無線LANの速度が出ていない! [睡夢庵の電脳環境]
【無線LANの速度が出ていない!】
無線LANのアクセスポイントとして設置している機種は皆1300Mbps対応のものですが、期待した程の速度が出て呉れません。
規格絡みをちょっと整理してみると・・・
《無線LANの規格》
* 11n/a、11n/gの場合は150Mbps
《5GHzのメリット・デメリット》
◯ 通信速度が速い
◯ 電波干渉する機器が少ない
× 通信範囲が狭い
× 遮蔽物に弱い
《2.4GHzのメリット・デメリット》
◯ 通信範囲が広い
◯ 遮蔽物に強い
◯ 対応機器が多い
× 規格が古く速度が劣る
× 電波干渉する機器が多い
2.4GHz帯は Bluetooth/ゲーム機のコントローラ/キーボード・マウス/その他家電でも使われていますし、この帯域に干渉する・されるものがありますから出来れば避けたいですね。
一般的な規格や注意事項では大体上記の様な点が挙げられますが・・・
カタログ上の速度との実際の速度について説明している所はあまりないみたいです。
これはなにかカラクリがあるぞ、ですね。
無線LANの規格についてはまったくの素人、使えればレベルで設置していましたので規格に関してはまったく気にしていませんでした。 有態に言えば早きゃいいだろう・・・ルータ/アクセスポイントのリンク速度が早ければ有線LANのGIGA相当で動作する物と多寡を括っていました。
所がどうも遅い・・・設置場所からの距離や遮蔽物があるから致し方ないかと諦めていましたが、自室に置いても433Mbps以上は出ません。
ん? 待てよ、433/866/1733Mbps・・・え、アンテナ3本・・・まさかまさかアンテナの数に比例じゃないよね・・・
で、Baffaloのサイト等を漁ってみたら・・・当たりでした、リンク速度=アンテナ数(ストリーム数)*ストリーム最大速度 だって・・・(ノ∀`)アチャー
ストリーム当たりの最大速度
5GHz 11ac 433Mbps
5GHz/2.4GHz 11n 150Mbps
2.4GHz 11a/g 54Mbps
2.4GHz 11b 11Mbps
結局の所、一般的なスマホやタブレットはアンテナを1本しか持っていませんので433Mbps以上は出なくて当たり前という事。
端末側がマルチストリームでなければ、Wi-Fiルーターのアンテナは宝の持ち腐れという事ですね。
という事は、使用している端末が皆アンテナ1本ならば433Mbpsのルーターで十分。
阿呆クサ~(^^;)>
そうだ、端末2台同時なら別のストリームを使ってくれるかな?
で、Touch6 と TAB4 8 Plus を同時と単独で行ってみましたが、どうもそうは問屋が卸してくれないみたい(TT)
使用するアクセスポイントは TP-LINK Archer C9
ほぼ同じタイミングで iBuffalo WSR-2533DHP を使った場合
Touch6 115/103
TAB4 8 Plus 112/93.9
因みにこのタイミングでの双方の 11ac ゲイン(RSSI/Av)は
ゲイン(RSSI/Av) リンク速度
WSR-2533DHP -78/-77.1dBm 32Mbps/5180MHz
Archer C9 -46/-46.7dBm 433Mbps/5180MHz
又、Touch6 では WSR-2533DHP 2.4GHz 系は 64Mbps で接続しますが、プツプツ途切れるみたいですぐに C9 の 5GHz に切り替わってしまいます。
自室内は Bluetooth 系のキーボード/マウスを常時使っていますので、2.4GHz 帯が不安定になるのも致し方なしでしょう。
元々自室のデスクトップではこれだけのゲイン差がありますので5GHzで階段室に設置した物を使おうというのに無理があった様です。
無線LANのアクセスポイントとして設置している機種は皆1300Mbps対応のものですが、期待した程の速度が出て呉れません。
規格絡みをちょっと整理してみると・・・
《無線LANの規格》
規格 | 使用帯域 | 最大理論値 |
IEEE802.11b | 2.4GHz | 11Mbps |
IEEE802.11g | 2.4GHz | 54Mbps |
IEEE802.11a | 5GHz | 54Mbps |
IEEE802.11n | 2.4/5GHz | 600Mbps |
IEEE802.11ac | 5GHz | 6.9Gbps |
* 11n/a、11n/gの場合は150Mbps
《5GHzのメリット・デメリット》
◯ 通信速度が速い
◯ 電波干渉する機器が少ない
× 通信範囲が狭い
× 遮蔽物に弱い
《2.4GHzのメリット・デメリット》
◯ 通信範囲が広い
◯ 遮蔽物に強い
◯ 対応機器が多い
× 規格が古く速度が劣る
× 電波干渉する機器が多い
2.4GHz帯は Bluetooth/ゲーム機のコントローラ/キーボード・マウス/その他家電でも使われていますし、この帯域に干渉する・されるものがありますから出来れば避けたいですね。
一般的な規格や注意事項では大体上記の様な点が挙げられますが・・・
カタログ上の速度との実際の速度について説明している所はあまりないみたいです。
これはなにかカラクリがあるぞ、ですね。
無線LANの規格についてはまったくの素人、使えればレベルで設置していましたので規格に関してはまったく気にしていませんでした。 有態に言えば早きゃいいだろう・・・ルータ/アクセスポイントのリンク速度が早ければ有線LANのGIGA相当で動作する物と多寡を括っていました。
所がどうも遅い・・・設置場所からの距離や遮蔽物があるから致し方ないかと諦めていましたが、自室に置いても433Mbps以上は出ません。
ん? 待てよ、433/866/1733Mbps・・・え、アンテナ3本・・・まさかまさかアンテナの数に比例じゃないよね・・・
で、Baffaloのサイト等を漁ってみたら・・・当たりでした、リンク速度=アンテナ数(ストリーム数)*ストリーム最大速度 だって・・・(ノ∀`)アチャー
ストリーム当たりの最大速度
5GHz 11ac 433Mbps
5GHz/2.4GHz 11n 150Mbps
2.4GHz 11a/g 54Mbps
2.4GHz 11b 11Mbps
結局の所、一般的なスマホやタブレットはアンテナを1本しか持っていませんので433Mbps以上は出なくて当たり前という事。
端末側がマルチストリームでなければ、Wi-Fiルーターのアンテナは宝の持ち腐れという事ですね。
という事は、使用している端末が皆アンテナ1本ならば433Mbpsのルーターで十分。
阿呆クサ~(^^;)>
そうだ、端末2台同時なら別のストリームを使ってくれるかな?
で、Touch6 と TAB4 8 Plus を同時と単独で行ってみましたが、どうもそうは問屋が卸してくれないみたい(TT)
使用するアクセスポイントは TP-LINK Archer C9
2018/08/08 04:51~04:53 | 単独 | 同時 |
Touch6 | 162/213 | 116/153 |
TAB4 8 Plus | 140/245 | 109/133 |
ほぼ同じタイミングで iBuffalo WSR-2533DHP を使った場合
Touch6 115/103
TAB4 8 Plus 112/93.9
因みにこのタイミングでの双方の 11ac ゲイン(RSSI/Av)は
ゲイン(RSSI/Av) リンク速度
WSR-2533DHP -78/-77.1dBm 32Mbps/5180MHz
Archer C9 -46/-46.7dBm 433Mbps/5180MHz
又、Touch6 では WSR-2533DHP 2.4GHz 系は 64Mbps で接続しますが、プツプツ途切れるみたいですぐに C9 の 5GHz に切り替わってしまいます。
自室内は Bluetooth 系のキーボード/マウスを常時使っていますので、2.4GHz 帯が不安定になるのも致し方なしでしょう。
元々自室のデスクトップではこれだけのゲイン差がありますので5GHzで階段室に設置した物を使おうというのに無理があった様です。