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iOS13 更新:iPhone 6s でのバッテリー異常消費 [睡夢庵の電脳環境]

【 iOS13 更新:iPhone 6s でのバッテリー異常消費 】

《2019/09/28 追記》

iOS13での実績 3回目のトライ   4720mAh  41時間13分

前日の記載通りこの確認の途中で「最適化されたバッテリー充電」という機能に気付きこれを“オフ”にしましたが、この影響か約5時間伸びています。 次回はこの状態で再確認してみます。 “オフ”にしたタイミングで考えるとひょっとしたら大分伸びそうです。

でもこの「最適化されたバッテリー充電」という機能、一体何なのですね。 逆効果では話になりません。 ひょっとしたら iPhone 11 での処置のままでは古い機種では逆効果になるというお粗末な話なのかもしれませんね。
iPhone 11 シリーズ、マトモな機体ならば非常にもちがよいそうですから。

それと iOS13.1 になって今迄に出た事のないバクが・・・特定のアプリケーションで画面の縦横比逆転したのか上半分に左上部1/4だけが表示され、この中で下部の表示がスクロールするという現象が出ました。 この現象右半分の表示は不能という・・・
アプリを再起動しても駄目で、OSの再起動をせねば元には戻りませんでした。

この再起動でまたびっくり。 補助バッテリーから給電しているにも関わらず、起動直後95%迄一気にダウンです。 スタティックなデバイスばかりなのに何でこんなに喰うの?ですね。

《2019/09/27 追記》

ネットで調べてみると iOS 13 色々とバグが出ているようですね。
バッテリー関連の問題も単純に消費電流が増えただけで発熱がないだけ救いの様です。
私は余分な介入を防ぐ為、ほとんどの自動制御機能を殺していますが、バッテリーに「最適化されたバッテリー充電」なんて機能昔からありましたっけ?
補助バッテリーから充電する際終端の鈍りが早くなって少し100%迄に時間が掛かる様な気がしていましたが、ひょっとしたらこの機能のせい?
で、この機能、ちょっとオフにしてみました。
でもまぁ、この様子だと OS 自体の修正を待たねば虻蜂取らずになりかねませんので、対策検討はこれで止め(^^;)

そうそう、早くもアップデートが掛かりましたね。 ネットでは 13.0 はリリースしてはいけないレベルだったとか(^^;)

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iOS のバージョンアップをしましたが、iPhone 6s の場合はバージョンアップしない方が良い様です。

わたしの様に事務系や地図・天気、健康管理用のアプリが使う主体だと、iOS13 で追加された機能はまず使わないものが殆どですので、iOS12 のままのほうが良いと思います。

・ 「ダークモード」の効果は Apple お仕着せのアプリ位ですし、元々
  輝度を落としていますので必要性を余り感じません。
  背景色は使い始めから「黒」に変更していますので(^^)
  常用しているアプリは全画面をデザインしていますので、この効果は
  ありませんし・・・

・ 「ミー文字」、メッセージ系は一切使いません。 資源を喰うだけの
  遊びは不要です(^^;)
  やってみましたが、わたしにはこういう類のお遊びは(^^)

・ 「ファイル」で外部デバイスにアクセスが出来る様になるといった記述が
  ありましたが、触ってみた限りではなにも変わっていないに等しいの
  では?です。 結局Macの外部デバイスに対する思想上の制限が
  あるので、Windows や Unix 系の方にとっては無能の極み(^^;)

  仕方なく有償の「FE File Explorer Pro」を導入しています。
  これを使えば Wi-Fi 経由で Local Network の上の端末の共有デバイスに
  アクセス出来る様になります。(Android が含まれないのが残念)
  iTunes の様にアプリ配下に直接送り込む事は出来ませんが、「FE」
  配下のフォルダに入れられ、ここからアプリを開けるのでまぁ十分
  でしょう。
  それに Windows 8.1/10 のPC双方とすぐに接続し、ファイルの送受が
  可能になりますのでね。

  それと「Lightning ケーブル」接続が不要になるので机の上の邪魔者が
  一つ減りますし、アプリ自体に“Touch-ID”ロックが掛けられますので
  セキュリティ面でも安全が確保出来ます。

・ 「写真」、従来よりはすこし見易く、選択し易くなった気はしますが
  私の整理方法とは相容れませんし、iCloud は画像の同一性保証が
  ない様(変換や圧縮、リサイズが勝手に行われるみたい)ですので
  写真フォルダは従来通り、撮影スタックとしてしか使えません。
  帰ったら必要な物は直ちにPCのフォルダに・・・
  これにも「FE File Explorer Pro」が活躍します。

あとはあまり関係がない所ばかりの様ですので、追っかけはこれで終了。

OS13 自体の実行速度/能力の低下はほとんどありませんでしたので、他の問題がなければ更新してもよいのですがね~

ところがところが・・・動作の確認を行っていたところ?? なんだかバッテリーの減り方が尋常じゃぁないぞ??

私の iPhone 6s ではバッテリーをバカみたいに消費し、弱った本体バッテリーだけでは僅か30分で50%、あるタイミングでは一瞬で30%ダウンするといった事態まで。 これでは負荷が大きいプロセスは本体だけでは怖くて実行出来ません。

本体バッテリーでの稼働時間に関しては最近ほとんど補助バッテリーを抱いたままで使っており未確認でしたので、データを取っている補助バッテリーでの稼働時間で確認してみたところ約30~50%減、これでは iOS13 は適用すべきではないと言うレベルですね。

最新機種との互換を確保する為旧機種では無理をしているのでしょうか、リニアに下がってくれれば未だしも突然ドカンと30~50%減、OS/アプリのアップデートや動画加工等は本体単体では怖くて出来ないレベルになってしまいました。

今回もまた、Apple バッテリー消費コントロールで旧機種の買い替えを狙ったのか?

Web上の Apple Shop では旧機種の引き取り割引で新機種への買い替えを促進しようとしていますが、ひょっとしたらこの「バッテリーの異常消費」が背景にあるのかもしれません。

《 iOS13 での稼働時間 》

iOS13 への更新前4回の補助バッテリーでの動作時間は以下のようなものでした。
補助バッテリー採用後、その効果確認の為に充電容量/充電時間/稼働時間の確認を続けていましたので、どの程度の劣化を来すのかが確認出来そうです。

動作は

・ 本体バッテリー15~25%の状態になったら満充電の補助バッテリーを
  装着し本体への充電の開始と補助バッテリーでの動作を開始する。
・ 本体バッテリー100%に到達しても継続してLEDがすべて消える迄
  補助バッテリーで駆動。

☆ iOS12での実績

    事前充電容量   稼働時間
  1.  4561mAh   49時間
  2.  4764mAh   49時間8分
  3.  4367mAh   48時間50分
  4.  4774mAh   48時間51分    平均48時間57分

★ iOS13での実績

    事前充電容量   稼働時間
  1.  4431mAh   34時間53分    対iOS12 71.3%
  2.  4717mAh   36時間53分           75.3%

《本体バッテリーでの動作》

本体バッテリーだけでの動作については直近での確認を取っていなかったので
初期の概略値しかわかりませんが、大体以下の様な状況でした。
昼間は殆ど補助バッテリーを抱いた状態で使っていましたので・・・

OSは iOS 11~12

・ 昼間  朝本体バッテリーのみで起動     9~12時間
・ 夜間  就寝前本体バッテリーのみで起動  12~16時間

★ iOS13での実績

・ 昼間(モバイルバッテリーで充電し、設定で 100% 到達確認後実施)

  1.  4時間27分
  2.  5時間29分   31% から 21%に1分でダウン
              21% で 25分経過後一気に 17% にダウン
* 3.  4時間      前出 iOS13 での実績 2. に続けて計測。
              18% にダウンする迄の時間

従来の最短9時間を基準としても 49% ~ 61% と大幅なダウン。
これでは本体を新品バッテリーに交換しても半日もたないという事になりますので最早 iPhone 6s は単独では使えないというレベルです。

・ 夜間(就寝時に開始しどこまでもつか)

  1.  約8時間30分   53.1~70.8%
  2.  約5時間      31.3~41.6%

1回目は就寝時本体バッテリー 100% からの計測で起床後は

・ いびきラボの停止とデータ転記(参照/転記の為3回起動)
・ Sleep Meister の停止とデータ転記(参照/転記の為3回起動)
・ 天気の確認 2回
・ H Band データ更新(5時以降約1時間間隔でデータ更新)
・ Wear Heart データ更新と心電図/血圧1回計測
・ dmenu 起床後約1時間間隔で2回起動
・ 血圧ノートへのデータ転記
・ リングO2の計測結果の読み取りとデータ転記

2回目は補助バッテリーで稼働させたまま就寝、就寝後の補助バッテリー切れからを計測。
朝起きてからは1回目の内容に加えて、プログラム更新1本、 HF Player での音楽再生20分と気圧計測/ジャイロ動作計5分が加わっいますが、逆にリングO2で血中酸素の計測をしていませんので、この Bluetooth 経由での読み取りと転記作業の時間は減っていますのでこれほど大きな差はないと思うのですが・・・

以前は起きて10~12時過ぎ迄はもっていたのですが、更新後は起きて1時間ももたない感じになってしまいました。
下図は上記の iOS13 での昼間2-補助バッテリー稼働2-夜間2のバッテリー消費推移を「設定」-「バッテリー」から拾ったものです。

20190922_iOS13-Battery-2.jpg

下の図は補助バッテリー導入時の確認結果です。 OSは自動更新にはしていませんので、多分 iOS12.3.2 だと思います。

7月22日に 12.4 がリリースされていますが、24日には未だ更新していなかったはずです。 12.4から既にバッテリー動作及び消耗度に変化を感じていたので。

20190724_iPhone6s_SubBT.jpg
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この検証過程を通して iPhone が表示してくるバッテリー残量もリニアに変化せず信頼を措けぬ事がはっきりしました。

それだけではなくバッテリーインジケータ/ウィジェットの容量が100%になっているのに、設定のバッテリーの表示は100%になっていないなど・・・充電時の終端部の鈍り方が iOS12 よりもダルになっていてなかなか満充電にならないみたい。 現在の時間ブロックの表示を遅らせた?

また、53-4/32-31/22-21%辺りが一番多いですが、数十分もって一気に5~20%落ちるというような現象も以前から多発していますので、補助バッテリーなしでは不安で何も出来ない状況です。
因みにバッテリーの劣化具合は未だに79%のまま変わっていませんが、体感的にはこの4か月で1割近く劣化した感じですのでこの点でも・・・
Apple は iPhone 6s でも iOS13 に更新出来るといいながら、バッテリー消費という所でモーレツなボディブローをブチ込んで来ましたね。 らしいと言えばですが・・・(^^;)


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