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今年のアレルギーの状況 [睡夢庵 日々徒然]

【今年のアレルギーの状況】

次のグラフは神奈川県自然環境保全センターのホームページのデータを元に作成したものです。
URL:http://www.agri-kanagawa.jp/12kahun/index.htm

20180508_2010-2018_Pollen.jpg

これを見ると今年は多い多いと言われていましたが、2011/13年に比べると少ない様ですね。

《今年の対策》

① airmon によるPM2.5/PM10監視 (3時間間隔で計測)
② CO2 Monitor での管理 (2000ppmで換気、500ppm以下迄)
③ National F-PXB40 18畳用 空気清浄機による室内塵埃等除去
④ 埼玉県大気汚染常時監視システムでの日常管理
  a. 晴れの日は早朝・夜半の換気以外はテラス側シャッターを日中閉める
  b. 通常外出時 花粉対策用マスク使用(車移動ならば)
  c. 飛散量が多い日の外出、洗車等屋外での長時間作業の時は
    N95マスクを使用
⑤ 対症薬の用法を変える
  a. 症状が出るなと思ったら1/2包を直ちに服用する
  b. 服用時間間隔を原則4時間、日量3包以下に抑える。
⑥ 睡眠品質監視/血圧監視
⑦ 録音による睡眠時無呼吸症状のモニタリング

《 airmon による計測結果と外部データのまとめ》

20180508_airmon_meas.jpg

埼玉県大気汚染常時監視システムでの近傍計測点のデータと環境省花粉観測システムから拾った総量と日平均(個/m3)を合わせてみました。
尋常な飛散量じゃないと報告した所は各々突出した飛散をした期間でした。

埼玉県大気汚染常時監視システム
URL : http://www.taiki-kansi.pref.saitama.lg.jp/kankyo/Login!doLogin.action?UserGr=0
環境省花粉観測システム
URL : http://kafun.taiki.go.jp

環境省のデータを見た所、花粉飛散の多い時間帯は 16:00~翌8:00 で思っていたのとは正反対でした。 日中日光を浴びて乾燥して花粉鞘が開いて飛散すると考えていましたが・・・

空気清浄機は古いせいか思ったほどの効果と効率ではないようです。 下がりはしますが・・・

《室内の清浄度管理》

昼間対策通り朝は6時迄、夜は就寝前、それ以外は廊下のドアを開けて換気をしていれば、

・ PM2.5  7~13μg/m3
・ PM10   1~7μg/m3    に収まります。

昼間に短時間で換気したいと思ってサッシを開けると大分大きく動きますが、それでも注意レベル(50μg/m3超え)迄上がったのは4月8日朝サッシを開けて換気した直後の1回だけでした。
就寝中は モーターやシロッコファンの音が気になるので空気清浄機を止めますが、それでも双方とも20μg/m3を超える事はまずない状態です。

屋外が50を超える状態でも、自室はほぼこの状態に管理出来るようになりました。
ただ、その為には昼間の換気が出来ません。 廊下の状態を測定してみた所屋外に比べると大分いい状態ですので、廊下の扉を開けて換気をしています。 サッシとシャッターを開けて換気をするのは、朝6時前と就寝前22時頃以外は雨の時だけになっています。

《CO2 の管理》

CO2 計測器の警報レベルのデフォルトは橙が 1000ppm、赤が 1500ppm となっていますが、これだと非常にシビアでのべつ換気が必要になりますので、橙を1500ppm、赤を 2000ppm にしています。 これで大体3~4時間毎に換気をせねばなりません。
2か所のサッシを開けて風を通してやれば早いのですが、これをやると空気の質があっという間に外気と同じになってしまいます。
最初はすべて外気導入でしたが、4月半ばから花粉の飛散量が少ない朝5~6時と夜9~10時だけにして後は廊下側のドアを開けて換気をする事にしました。 これだと中々 1000ppm を切ってくれませんが、PM側を考慮すると・・・

《アレルギー症状の状態》

今年は細かく管理しているので症状は歴年に比べ大分軽くて済んでいます。 端的に出てくるのはティッシュの消費量ですね、多分半分以下になっているのではないでしょうか。 それに鼻をかんで鼻粘膜が破れ出血、なかなか止まらずという状況に5月頭で到っていないのは久しくない状態です。

ただ、鼻粘膜の炎症が徐々に広がって来ていますので、左側の通りが悪くなっています。 これもあって鼾をかく時間が長くなり、睡眠時無呼吸症状が出る回数が増えている為か深睡眠時間が極端に少なくなって来ています。 そのせいで昼間眠気が出るので横になってみるのですが眠れない・・・
Sleep Meister は敷布団を変えたせいもあるのでしょうが、ここに来て測定結果が異常値を出す事が多くなりました。 V07-S と録音を見比べた方が正確です。

それと対症薬を1/2包4時間にしているので、大体2回鼻がムズムズして目が覚め、1度は薬を飲みますがやはりちょっと遅れて鼻をかんで症状が落ち着くのを待たねばならないというのも・・・かといって1包飲んでも朝起きる迄は持たないので・・・

これで済んでいるのは極力外に出ない様にしているからでしょう。 屋内1階の各部屋のPMの測定をしてみましたが、廊下を含め自室よりも僅かに高い程度で皆非常に綺麗という判定ですから、花粉の影響も少なくて済むはずです。

マスクに関しては、やはりN95がいいですね。 花粉が多いと車での移動でも鼻水が出始めますが、約半日屋外にいなければならなかった時にN95を使ったらその間は全く症状がでませんでしたから。

《口内乾燥&睡眠時無呼吸症候群対策》

① マウステープの類  口内の乾燥と粘着きは減りますが
            却って睡眠の質が落ちました。 
            それと1晩持たない事が結構・・・
② 湿式マスクの類   鼻廻り、口元、頬に違和感が・・・
            これならばテッシュにメンソレータムを
            塗ってマスクの内側に入れた方が良い
③ 鼻プラグ型     一度洗ってしまうと違和感が酷くなり
            使う気がしない。
④ 抱き枕       効果はなかった。 寧ろ首から肩が
            凝った
⑤ 枕の変更    ・ 硬質のポリエステル系の高めの物
            冬の間はよかったが、ここに来て
            頭に熱が籠って具合が悪くなった。
          ・ そば殻の高さ調整が出来る枕に
            変更して様子を見ている。
            熱の籠りはない様だ。

結局現在までの所、いずれに対しても副作用・デメリットがない対策が見当たりません。 TVではランドセルを背負って寝たらなんて話がありましたので、カメラ用のリュックタイプの物を背負って寝てみましたが、肩や首が絞められて寝付けず止めてしまいました。

《IC-Recoder による睡眠時無呼吸症候群の症状把握》

使っている SANYO ICR-PS105RM で mp3 で録音していますが、そのファイル名は002A_180507_2235.MP3 という形になっていますので、日付と録音開始時間が入っています。

再生と確認に使っている MP3DirectCut では画面上に先頭からの経過時間が出ますので、それぞれのタイミングを出すことが出来ます。

20180508_snore-2.jpg

上の図では無呼吸症状は鼾の連続の中でとは限らず、寝返りの直後からも発生する事が分かります。 また、呼吸が戻った後も呼吸が安定せず切迫呼吸が続く事もこの波形と再生音で分かります。 水色の部分は元の機能は部分を選択しこれだけを切り取ったり、残したりといった編集用ですが、これを使えば下の丸枠の部分にこの範囲の時間が出ますので、すべての呼吸停止期間の時間を知ることが出来ます。

20180508_snore.jpg

2つの図の波形を見ると通常の睡眠時呼吸と鼾の色々な形態が見えてきます。 通常はほとんど排気側しか波形にあらわれませんが、鼾との境目では吸気側の振動が波形に出て来て、吸気と排気が2つの波形で繰り返し現れます。 鼾が始まると排気側が隠れていきます。
この図上の波形は音圧を模式化したもので、実際のレベルは右隅のライトグリーンの枠内に帯でレベルが表示され、ピークメーターの形態で見せてくれますので、最大の音量を知る事が出来ます。

《2018/05/16 追記》

本日時点では対症薬は約5~6時間間隔で1/2包、日量2包で何とか治まる様になっていますので、一日の大半を過ごす自室内の清澄度をコントロールしたのが効いた様です。 夜間は7~8時間なんとかもつ様になってきましたが、昨年迄では考えられない状態です。
何しろティシュのもちが違い、鼻をかんだり、痰を出したりよりそれ以外の使用量が多い様に感じている所がうれしい所です。

ただ、まだ内臓に出ている症状は変わらない様でちょっと薬を飲むタイミングが遅れ鼻水が出る状態になると、その後腹が張りコロコロ便になってしまいます。 薬の量は出来るだけ少なくしたいのですが、胃腸を落ち着かせるのを優先すると未だダメですね。

・ 部屋の清掃
  ・ 毎日ハンディモップでテレビ/PCディスクの裏も含め全体を清掃。
  ・ 床は湿式/乾式のシートを使い隔日交互にワイパー掛けする。
  ・ 2日に1度掃除機を掛ける。 同時にベッドカバーにも掛ける。

・ 部屋の換気
  ・ 1500-2000ppm の間で換気を行う。 但し、朝、夕、就寝前は
    サッシを開ける。 それ以外は廊下側のドアを開ける事で代行する。
  ・ airmon の計測値が高い日は外気の直接導入はしない。
  ・ 起きている間は空気清浄機を連続運転する。
  ・ 日中は曇り若しくは雨の日以外はシャッターを開けない。
    (室内温度上昇を抑えるのと外気の流入速度を落とすのが目的)

昨年までと比べると厳格な管理をしてみましたが、それなりに効果がありました。
後は睡眠時無呼吸症候群ですが・・・


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