SSブログ

バッテリー異常消費問題解決策の模索と iOS 14.2 の導入 [睡夢庵の電脳環境]

【 バッテリー異常消費問題解決策の模索と iOS 14.2 の導入 】

★ iOS 13.7 以降における手持ちの iPhone 6s での問題点の整理

1. 夜間に実行する睡眠/いびき監視ソフトでのバッテリー異常消費/端末発熱
 - アプリ実行時のベースのバッテリー消費が1割近く増えている疑いあり
 - 「Sleep Meister」では2倍近く消費する様になっている。
   13.7 ~ 端末リセット&14 ~ 14.0.1 ~ 14.2 と症状が悪化し100%
   再現する状況になってしまった。
2. 夜間のアプリ実行後アプリ画面で Wi-Fi マークが出なくなる。
   13.7 以降確実に発生する様になったが 14.2 で2日間症状が消えたが
   11/14 朝再発した。
3. 電源投入後の Wi-Fi レディ迄の時間の増加しかも徐々に伸びている?
4. インストール不能及び異常動作するアプリの発生
 - 端末リセット&14 導入後「もあテレビ」のインストールがチャンネル
   サーチでループしインストール不能
 - 「Decibel Ultra」は起動後しばらくすると「バックグラウンド」に
   なり、実行不能
  etc
5. iOS 14 以降電源再投入で「バッテリー充電の最適化」スイッチが
  強制的にオンにリセットされる。
6. iTunes で mp3 ライブラリーを転送したが、端末初期化前の様に
  アルバム単位に曲がならばなくなった。

〇 2020/11/14 時点で解決出来たもの

・ 6.に関しては ID3v2 タグのアルバムアーティストに半角英字で
  アーティスト名をセットする事で解決した。
  ただ、全角漢字/半角カタカナで正常に処理された物も僅かに存在した
  理由が未だに不明。

iOS 13.7 で充電後2晩目の夜間で必ず異常消費が起き、端末が発熱するという状態が2サイクル続いたので、Apple のサイトを初めネット上でこの種の状況への最終対応手段として挙げられている「端末リセット」と「バックアップ」からの復旧にチャレンジしてみたが、結局の所データの一部消失や音楽ライブラリの構造がアルバム単位に構成できない、インストール不能・動作異常を起こすアプリの発生等寧ろ問題を悪化させただけに終わり、状態の再確認等無駄に時間を過ごしてしまった。

以下はバッテリー異常消費の状態遷移です。

《 iOS 13.5.1 と iOS14 になってからの推移 》

20201019_6s_iOS14-0-1_3.jpg

《 iOS 14.0.1 での推移状況 10/30 ~11/04 》

20201104_6s_iOS14-0-1_Bat.jpg

上図は10月30日~11月4日迄の夜間のバッテリー消費の状態。
11月2日分は10月31日就寝前に充電した状態から2晩継続した結果。

《 11/05 ~ 11/06 と単独動作での確認 11/07 ~ 11/09 》

20201109_6s_iOS14-0-1_Bat.jpg

満充電から電源再投入後の動作で2日続けて異常消費をし、端末本体も暖かくなっている状況になった。
iOS 13 後半での異常動作時に2つの単独動作での消費は確認していたし、此処まではアプリ単独で異常を生じているとは思って居なかったがもう一度切り分けをしてみる事にした。

「熟睡アラーム」単独では2日連続で問題はないが、「Sleep Meister」は単独でも11/9-10 2日とも正常時の並列動作以上に消費しており、明らかに異常動作をしている。
しかし、「Sleep Meister」の最終更新時期は3週前となっているので 10/20-10/26 迄の間であり、この時点では異常の連続発生という事は起きていないので主因は iOS 側にあると思わざるを得ない。
ただ、「Sleep Meister」の更新履歴では1か月前の更新理由に iOS 14 への対応という項目があるのでトラブルに繋がる要素は持っているのかもしれない。

で、「熟睡アラーム」に関しては Android 版もあり、こちらにはマイクのゲイン調整があるので Redmi Note 9s で「Sleep」と並行動作させてみる事にした。
11/09・10 朝の確認では双方正常に動作しており、バッテリー消費も僅か3%に過ぎなかったので「Sleep Meister」の安定動作が確認される迄、当面 Note 9s を使う事にした。 健康管理関連のアプリには 「Sleep Meister」以外は Android 版があるので移行する事にしてデータ類の移動に着手する。

ただ、どのアプリも良くて自身のサーバー経由での機種移行等に備える同期的なもので、保存しているデータをファイルとして外部保存出来るものはほぼ存在しないのでやはり手操作ででも外部に自身でファイル化しておいた方が無難。
それに iPhone では「端末リセット」と「PCでのバックアップからの復旧」を行っても、ファイルとして外部から取り込んだや音楽ファイルはすべて消失したのでやはりアプリを含め自らの手でデータの管理が出来ないスマートフォンに頼るのは・・・え?クラウドを使えば問題はないはず・・・まぁ、AGFAやマイクロソフトやクラウドサービス提供会社を信用出来る方はね(^^;)>

《 今後の対応 》

iPhone 12 mini が2020/11/13 に発売されるが、再度動きかけた食指も今後もこの状況の繰り返しになるかと思うととてもあの値段を叩く気にはなれず、端末更新は見送る事にした。

2020/11/11 iOS 14.2 に更新してみたが前出の問題点は何れも解決されなかったので、いま時点では現行 iOS への信頼度は地に落ちた。
この結果により、日常処理に関しては全面的に Redmi Note 9s に移行する事にした。

基本的な数値データに関しては Windows 10 上で表ソフトに取り込んであるので、日毎の経時的図展開分を諦めれば問題はない。


で、iPhone 6s は外出時の電話用およびネットサーフ、地図・経路検索、音楽再生用と Android 版がない音響、建築、コンパス類の計測系アプリ用で使う事になる。

健康管理系のアプリに関してはすべて Redmi Note 9s で管理する事にする。 これであれば4~5日充電する必要はないし、画面が大きくなるのでその分老眼には優しい・・・

《 redmi Note 9s へのデータ移行可否 》

☆ 移行可能なアプリ

 - 熟睡アラーム   アカウント登録で無償提供サーバー経由でデータの
            移行が出来た。
 - 血圧ノート    移行/バックアップの手順があるので移行出来た。
 - Wear Heart    サーバーバックアップが提供されており、たぶん
            N58 の S/N で同期が取られる様で N58 に接続する
            だけで自動的に同期が取られる。
 - いびきラボ    プレミアム(有償版)なのにバックアップサービス
            は別建て年会費を払えらしい(^^;) そのレベルか?
            数値データは展開済みで、いびきは録音があるので
            移行は不要(多分今後は熟睡アラームで代用可)
            アプリは Android 版も存在するのだが・・・

★ 移行不能なアプリ

  Android 版が存在しないもの/同期機能が提供されないもの

 - Sleep Meister   Sleep というアプリで代替
            就床/睡眠/入眠/トイレ回数/深睡眠率/睡眠効率は
            展開済みなので消失しても問題はない。
 - H-Band      同期/エクスポート機能はないみたい。
            アプリ上の記録当日を含め3日分だけ。
            これで見ているのは睡眠情報だけなので消失しても
            問題はない。 心拍・血圧は精度がないので異常が
            ある部分あれば画像で保管の積りだった・・・
            過去異常検知はないので消失しても問題はない。
 - Ring O2      同期機能の提供がない。
            月初1週間計測しているが、これは画像で保管済み
            かつ必要な数値は展開済なのでまぁ良いか・・・

その他のデータについて

・ 音源        もともと音源は Windows 10 PC 上で管理・作成
            しているので問題はない。
            現物保持派なのでネット上で購入はまずしないし。
・ 写真・キャプチャ  キャプチャー物と写真とで別け、端末・カメラ別に
            月単位のフォルダに転送保管するので、端末上の
            画像や動画が消失してもまず問題はない。
・ 文書類       この種の端末上で要保管文書を作る事はない。
            端末上に保管している物は Windows 10 上で作成
            した参照用の暗号化PDFか機材類のマニュアル、
            診療データ類なので消失しても問題はない。

という状況で 2020/11/13 時点で上記の状態で一応移行を完了させた。

Redmi Note 9s でも従来から同じアプリを夜間走らせていたが、これ以外の H-Band、WearHeart、血圧ノート等も走らせる様になったのでやはりバッテリー消費が増え、5日+もっていたものが4日に短縮した。 今の所3本のアプリは双方でデータを拾っているので、Bluetooth の切り替えで余分に消耗しているのだろう。

《 iPhone 6s/iOS 14.2 最終状況確認 》

iOS 13.7 以前は同じバージョンのままでパッチが当たっていたのか症状の改善を見ていましたが、iOS 14 以降は状況は劣化することはあれ改善を見る事はありませんでした。
で、2020/11/20 最後の望みを賭けて「Sleep」、「熟睡アラーム」を夜間スリープ状態でバックグラウンドで並行動作させてみましたが、最後の確認状況から変化はありません。

● 21:27 73% → 04:07 31% 6時間40分 で 42% 消費
                最良時のほぼ倍の消費
● Wi-Fi マークが出なくなる現象も再現 これは電源再投入で解消するのは
  同じだが Wi-Fi 接続確立迄の時間はより掛かる様になった。
  パスコード入力後 Wi-Fi マークが出るまでに、「設定」で確認をし、
  ホーム、アプリでも出ていない事を確認する位の時間が掛かった。

Apple は懲りていない様です。
旧型でのバッテリー劣化を胡麻化すためにOSに小細工を仕掛け性能を落としていた事がバレて集団訴訟を喰らい多額の補償金を出して和解したはずですが・・・今回は“性能を維持するとバッテリー消費量が増える”とでも言って「旧型の買い替えを促進する目的」と言われた事を逆手に取る気なのでしょうかね。

これで iPhone 6s は外出時の持ち出しと計測系のアプリ専用になる事が確定です。
OSの更新の度に再確認はしますが、すでにデータが Note 9s 側で蓄積し始めていますから・・・

当然ですが iPhone 12 mini の購入見送りも決定しました。
それに今回のコロナ騒動の影響かもしれませんが、タッチパネル感度の問題も加わりましたし。
どこの調整をミスかですが、そのままでリリースしてしまった様です。
もしハードなら回収でしょうし、ハードの問題を OS で無理やり対応したとすればこれもまたですからね。

----------------------------------------------------------------------

《 国内の新型コロナ感染状況推移 》

・ 空港検疫で捕捉された感染者

20201122_空港検疫捕捉.png
  第2波の時期に比べここ2週間有症状感染者が増え始めています。
  出国時にPCR検査を受けて陰性保証を受けた人の入国時検査で感染が
  確認されるケースも増えて来ており、この目的ではPCR検査に有効性が
  ない事も明らかになっています。
  検体取得部位が鼻粘膜や咽喉部という事、感染から発症迄の期間が3日
  以上ある事等を考えれば当然の結果でしょうね。

・ 上位都道府県の感染者数推移

20201122_上位件数伸び.png
  この立ち上がり状況と第2波を比べてみればあと2週間、現状の感染者数
  前後で推移すれば最良、悪くすれば2~3倍に増えても不思議ではない
  ですね。 第2波と同じであればこれが5週続き兼ねない・・・
  2波は東京都という癌が1つだったのが、第3波では北海道(札幌市)、
  大阪府等転移巣が増えてしまいましたから。 その他神奈川県(横浜市)
  兵庫県(神戸市)等も元々素性が良くないし・・・

・ 地域別感染者数推移

20201122_地域別件数推移.png

20201122_週別増減傾向.png・ 週間増減傾向

前週に比べ50%増が続いています。 早くマイナス方向に倒れて呉れる事を祈るばかり。 でなければ4~5千人/日という悲劇的な事に・・・

ついに47都道府県中43県で患者が発生する状況になりました。 6月21日以降で患者発生日数が少ない県は当初は岩手、山形と東北地方でしたが、島根の18日/150日、感染者が最も少ないのは依然として山形県という状況です。

この第3波を高くするのは北海道、関西、中部、特に北海道がカギ。 これから冬に向かって雪に降り込められる地域は換気も難しくなるので要注意です。

それにここに来て海外からの空港検疫感染者の有症率が急に上がって来ています。
海外の感染拡大や死亡率の状況、このウイルスの有症率及び発症期間を考えるとやはりGoToや入国条件緩和は早過ぎた。 今になって見直し等と言っていますが一体どこが言い出した事なのか。 経済のこれ以上の減速を恐れての事でしょうが、再度締め付けをせねばならなくなる事での逆効果の方が寧ろ大きく経済にダメージを与える事になりそうです。

こういう事態では短期的かつ社会忖度的な対応では寧ろ傷を深くする事をニュージーランド、オーストラリア、シンガポール等が数字として示しています。

日本の場合は過去の感染症対策への退行的対応と発生以降の行政の対応力の欠如が現状を生んでいると言えるでしょう。
既に10か月を経過しながら、現状の感染者数で対応病床が足りない、医療崩壊寸前といった状況という・・・どこもかしこも他力本願、ギリギリになって何とかしてと悲鳴を上げている。 全てに何とかなるだろうと目先だけを見て全体を俯瞰的に捉えた対策を疎かにした結果なのでは?
しかし逆行する施策の結果にしては現状の感染者数の伸びは未だ少なくて済んでいるのではないでしょうか。

欧米と同様の条件であれば、既に5000人/日を超えていても不思議はないのでは?
国民の自己抑制により救われてはいますが、~5%程度の跳ねっ返りがいますから積極的防疫策が講じられない現状では現状が最良の状態なのかもしれません。

検査体制や医療現場の充足度をみれば、米国やドイツ、フランス、イギリス等は日本より遥かに充足した感染症対策を採っていたはずですが、そのドイツですら3万人/日を超える感染者が出始めています。

違いは国民性、何かといえば個人の権利を声高に唱え、すぐにデモをしたがる欧米はこれで感染者を際限なく増やすのでしょう。 米国民は自分にしか興味がない愚かな大統領を選んだ結果と自らの個人(利己)主義により、大統領選終了後急速に感染者を伸ばす事になるのは間違いなさそうです。

感染者数増加を抑えるには、収斂期にどこまで発生感染者を抑えきれるかで次の波を被るかが決まります。
現状第1波で1桁迄抑え込んだ所は第2波も小さく短期で済んでいますし、その後も同様でしょう。

日本の場合は第2波後を500人/日程度迄しか抑え込む事が出来ていませんし、それまでに掛かった時間も長過ぎました。
これは多くの無症状保菌者を野放しにした事の現れですから、サチッた処から2週間辺りから再度立ち上がり始めるのは当然。
この間、最も多くの感染者を出している東京都が検査数をピークで維持して逃した無症状感染者を浚う努力をしていませんでしたしね。

結果として北海道/神奈川/大阪/兵庫等新たな転移巣を作ってしまいました。

《 欧州の新型コロナ感染状況推移 》

・ 西欧

20201122_西欧.png

・ 北欧

20201122_北欧.png

・ 東欧

20201122_東欧.png

欧州は一部収斂方向に進みかけている所がありますが、どこまで新規感染者を抑え込み得るかが来年の様相を決める事になるでしょう。 ただ、感染率/発症率何れもが上昇している現状では好転する要素が見付りません。


共通テーマ:日記・雑感