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新型コロナウイルス関連の情報サイト紹介 [睡夢庵 日々徒然]

【 新型コロナウイルス関連の情報サイト紹介 】

北海道はなんとかまだコントロール下にある様ですが、東京都は20日、大阪
は24日、神奈川26日、埼玉、愛知、千葉、兵庫は27~30日にタガが
外れてしまった様でほぼ定率の放物線を描き始めました。 これでこれから
最低限2週間はこのテンポでの増加が続くでしょう。
感染者数の世界での順位も4日31位になりましたが、翌日から反転し今日
4月12日には25位と急速に順位を戻しています。

皆楽観的に過ぎましたね。 今のレベルの制限であれば最低限2週間前に
発動していなければ・・・もはや愚痴っても仕方がありませんが。

こうなったら2週間東京圏、愛知圏、大阪圏、福岡圏への交通遮断しかない
のでは? 小出しな対策ではもう歯止めは効かず傷を広げるだけでは?

誰もが皆世界で起きている事を映画の中の1シーン位にしか捉えていない
のでは? 直接の現場は知りませんが、医師会等既に戦闘状態にあるはずの
組織のトップの反応が今一つ掛け違っている感じが否めません。

関東1都6県の昨日の発症者合計が396名です。 クルーズ船や空港検疫
等でのPCR検査での無症状率は6割前後、感染率を1.1、発症迄を
14日と仮定するとラフに見積もっても現在関東圏だけで2.1万人の保菌者
が生まれると考えられます。 現実にはこれ以上・・・

昨日の発症者が396名いるという事は、2万人強の感染者が生まれその内
約1万人がこれからの2週間に関東だけで発症して行くという事を意味して
いるのです。 しかもこれらの患者はその間感染を拡大して行くのです。
徹底した行動制限を掛けなければならない理由はこの1点。

イタリアは3月9日、スペインは3月14日、フランスは3月17日、
ドイツは3月18日に事実上の都市封鎖を発動しましたが、未だに毎日4千人
以上の感染者を出しており、何れもこれを継続しています。
これらの国ではバーや飲食店は全て営業停止ですし、家から出るには許可証が
必要でありそれも原則食料買い出しや病院・医薬品の調達と理由も限られ
1回1名、ハーティー・集会なども禁止、かつ罰則が付き3度違反すれば
刑務所行。 監視は既に警察から軍隊に切り替わっている所が多いみたい。
まぁ、戒厳令と同じ状態です。

日本ではこれだけの強制力を持った処置は取れない所が大きな弱点となって
いる上に日本人全てがもはや弛んでいるとしか思えないレベルになってます。

国内のメディアや政府機関が海外の状況を正確に把握出来ていないのが最大の
ガン。 素人が傍目から見てイライラしても仕方がありませんがね~

これでは一部の医師や学者が言っている様に国民がこのウイルスを現在の
季節性インフルエンザと同じ様に受け入れる迄感染騒ぎは収まらないのかも。

とすれば、季節性インフルエンザで年間死者は4千人弱、通年流行を続ける
これだと一体毎年何人死ぬ事になるのやら・・・

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このブログを使って新型コロナの推移や気になった事項を拾い集め記録して
きましたが、これから先は多分精神衛生上よろしくないニュースばかりになる
でしょう。
故に4月11日迄で2月6日の文章記録の更新は終了する事にしました。

もしご興味があれば、ブログ履歴一覧からどうぞ。
公開のつもりではなかったので 2020/02/06 に固定したまま中身を書き換えて
いました。


ここに記載する一覧は

・ 国内の状況把握と日々の数の変化を把握する為のもの。
・ 新型コロナウイルスに対する対応法に関するもの。
・ 医療従事者向けの情報の一部、興味を引いたもの
・ 日本における感染者数推移のシミュレーション例
・ PCR検査についての考察

といった辺りになっています。


《 厚生労働省関係 》

▽ 新型コロナウイルス感染症について

  関わるほとんどの情報にここからアクセス出来ます。

URL : https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

▽ 報道資料

  「新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について」
  を集約したページで毎日更新されますが、数値が前日若しくは前々日の
  正午と古いのが・・・

URL : https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00086.html


《 外務省関係 》

  トップにコロナウイルスに関する内部情報リンクが用意されています。
  各国の1万人当たりの感染者数といった情報もあります。
  まぁ、今海外に出ようという方はいないとは思いますが。

URL : https://www.anzen.mofa.go.jp/


《 国内の感染者に関する数的情報に関する物 》

・ NHK NEWS WEB

  当日朝の状況に一番近いのはこれですが、発表情報が羅列される中から
  見つけなければなりません。 またただ文章と行羅列ですので見辛く
  再整理したくなります。

URL : https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/latest-news/

  都道府県での発生公表毎にポップアップが用意されています。

・ 読売新聞デジタル版

   画像ですが表化されたものがあります。 こちらは締切がNHKより
   早く値はずれます。 だだし、ページが固定されていませんので
   さがさねばなりません。 ものは新聞本誌朝刊掲載と同じもの。
   新聞休刊日には掲載されないのかも?

・ 東洋経済ONLINE

   こちらはグラフ化されており日発生別と累積の2種が用意されている。
   その他、年齢別に死亡/重症/その他/無症状/確認中を重ねたグラフも
   用意されています。

   死者に関して他の新聞各紙と比べ大きいですが、これは厚生労働省の
   報道資料「新型コロナウイルス感染症の現在の状況について」に準拠
   している為の様です。

   都道府県については県を選択すると感染者/退院者/死亡者/PCR検査
   人数の発生日別と累積の2つが用意されています。
   前日12時時点のデータなのでズレはあるが一覧出来る情報が多い。
   CSVファイルも用意されるがUNIXサーバーのディレクトリ?が
   表示されるのでちょと敷居が高いかも。

URL : https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/

・ 時事ドットコムニュース   2020/04/13 追記

   日本地図上の都道府県が感染者数で色分けされており、マウスで
   ポイントすると感染者数と死者数がポップアップ表示されます。
   NHKと少しずれはありますが、前日一杯で締めている為でしょう。

URL : https://www.jiji.com/jc/tokushu?g=cov

・ 都道府県別新型コロナウイルス感染者数マップ

  選挙コンサルティング会社ジャッグジャパン株式会社が提供するサイト。

  こちらは症例データをベースかつ陽性確定日基準で整理されるので各日の
  件数が数日間ズレる。 こちらは受診地と居住地で件数をしる事が可能。
  また、各症例のデータソースへのリンクが用意される。
  一応自動更新を30分毎にする事になっているが・・・
  形態は次のJHUのサイトと同じソフトで構築されているので見た目が
  同じ。
  ここには全症例を網羅したCSVファイルがあるのでこれを使った解析も
  可能。

URL : https://gis.jag-japan.com/covid19jp/


《 海外の前日の国別感染者発生状況を提供するサイト 》

▽ 全世界の感染状況を提供するサイト

  ほかにもあるがこちらはアメリカ、カナダ、オーストラリア、中国に
  ついてはある程度詳細な所迄分類される。 上の物と同じソフトなので
  見やすく出来ている。 提供はジョンズ・ホプキンス大学。
  更新は不定期。30~3時間に1回? データ更新があった場合だけ?

URL : https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6

  このページの中央下の枠内にWHO等国際、国家機関他の情報サイトへの
  リンクがあります。


《 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する対応策について》

▽ 一般社団法人 日本環境感染学会から

  一般市民向けから福祉施設、医療従事者向けの対応ガイドが出されて
  いますので、関係があるものは一読されては如何かと。

URL : http://www.kankyokansen.org/modules/news/index.php?content_id=328

  ここには英文ですが中華人民共和国衛星健康委員会が作成した診療ガイド
  が掲載されています。


《 知識として見ておくのも一興なサイト 》

▽ インフルエンザによる死亡者数の推移

この種の纏められた情報はすくないですが、下記に 2018 年迄のものがありましたので参考迄。
直近の所では毎年千人以上の方が亡くなっている様です。

URL : https://honkawa2.sakura.ne.jp/1955.html


▽ 新型コロナウイルス治療に従事する医療機関向け資料

  浙江大学医学院付属第一医院がまとめた医療機関向け

  「新型コロナウイルス感染症対策ハンドブック」

URL : https://pdf-intl.alicdn.com/Handbook%20of%20COVID-19%20Prevention%20and%20Treatment%20(Standard)-Japanese.pdf?spm=a3c0i.14138300.8102420620.download.6df3647f7hbJIe&file=Handbook%20of%20COVID-19%20Prevention%20and%20Treatment%20(Standard)-Japanese.pdf

関連記事URL : https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00113/033000007/?P=1


▽ 自衛隊病院 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)104症例のまとめ

記事
  URL : https://www.yomiuri.co.jp/national/20200324-OYT1T50235/

  自衛隊病院 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)104症例のまとめ
  URL : https://www.mod.go.jp/gsdf/chosp/page/report.html


▽ キャノングローバル戦略研究所    2020.03.11[マクロ経済] コラム
  続・新型コロナウイルス感染症との闘い-感染拡大とPCR検査の保険適用

URL : https://www.canon-igs.org/column/macroeconomics/20200311_6289.html

  PCR検査の功罪が見えてきます。 特異性問題(偽陰性)の存在。
  見逃された陽性患者が大手を振って歩きまわるリスクの存在について
  語られています。

▽ 論座 政治・国際より

・ 医療制度から考える新型コロナ危機
  イタリアが「医療崩壊」を招いた三つの遠因が見えてきた

  イタリア、スペイン、イギリスの新型コロナとの闘いを
            医療制度から読み解く(1)

  石垣千秋 山梨県立大学准教授

URL : https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020040400004.html?iref=pc_ss_date


▽ RESEARCH ARTICLE
  Phylogenetic network analysis of SARS-CoV-2 genomes

  4月7日「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」に掲載された COVID-19 の
  感染経路に関する合同研究が発表された様です。

記事URL : https://www.recordchina.co.jp/b797589-s16-c10-d0000.html

PNAS Page URL : https://www.pnas.org/content/early/2020/04/07/2004999117

掲載内容 PDF : https://www.pnas.org/content/pnas/early/2020/04/07/2004999117.full.pdf

  記事によると新型コロナウイルスは数回の変異を経ており、最も原始的な
  株がアメリカとオーストラリアで多数発生しているのだそうです。
  2019/12/24~2020/03/04 までの世界各地で得られたウイルス遺伝情報を
  利用してこれには3つのタイプがあることを突き止め、Aタイプ、
  Bタイプ、Cタイプと呼んでいます。
  Aタイプははセンザンコウや蝙蝠から検出されたものに最も近く、これが
  2回の突然変異を経たものがBタイプでこの変異型がCタイプという。

  Aタイプは武漢市に滞在していた米国人から検出されており、これは
  米国、オーストラリアで多くの感染者から検出されます。
  武漢を含む東アジアで蔓延しているのはBタイプたどいうことです。
  他地域ではほとんど検出されないのでこの地域の人は抗体を持っている
  のではないかという説も出ているそうです。

  欧州で流行しているのはBタイプから派生したCタイプで、これは韓国、
  香港、シンガポールでも検出されているらしい。

  このウイルスが人類に最初に拡散したのは2019/09中旬~12初めとして
  いる。


《 日本での感染拡大状況のシミュレーション等 》

▽ 都道府県ごとの感染者数推移についてのシミュレーション報告

  横浜市立大学データサイエンス学部佐藤彰洋教授のCOVID-19(新型肺炎)
  の感染拡大抑止に関する研究・検討資料内容を共有するページです。

URL : https://www.fttsus.jp/covinfo/

  日本における感染拡大と対策による効果についてのシミュレーション結果
  が公開されています。

URL : https://www.fttsus.jp/covinfo/pref-simulation/

  ここには都道府県別のものがあります。 興味がある方はどうぞ。

  要請以上の厳格な対応と都市間移動を止めなければ欧米型のパンデミック
  状態になることが語られています。

  また、現在流行し始めた物はやはり欧州で流行しているタイプのものだ
  ということ。 感染性、毒性共に初期型より強く若年層にも感染する。

  イタリアは2月20日時点では感染者は僅か3名でしたが、3月1日には
  既に千人を超えており、フランス、ドイツ、スペイン等も動き始めて
  いました。
  わたしが危険を感じて「鎖国」という言葉を使って海外渡航を止めさせる
  べきとしたのが3月9日・・・

  この方は現在の感染源のほとんどを欧米からの帰国者の無症状保菌者から
  の感染拡大と捉えておられる様です。 無症状率の高さと偽陰性の存在。

  という事は最低2週間の自宅謹慎生活をどれだけ日本人が実行出来るかが
  鍵という事。
  海外からの警鐘通り、東京がニューヨーク等と同じ様な状況になる可能性
  は今の感染者の増加カーブを見る限り十分にあり得る状況・・・


▽ 外出規制の効果を見る手段をGoogleが提供

  携帯電話利用者で移動位置情報の提供に同意している人の移動状態から
  外出規制に対してどの程度効果があるか等をだしたもの

  URL : https://www.google.com/covid19/mobility/


《 全国の医療機関の稼働状態 》

▽ 「全国医療機関の医療提供体制の状況」β版公開

  地域の病院の診療受付状況等が分かります。 まだこちらが思う様には
  動きませんが(^^;)

  URL : https://cio.go.jp/hosp_monitoring_c19


▽ 厚生労働省 感染症指定医療機関の指定状況(平成31年4月1日現在)

  感染症指定医療機関と病床数は以下のURLで確認出来ます。
  さびしい限りですね。

URL : https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou15/02-02.html

  ・ 特定感染症指定医療機関         4医療機関   10床
  ・ 第一種感染症指定医療機関       55医療機関  103床
  ・ 第二種感染症指定医療機関
    - 感染症病床を有する指定医療機関 351医療機関 1758床
    - 結核病床を有する指定医療機関  184医療機関 3502床

    結核用を含めても僅かこれだけ、如何にお粗末か。

    感染症指定病院及び感染症分類については以下のサイトが分かり易い
    と思います。 説明は一種についてですが・・・

URL : https://www.koseikan.jp/visit/medical_column/list/detail/column_2063.html



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