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スマートブレスレットV07S/Fit751と健康管理 [便利グッズ?紹介]

【スマートブレスレットV07S/Fit751と健康管理】

昨年健康管理を数値化した形で行えないものかと考え、スマートブレスレットを購入してみました。

この系統には

・ スマートウォッチ
・ フィットネス系スマートブレスレット
・ 汎用スマートブレスレット(健康/睡眠/通知系が強化されたもの)

といったものがありますが・・・

私の場合は健康管理系のデータを表化して管理したいので、電話/メール/SNS等の通知機能や一般のフィットネス系の消費カロリーだの運動強度といった所は必要としません。

ほしいのは

・ 睡眠管理     就床/就寝/中途覚醒/睡眠深度/起床の回数・時間
           睡眠効率、睡眠品質
・ 血圧・心拍管理  24時間の心拍の変動、心拍低下/亢進警告
           24時間の血圧変動、血圧サージの捕捉
・ 血液品質     血中酸素濃度、血液粘度
・ 座り過ぎ     座り過ぎ警告
・ 複数のタイマー  血圧測定時間、薬の時間等の通知
・ 計測データの転送 それぞれの項目単位でもよいのでCSVの出力

に加えて一般的な時計機能、勿論直射日光下で認識可能・・・
年月日、時分秒とバッテリー容量の数値表示

といった所です。

これらの元となるデータを多く拾えそうな物を探してみましたが、スマートウォッチ/フィットネス用(まぁ、名前が通ったメーカー製の)スマートブレスレットは加速度計を基にした運動量や消費カロリーに重点が置かれ、上記の相当部分をカバーし得るものが存在しませんでした。

で、ダメ元で上記の相当部分を持つ中華製の廉価なスマートブレスレットと呼ばれる物を2つ買って使ってみる事し、以下の2機種を購入してみました。

・ FIT751   対応アプリ: Mo-Fit
・ V07S     対応アプリ: H Band

下記のページで紹介した通りFit751はハードもトラブりましたがアプリケーションがお粗末でしたので、これまで Touch6 とセットで実際に使用して来たのはV07Sの方です。

・ スマートブレスレット B075T91G97 購入
・ スマートブレスレット V07S 調達

ただこれだけでは不足がありますし精度にも不安がありますので、これに合わせて iOS 用のアプリを使って不足する項目や睡眠時無呼吸の捕捉用に録音しているいびきファイルを使い、補正を加えて Main PC の表ソフトで管理していました。
ここで使用したアプリは

・ 血圧/血中酸素/血液粘度    iCare血圧測定
・ 就床/就寝等睡眠関連      Sleep Meister

《表ソフトの項目》
20181203_Health.jpg
・ 血圧/心拍     朝・昼・晩 ほぼ同一時刻帯に計測したデータを採る
  血中酸素濃度   朝は床の中で起きる前に iCare血圧測定で血圧/心拍/
  血液粘度     血中酸素濃度/血液粘度を計測
           昼・夜は Panasonic EW-BW10 手首血圧計を使い5回
           計測しその平均値を採る。
・ 睡眠時間     Sleep Meister の測定結果に S07V の睡眠系データと
  就床/起床     睡眠時間前時間帯のいびき録音結果を加味する
  睡眠時間
  入眠潜時     上図の表はこれらの結果をまとめたもの
  深睡眠率
  トイレ回数
  睡眠効率

今回 iPod Touch6 のバッテリーが膨れて来てしまいましたので、これを機にアプリでのデータ収集を Lenovo TAB4 8 Plus に移行した為、使うアプリを変更せざるを得なくなりました。 血中酸素濃度/血液粘度を計測するアプリの互換品が見つからなかった事と、アプリが異常なバッテリー消費をし測定後本体が熱くなっていましたのでこの系統は諦める事にしました。
そこでお蔵入りしているスマートブレスレットに血中酸素濃度測定機能があった事を思い出し、使ってみる事にしました。

《Lenovo TAB4 8 Plus で使用するソフト》

   用   途   Touch6 で使用  TAB4 8 Plus で使用
・ Fit751 用管理ソフトMo FitDo Fit
・ V03S 用管理ソフトH-BandH-Band
・ 睡眠管理Sleep MeisterSleep
・ 睡眠時無呼吸監視 いびきラボ

20181205_Sleep-Home.jpg 20181205_Sleep-Detail.jpg 20181205_Sleep-Statistics.jpg 睡眠管理
左:Home
中:当日状態
右:統計
20181205_Snore-Today.jpg 20181205_Snore-History.jpg 20181205_Snore-Statistics.jpg いびきラボ
左:当日状態
中:履歴
右:統計

これと ICR-PS501RM で録音している就寝時のいびきの録音結果を合わせてデータを補正しています。
録音結果は mp3Directcut という mp3形式の切り出しソフトでチェックしています。 録音ファイルのファイル名は 年下桁、月日時分が付いていますので、ファイルを開いた時に表示される波形下部の経過時間と合わせれば入眠潜時やトイレに起きた時間・経過等の詳細な時間が把握出来ます。

以前のページ「眠気・肩凝り・・・原因=睡眠時無呼吸症候群?」に mp3Directcut の再生画面が幾つかおいてあります。 波形は音量レベルで横軸が経過時間になります。

就床時間 : ファイル名に録音機側で録音を開始した日付・時間が付く
就寝時間 : 定ピッチの寝息に変わった所迄の時間が経過時間カウンターで
       分かる。
無呼吸時間: いびきの波形が途切れている範囲を選択する事で停止時間が
       分かる。
発生回数 : 送りながらいびきの波形が途切れている所をカウントすれば
       よい。 
トイレ時間: 起き上がる所から布団に入り、収まる所までを選択すれば
       分かる。(中途覚醒時間)

《現在のデータ取り纏め法》

・ 血圧/心拍     全てPanasonic EW-BW10 手首血圧計を使い5回計測し
           その平均値を採る。
・ 血中酸素濃度   Fit751 での手動計測結果を採る。
・ 血液粘度     計測不能 ⇒ 中止
・ 睡眠時間     Sleep から就床/起床/総睡眠時間/深睡眠率を得る。
           V07S/H-Band と録音結果から入眠潜時及び
           覚醒回数(トイレ起床)、完全覚醒時間と睡眠効率を
           算出する。

《Fit751/V07S およびサポートソフト評価》

本体単体機能      V07S          Fit751
時計表示    X屋外では全く見えない  〇晴天下でも何とか見える
         月日/曜日・バッテリー   カラーで文字も見易い
         残量表示が小さ過ぎる
歩数計表示   X実数の倍近い値     X3~4倍
睡眠時間表示  △誤差は大きいが計測結果 Xまずまともな結果は出ない
         は使える         ので計測結果も使えない
心拍数測定   〇本体での単独測定と   △計測時間内の平均と分布が
         24時間(24回)が計測可能  返るがどう使う?
         停滞/亢進警告機能あり   負荷判定用=一般的でない
血中酸素濃度  -機能なし        〇計測可能(iCareと同値)
血圧測定    〇無補正では低く出て   X常時150台しか出ない
         オフセットも合わない
         補正を使えば上下とも
         近似した値が出る
タイマー    〇画面アイコンが選べる  △3本の目覚まし
         月/日、曜日単位設定可  使い捨て/曜日単位設定可
         血圧測定/薬等アイコンを
         変えて複数のタイマーを
         使える
ストップウォッチ〇1本本体でのみ使える  -機能なし
バッテリーもち △現状1.5日       〇自動表示をオフにすれば
                      4~5日はもつ?
バッテリー残量 X本体側:小さなマーク  △本体側:大きなマーク
         アプリ:4本線の絵のみ  アプリ:パーセント表示あり
充電動作    〇充電中:充電マーク表示 X最初のみマーク表示
         完了時:バイブ通知    完了表示ある?気付けず
         充電状態は絵のみ     充電状態は%表示あり

本体側は上記の通りで

・ V07S  ・睡眠管理用としてほぼ使えるレベルの結果を返す
         起き上がるレベルの覚醒は確実に捕捉する
         起床は~5時台だとそれ以降が2度寝になる
        ・心拍測定が手動だけでなく24時間1時間毎に
         自動計測出来る
        ・血圧測定には個人用の補正値が設定出来、1年近く使うと
         そこそこ近似した値を出す様になった。
         夜間10回血圧を自動測定してくれるので場合によっては
         血圧サージに気付く
        ・複数設定出来るタイマーが血圧測定/薬の時間通知など
         用途を分けて使えるのは便利
        ・充電完了をバイブで知らせてくれるので傍にいれば気付く

・ Fit751・時計表示が見易く、屋外でも見える
        ・血中酸素濃度が測れる
        ・バッテリーの持ちが相対的に良い

使える所は上記の範囲になり、Fit751は健康管理用として使えません。

また、管理用アプリの出来についてもV07S用のH-Bandの方が断然優れています。

それはホームページだけで
- 総歩数
- 時間ごとの歩数の棒グラフ表示
- その日の睡眠状態/覚醒回数の帯グラフ表示
- 30分毎24時間の心拍推移の折れ線グラフ表示
- 朝8時間での1時間毎の血圧推移の高低棒グラフ表示
各々のグラフを押すと日単位の詳細ページへ分岐する。
- 心拍/血圧手動測定へのボタン
- 前日/前々日のホームページへの分岐ボタン
が表示されており、一定間隔で更新される

という様にグラフと文字情報が分かり易く整理されていて使い易くなっています。

H-Bandはどのようにユーザーに見せ、使わせるかという点をちゃんと考えてページ構成/配列が考えられているがMo-Fitの方は1項目1ページという散漫な配置と単なる履歴表示のみの止まっています。
20181205_HBand-Main.jpg 20181205_HBand-Sleep.jpg 20181205_HBand-Plus.jpg 20181205_HBand-pressure.jpg
上 H-Band
Home/個別
画面

右 Do-Fit
個別画面
20181205_DoFit-Sleep.jpg 20181205_DoFit-Plus.jpg 20181205_DoFit-pressure.jpg

これ以外の機種に関しても、24時間心拍測定機能を持つ群と血中酸素濃度計測や平均心拍数を出す群は夫々同系列のチップを使っているでしょうから以下と同じ様な評価になるのではないでしょうか。


そろそろ買い替えを考えていますが・・・
多分機能差は使用されているチップによるのでしょうが、V07Sの系譜の物は表示がカラーのOLEになり血圧も24時間自動計測になった様ですが血中酸素濃度の計測機能やバッテリー容量UPは図られた形跡がなさそう。
その他スマートウォッチの系列にもほしい機能を網羅している物が見付かりませんので、2019年版が出て来るまで更新は待とうかな。

《追記》

iPod Touch6 のふくらみ具合が増して来ましたので購入していたバッテリー交換キットで交換を試みましたが見事失敗(^^;)>
眼が既にショボくなった年寄りがチャレンジする物ではありませんでした。

それにコネクター部分がスルーホール形式の半田付けと知っていたらチャレンジしなかったのですが・・・手持ちの半田鏝は真空管/トランジスタアンプ時代の物で鏝先が太くて高温になる・・・
メガネの上にハズキリーペを掛けて何とか見えるというレベルの眼のせいもあり端子部のスルーホールの位置が合っているのかが見えません。 そうこうしているうちに端子間をブリッジさせてしまいお釈迦になりました。 半田は付いていますが端子位置が正確に合っていないのかもしれません、端子間電圧が出てきません。 やり替えようにも手持ちの鏝では無理・・・

バッテリー交換セット付属の十字ドライバーも矢張り安物、9本目で頭が飛んでしまいましたのでこのタイプのドライバーや微細回路用の半田鏝等再トライの道具立てに結構コストがかかりますし、脱落したホームボタンや表示パネルの固定材の有様をみると直したとしてもあまり持ちそうにありません。
ということで、iPod Touch6 は廃棄する事にしました。

これからの使用頻度を考えると iPod Touch の代わりに iPhone を買う?
製品寿命や使うであろう機能範囲を考えると対費用効果が悪過ぎる・・・
で、暫く TAB4 8 Plus で様子を見ようかです。 今の所何とか事足りていますので敢えて買う必要もなさそうなので。


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