チョコレート摂取による血圧降下検証結果 [睡夢庵 日々徒然]
【チョコレート摂取による血圧降下検証結果】
前回の報告後明治製菓の「チョコレート効果CACAO72%」を5個/日(25g/日)を摂28日間取してみましたのでその結果をご報告しましょう。
結果は俗にいう「プラセボ効果」じゃないの、でした。
どうも私には寧ろマイナスに働いた様で(^^;)>
この効果の説明をしていたページに出ていた改善具合を見て、これで「効果あり」というの?というレベルの数値と感じていましたが、案の定ですね。
血圧なんて測定するタイミングで 20mmHg 振れるのはざらですから、期間推移で見なければ意味を持ちません。
で、摂取前と摂取期間28日(4週)の朝/昼/晩3回合計84回の比較をしてみました。
摂取前28日間
摂取中28日間
黄色の文字は摂取中の方が高いもの
尚、朝は起床時床の中で寝たまま「iCare血圧測定」で測っています。 ここで130台が出ているのは測り忘れて起きてから測った時で、寝たままでは 105~125 にあります。 朝は1回計測、前3週間は3回計測の最大/最小の平均、最後の1週間は5回計測の平均値を採ってみました。 計測間隔は約1分。
この間収縮期血圧(SBP)が 140以上となったのは
摂取前 7回/8.3% ですが摂取中は 31回/36.9% と大幅に増加しています。
拡張期血圧(DBP)が 80以上となったのも
摂取前 35回/41.7% から摂取中は 49回/58.3% と増えています。
カカオは睡眠品質向上にも効果があるとされますのでこの点についてもみてみた所
入眠潜時 深睡眠比 睡眠効率
摂取前 33分 26.8% 87.8%
摂取中 32分 26.2% 89.1%
こちらは花粉症が悪化しており、夜間に症状が出て目覚める事がある中でほぼ変わらぬ状況でしたので少し効果があったのかもしれません。
これから摂取を停止し、28日間の変化を見てみようと思います。 もし、ここで明らかな低下傾向が見られれば・・・逆に血圧を上げるという結論に達してしまいます(^^)
まぁ、昔から「チョコレートを食べ過ぎると鼻血が出る」と言われていますから、血管拡張/収縮に関わる成分を含んでいるのは間違いないでしょう。
カカオに含まれるテオボロミン/チラミンという成分が血管拡張/収縮に関与するらしいですから、何等かの効果があって不思議ではありませんね。
ただ、これは短期継続摂取での効果に関するもので、継続的に摂取を続けた場合には学会等に報告されている様な効果があるのだと思います。 122歳迄生きた方が900g/週チョコレートを食べていたとかパナマ共和国のクナ族という先住民はカカオを大量摂取しているせいか高塩分摂取にも関わらず肥満、血管系障害、ガン等も少ないという報告もあるようですから・・・ 血管/心臓絡みではこれと「海苔」でしょうかね、最近特に持て囃されているのは。
《チョコレート絡み》
URL:http://www.meiji.co.jp/chocohealthlife/news/research.html
URL:https://style.nikkei.com/article/DGXMZO26573040W8A200C1000000?channel=DF130120166093
《海苔絡み》
URL:https://yukhd.com/2017/11/14/takeshi-myocardial-infarction/
URL:https://kenko-syoku.net/142.html
前回の報告後明治製菓の「チョコレート効果CACAO72%」を5個/日(25g/日)を摂28日間取してみましたのでその結果をご報告しましょう。
結果は俗にいう「プラセボ効果」じゃないの、でした。
どうも私には寧ろマイナスに働いた様で(^^;)>
この効果の説明をしていたページに出ていた改善具合を見て、これで「効果あり」というの?というレベルの数値と感じていましたが、案の定ですね。
血圧なんて測定するタイミングで 20mmHg 振れるのはざらですから、期間推移で見なければ意味を持ちません。
で、摂取前と摂取期間28日(4週)の朝/昼/晩3回合計84回の比較をしてみました。
摂取前28日間
項 目 | 朝 | 昼 | 晩 | |||
SBP | DBP | SBP | DBP | SBP | DBP | |
平均 | 118.5 | 76.6 | 136.5 | 80.5 | 135.5 | 79.7 |
最高 | 133.0 | 87.0 | 152.0 | 86.0 | 158.0 | 88.0 |
最低 | 106.0 | 67.0 | 126.0 | 71.0 | 118.0 | 70.0 |
摂取中28日間
項 目 | 朝 | 昼 | 晩 | |||
SBP | DBP | SBP | DBP | SBP | DBP | |
平均 | 121.2 | 79.1 | 142.0 | 82.3 | 140.6 | 81.6 |
最高 | 131.0 | 86.0 | 177.0 | 96.0 | 158.0 | 94.0 |
最低 | 105.0 | 67.0 | 125.0 | 75.0 | 124.0 | 76.0 |
尚、朝は起床時床の中で寝たまま「iCare血圧測定」で測っています。 ここで130台が出ているのは測り忘れて起きてから測った時で、寝たままでは 105~125 にあります。 朝は1回計測、前3週間は3回計測の最大/最小の平均、最後の1週間は5回計測の平均値を採ってみました。 計測間隔は約1分。
この間収縮期血圧(SBP)が 140以上となったのは
摂取前 7回/8.3% ですが摂取中は 31回/36.9% と大幅に増加しています。
拡張期血圧(DBP)が 80以上となったのも
摂取前 35回/41.7% から摂取中は 49回/58.3% と増えています。
図は朝/昼/晩各28日の計測結果を重ねてプロットしてみたものです。 これを見ると摂取前は僅かづつですが低下の傾向がありましたが、摂取開始後は明らかに血圧が上昇傾向を示している様に見えますね。 | |
カカオは睡眠品質向上にも効果があるとされますのでこの点についてもみてみた所
入眠潜時 深睡眠比 睡眠効率
摂取前 33分 26.8% 87.8%
摂取中 32分 26.2% 89.1%
こちらは花粉症が悪化しており、夜間に症状が出て目覚める事がある中でほぼ変わらぬ状況でしたので少し効果があったのかもしれません。
これから摂取を停止し、28日間の変化を見てみようと思います。 もし、ここで明らかな低下傾向が見られれば・・・逆に血圧を上げるという結論に達してしまいます(^^)
まぁ、昔から「チョコレートを食べ過ぎると鼻血が出る」と言われていますから、血管拡張/収縮に関わる成分を含んでいるのは間違いないでしょう。
カカオに含まれるテオボロミン/チラミンという成分が血管拡張/収縮に関与するらしいですから、何等かの効果があって不思議ではありませんね。
ただ、これは短期継続摂取での効果に関するもので、継続的に摂取を続けた場合には学会等に報告されている様な効果があるのだと思います。 122歳迄生きた方が900g/週チョコレートを食べていたとかパナマ共和国のクナ族という先住民はカカオを大量摂取しているせいか高塩分摂取にも関わらず肥満、血管系障害、ガン等も少ないという報告もあるようですから・・・ 血管/心臓絡みではこれと「海苔」でしょうかね、最近特に持て囃されているのは。
《チョコレート絡み》
URL:http://www.meiji.co.jp/chocohealthlife/news/research.html
URL:https://style.nikkei.com/article/DGXMZO26573040W8A200C1000000?channel=DF130120166093
《海苔絡み》
URL:https://yukhd.com/2017/11/14/takeshi-myocardial-infarction/
URL:https://kenko-syoku.net/142.html