感染者推移/宣言解除に関して [睡夢庵 日々徒然]
【 感染者推移/宣言解除に関して 】
早くも「緊急事態宣言」の解除を期待する声が出ている様ですが、急ぎ過ぎると最早収拾不能な感染拡大を招きかねません。
このウイルスの感染に関わる特性は
・ 潜伏期間(発症までの期間) 1~14日 平均5.8日最長3週間
・ 感染力が高い期間 0.5~8日 最高点は発症前1日
・ 感染力(基本再生産性)が強い 3.3~5.5(WHOは~2.5と予測)
・ 最短入院日数 22.5日(有症状の場合の入院期間)
・ 最長入院日数 69日以上(クルーズ船患者の場合)
・ 日本における重症化率 約3.5%
・ 現状の治癒判断基準 発熱等の症状が消えて24時間後に
PCR検査を実施陰性が確認されたら
24時間後に再度検査をし陰性で
あれば治癒と見做す。
見做すという点が重要です。
・ この時点で2種の抗体が出来ている人でも喀痰検査をすれば
約50%からウイルスが検出される事が韓国で確認されている。
・ 韓国での現状の再発率は2.7%になっている。
以上、現在の治療は菌の駆除ではなく対症療法で症状の消失をもって
治癒としているだけという事。
クルーズ船の例では、感染者総数 :712名
内無症状 331名(46.5%)
治癒退院数 :649名
内無症状 :295名
死亡 : 13名
治療中(重症): 4名
重症から改善 33名 内29名退院
以上から未だ治療中 : 46名
取得出来た数値は以上の範囲なので、PCR検査時無症状からどの程度
発症したかが不明です。
クルーズ船からは2月19日~23日に掛けて未感染の乗客が下船を
完了しています。
船上での検疫は2月5日~19日にかけて行われており、感染患者は
この間に各地の病院に搬送され、治療を開始しています。
にもかかわらず現時点でも入院中の患者がまだ46名残っていると
いう事は、最短で見積もっても2月19日~4月28日を経過した
患者がいる事にります。 これは69日を経過しても治癒しない患者が
6.5%にも上る事を示しています。
重症患者については死亡者、現重症治療中、改善者を合わせた50名と
なり7.02%に当たります。
厚生労働省が発表している国内感染者の重症化率に比べ倍ですが
クルーズ船乗船者の年齢構成を考えれば当然でなのかも。
2番目の「地方別感染者数推移」を見ると近畿圏と北海道が本来減少するはずの休日に件数が増えるという現象を初めて出しています。 これは少し危険な兆候の可能性があります。
北海道も一時ほぼ平坦になりつつあり、最初に収束期に入るかと思ったのですがここの処増加を見せ、く不穏な動きをしています。
それと毎週末は病院、保健所、検査機関、お役所もお休みですから急激な低下をみせるのは当然でこれから先がどこまで落ちて拮抗するか。 0維持は無理でしょうから、各県1~2件になってくれればです。
東京の感染率は0.01%程度ですから、無症状感染者が感染者と同数いるとしてもとても「ニューノーマル」に成り得る抗体保有者は存在しません。 ちょっと油断すると元の木阿弥になりかねない状態が続くと思わねばなりません。
潜伏期間から考えて2週間下降が続いて発生を見ない日が出る様になって初めて収束期に入ったと言えるのでしょうから、関東・関西圏に関しては少なくとも後2週間は我慢してやっと賭場口に到達というところではないでしょうか。
どう考えても現状の状態で全国一斉に「緊急事態宣言」を解除するというのはありえませんね。
早くも「緊急事態宣言」の解除を期待する声が出ている様ですが、急ぎ過ぎると最早収拾不能な感染拡大を招きかねません。
このウイルスの感染に関わる特性は
・ 潜伏期間(発症までの期間) 1~14日 平均5.8日最長3週間
・ 感染力が高い期間 0.5~8日 最高点は発症前1日
・ 感染力(基本再生産性)が強い 3.3~5.5(WHOは~2.5と予測)
・ 最短入院日数 22.5日(有症状の場合の入院期間)
・ 最長入院日数 69日以上(クルーズ船患者の場合)
・ 日本における重症化率 約3.5%
・ 現状の治癒判断基準 発熱等の症状が消えて24時間後に
PCR検査を実施陰性が確認されたら
24時間後に再度検査をし陰性で
あれば治癒と見做す。
見做すという点が重要です。
・ この時点で2種の抗体が出来ている人でも喀痰検査をすれば
約50%からウイルスが検出される事が韓国で確認されている。
・ 韓国での現状の再発率は2.7%になっている。
以上、現在の治療は菌の駆除ではなく対症療法で症状の消失をもって
治癒としているだけという事。
クルーズ船の例では、感染者総数 :712名
内無症状 331名(46.5%)
治癒退院数 :649名
内無症状 :295名
死亡 : 13名
治療中(重症): 4名
重症から改善 33名 内29名退院
以上から未だ治療中 : 46名
取得出来た数値は以上の範囲なので、PCR検査時無症状からどの程度
発症したかが不明です。
クルーズ船からは2月19日~23日に掛けて未感染の乗客が下船を
完了しています。
船上での検疫は2月5日~19日にかけて行われており、感染患者は
この間に各地の病院に搬送され、治療を開始しています。
にもかかわらず現時点でも入院中の患者がまだ46名残っていると
いう事は、最短で見積もっても2月19日~4月28日を経過した
患者がいる事にります。 これは69日を経過しても治癒しない患者が
6.5%にも上る事を示しています。
重症患者については死亡者、現重症治療中、改善者を合わせた50名と
なり7.02%に当たります。
厚生労働省が発表している国内感染者の重症化率に比べ倍ですが
クルーズ船乗船者の年齢構成を考えれば当然でなのかも。
死者発生県における致死率 | |
地方別感染者数推移(3/13以降) | |
上位9県感染者累積 | 関東7県日別感染者数 |
2番目の「地方別感染者数推移」を見ると近畿圏と北海道が本来減少するはずの休日に件数が増えるという現象を初めて出しています。 これは少し危険な兆候の可能性があります。
北海道も一時ほぼ平坦になりつつあり、最初に収束期に入るかと思ったのですがここの処増加を見せ、く不穏な動きをしています。
それと毎週末は病院、保健所、検査機関、お役所もお休みですから急激な低下をみせるのは当然でこれから先がどこまで落ちて拮抗するか。 0維持は無理でしょうから、各県1~2件になってくれればです。
東京の感染率は0.01%程度ですから、無症状感染者が感染者と同数いるとしてもとても「ニューノーマル」に成り得る抗体保有者は存在しません。 ちょっと油断すると元の木阿弥になりかねない状態が続くと思わねばなりません。
潜伏期間から考えて2週間下降が続いて発生を見ない日が出る様になって初めて収束期に入ったと言えるのでしょうから、関東・関西圏に関しては少なくとも後2週間は我慢してやっと賭場口に到達というところではないでしょうか。
どう考えても現状の状態で全国一斉に「緊急事態宣言」を解除するというのはありえませんね。