ所長等が「95%の国民がマスクをすれば」なんて事を言っていますが、これもバカバカしい。
人間はその行動特性上、期待行動に沿わぬ行動をする人間の割合は常に5~10%あると言ってよいのです。
アメリカ人の平均的な素養からすればこれは3割位では? とすれば、これは逆説的表現で医療システムの破綻と途方もない生贄を捧げる覚悟だと(^^)

《 2020/12/15 06:00 追記 》

“GoToトラベル、28日から1月11日まで全国一斉に一時停止”

感染拡大速度は1日2日で大きく変わるのに・・・私的空間での接触人数と外部環境での接触人数が等しくなった瞬間から感染リスクは倍増のテンポで急増するというシミュレーション結果が出ていたはずですが? 第3波では感染者数を抑え込みに失敗したと言ってよく、すでに第4波の瀬戸際に立った今の2週間の遅滞は大きい。

12月28日から1月11日? これは正月休暇期間ではないですか。 大事なのは今日から正月休暇に入る迄に感染者数を減少方向に向け得るかどうか。
ここで減少方向に転ずれば2週間の正月休暇が有効に働き大幅な減少に導ける可能性があったのに・・・

一番リスクが大きい若年層が羽目を外しかねないクリスマスを抑えないなんてのは・・・
観光・サービス業界からの風当たりを躱し乍ら、対策をちゃんと取ったという実績作りとしか思えない。

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☆ YAHOO! ニュース より

《 新型コロナの症状、経過、重症化のリスクと受診の目安 》
               2020/12/04 08:17 忽那賢志/感染症専門医

URL : https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20201204-00210768/

この記事には新型コロナ/インフルエンザ/風邪/アレルギー(花粉症)で現れる
典型的症状を併記して図示してあります。

今一番知っておくべき事なのでしょうが、この資料迄は一覧性のある物に
出会っていませんでした。

ただ、入院・死亡リスクについては元データが米国CDCのものですので
これよりは少し低くはなるでしょう。

2020/12/13 時点での致死率    米国 1.841%  日本 1.373%
18-29歳基準で 65-74歳のリスク     90倍    約70倍?

それでも若年層の70倍ですからね~

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《 国内の状況 》

・ 空港検疫 渡来先国別感染者数

20201215_空港検疫-入国別.png

・ 空港検疫 日別感染者数捕捉実績

20201215_空港検疫捕捉.png

・ 上位都道府県の状況

20201215_上位件数伸び.png

・ 地域別発生件数推移

20201215_地域別件数推移.png

・ 新規感染者・死者推移

20201215_感染・死亡者数推移.png

《 感染者数上位4か国の推移 》

20201215_10万当たり.png

《 欧州の感染者数推移 》

・ 西欧

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・ 北欧

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・ 東欧

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