MICHELIN X-ICE 3+ 購入 [睡夢庵の足]
【MICHELIN X-ICE 3+ 購入】
そろそろ冬用タイヤを考えねばならない時期になりました。
カムリではグッドイヤーの今でいうラジアルのオールシーズンを使っていたのでチェーンなしでも結構な雪でもそこそこ走れていました。 この為チェーンを積んだだけでタイヤは1年を通して夏用で済ませていましたが、チェーンも1度しかつかいませんでした。 チェーンはフロントに付けますのでガタツキがモロにハンドルに伝わり、まぁ走れるのもではありません。 FRなら未だしもFFのメタルチェーンは無理だと思いましたが、滑って回った前の車を避けた処横滑りで歩道縁石に乗り上げて亀さん状態になるという経験するまではスタッドレスに履き替えませんでした。
ラルゴはFRのバン型かつ突貫ターボでしたので雪にはからきし意気地がなくて・・・謳い文句に惹かれてダンロップやヨコハマを使ってみましたが夏タイヤに毛が生えた位の効果しかなく通勤路に結構な長い坂がある為、ほぼ100%ラバーチェーンの併用、横剛性も低く乾燥路での能力もついて来ませんでした。 使った中ではブリジストンが一番よかったですがこれでも凍結する朝はチェーンが必須でした。
Fitも12年間で通勤に使用していた期間を除けば、スタッドレスの恩恵を受けたのは8年間で3回程度。 出先で降られた時と冬に帰省しなければならなくなった時以外には必要性を感じませんし、実際に積もった時にはまず出掛けませんので・・・
なので、今回はラバー・チェーンだけで済まそうかと思ったのですが、女性陣から「チェーンを付けるなんて・・・」と顰蹙をかってしまい・・・
Fitはブリジストンで通しましたが新シリーズになる度に劣化が早くなる様で、最後のREVO-GZは2シーズンが限度、3シーズン目の後半からはドライ/ウエット共にガタッと落ちてABSが直ぐに働く様になってしまいました。 これだと精々年1~2度位の出番ではCPが悪過ぎ・・・ それに現在のシリーズは価格コム等のコメントを見る限り現用品よりも評価が低くなっているみたいですし・・・
通常スタッドレスタイヤのスピードレンジは“Q”ですので160km/hです。 このレンジでの実質的な安全速度は120km/hだと思っています。 国内の高速では出すと言ってもまぁ追い越しでもMax150km/hですから、スピードレンジ“Q”で良さそうですが路面の状況によっては挙動が非常に不安定になりますから。
そこで今回はドライ路面を優先してスピードレンジが“Q”ではないスタッドレスタイヤがあればこれを使う事にして探してみました。 ところがこれが無い・・・オールシーズン/マッド+スノーならば別ですがスタッドレスとなると・・・
結果としてまぁどこででも調達可能なものでは1種類しか見つかりませんでした。
見つかったのは「MICHELIN X-ICE3+」という物だけ・・・このシリーズネット上の評価を見てみると結構毀誉褒貶の喧しい物(^^;)ですが、これを使ってみる事にします。 3+は2017年の6月から順次発売というものですから、まだ国内の雪には見参していませんので、はてどの様な評価になる事やら・・・
《MICHLINにする理由》
☆ 居住地区が年に1~2度しか路面が覆われるほど雪が降らない事。
⇒乾燥路での特性を優先する事にする
☆ ブリジストンの特性に疑問を持ち始めた事。
新しいシリーズほど有効寿命が短くなっている。
☆ 最近は価格的にも高くなり過ぎ。 CPが悪い。
さて、インプレッサ スポーツの夏タイヤは 205/55R16 91Vというものです。
MICHELIN X-ICE3+では 205/55R16 94H XLと言うスペックになります。
スピードレンジは“H”ですので210km/h迄、夏タイヤの“V”は240km/hですので1つ下になります。 1世代前のXI3は“T”でしたので、1レンジ20km/h上がっています。 7割の150km/l迄は安全巡航速度と言えますので、一般のスタッドレスの“Q”に比べると緊張せずに済みますね。
このタイヤの負荷記号は工場装備の“91”615kgに対して、“94”670kgです。 負荷記号は3ランク上ですがXL(エクストラロード)仕様ですので、このロードを前提にするとエア圧を上げますので、すこし乗り心地が固めになるかもしれませんがこの車なら問題になる事はないでしょう。
といった処が採用の経緯。
以前使っていた海外製を扱っている近くの2店舗は潰れたり、取扱いを止めていたりで結局近郊には「Fuji」と「AUTO Rs」位で、Autoshop系は取り寄せてくれるかな?
最近は国内メーカーの系列化が進んだせいか、ピレッリやコンチネンタル、グッドイヤーを扱っている店は片手間みたいな処か輸入車代理店が認定タイヤとして扱うかしかなくなったみたいです。
今回はベイシア系列の「AUTO Rs」がすこし近く、ショッピングモール内にあるので買い物のついでにこれるのでここで調達しました。
タイヤは在庫がありましたが、スバルのハブのボルト間隔が少し狭いらしく、合うホイールに在庫がなく取り寄せになってしまいました。
16*6.5 5-100+45、フランジ形状が抜けていますがこういうスペックらしいですね。
リム径*リム幅 ボルト穴数-P.C.D インセット という順です。
通常はボルト穴の数の前にフランジ形状を示す、JJ、J、B、Kが入ります。
ホイルに関する仕様は次のページに各部の名称及び相関を示す図もありますのでここが分かり易いと思います。
URL: http://www.superstar-wheel.com/guide/guide.html#wheel1
AUTO Rsが大商談会と銘打って折込をいれており、この中にX-ICE 3+もありましたので、大分安く買えたのではないかと思います。
価格は取り付け工賃・税等全て込みで、¥131,544-でした。
ホイールは当初の物のスバル用がなく、LCZの010というモデルになりました。 ホイール単体価格が少し高いはずですが、同価でこのモデルに。
ブリジストンの新シリーズの同サイズに比べると大分安いですが、Fitの時に比べるとほぼ倍・・・
空気圧は0.1UPで入れて貰いました。 XL仕様ですのでこの方が横剛性が出るはずですので。
物が入り組付けが終わったとの連絡が入りましたので、出向いて取り付けです。
夏タイヤを車から降ろして倉庫に入れるのもエッチラ、175/65R14に比べるとずんと重いですね~2本一緒ではよろ・・・1本ずつ倉庫へ・・・
《ファーストインプレッション》
ミシュランはゴムが硬質で耐久性が高いと言われていますので、本来の特性に至る迄に暫く時間が掛かるのではないでしょうか。
それもあって早めに履き替えドライ路での性格を見てみようという所です。
空気は窒素、圧は 240kpa にしています。 昔は 2.4kgf/cm2 で言っていましたが・・・XL仕様ですのでちょっと高めにしました。
オートアールズのオペレータ曰く、「このタイヤいいですよ。 自分もこれに履き替えたけれど、グリップもブレーキ特性も夏タイヤよりいいくらいでビックリしてます。」 スピードレンジが“Q”ではなく“H”ですもの、そんな感じじゃなっくっちゃです。
以下は自宅周辺をチョロッと走ってみた印象です。
・ 騒音レベルは矢張り夏タイヤより低・高域共強く出ているみたい。
真っ新のアスファルト舗装部でもTURANZAよりも少し煩い。
路面の状態で音質の変化が大きい感じがする。
只、PCM音源のピークホールドのレベルではTURANZAより
低いがディップがあるせいかパターンノイズが耳につく。
・ 踏面はすこし硬くコッコッと路面の凸凹に反応する。
・ 現時点では乗り心地も少し固めに感じる。
・ 左右に振ってみた感じではやはりワンテンポの遅れがある。
但し、ブリジストンに比べれば遅れは小さく揺り戻しも少ない。
・ コーナリングでは腰砕け感は全く出ず、最初は一瞬オーバーに
感じるがその先はアンダー気味に綺麗に曲がる。 踏面の弾性?
ハンドルに伝わる路面の印象は至極スムーズだが切り始めが
スパッではなくネト~としている。 掌に伝わる路面の感じも
直接的ではなく一包みされた様なモワッとしたもの。
TURANZAで妙なキックバックが出たカーブほぼ等速で
走ってみたが外に持っていかれる感じもなく抜けれた。
・ 気のせいかコツコツと周期音がする・・・後で見てみると右後ろの
踏面接合部に結構なバリがあった。
そうそう、ホイールには暫くアルミテープを貼らずに乗ってみます。
今回はホイールの開口部も広いので貼るのは楽でしょう。
《ロードノイズ比較》
下はタイヤ交換に行った際、同じ場所で拾ったロードノイズの比較です。 但し、TURANZA は往路 X-ICE3+ は復路ですのでまったく同じ条件とは言えませんが。
計測した波形を見てみると卸したてにも関わらず、X-ICE 3+ の方が静かな位なのには吃驚。 ちょっと聴覚上の印象とは違っていました。 これは X-ICE 3+ の中域にディップがあるので上下を強めに感じてしまうのかもしれません。
《パターン比較》
このタイヤもTURANZAと同じく回転方向の指定があるタイヤです。 それにしても独特の左右対称パターンですね~
最初はバッタものを掴まされたのかと慌てました。 なにしろ、製造週/生産国の刻印がなかったもので。
日本ですもの、まず運転席側のタイヤをみますよね。 まさかと思って左側を見てみると刻印がありました。 取付方向指定があるタイヤですので、片側刻印だと・・・ フランスのメーカーですもの、手抜きをするとすれば左側しか付けませんよね(^^;)
付いていたタイヤは4本共2017年19週(5月末生産)製造分で揃っていました。 生産国は中国・・・
それにしても最近は韓国、中国製が幅を効かせ始めましたね~
性能的にもそこそこになってきたみたいですし、値段は半額近いですから無理しないからこれで十分という見方もね。
ただ、昔は頑張るとすぐにずるんと一気にでしたから。 私はまだその記憶が消えていません(^^;)
MICHELINのサイドウオールマークの見方については以下のページを参照してください。
URL : http://store.michelin.co.jp/buying-guide/tire-basic/marking/index.html
一皮剥けたら毎度のコースでチェックしてみようと思っていますが、バリがなくなるのを待ってですね。 切っちゃう?
ま、その内・・・
2017/11/07 追記
ちょっと秩父迄の道を走って来ました。 ここの処いつも車が多く飛ばせるギャップが掴らず・・・
いくつかのカーブで確認したところでは、やはりスタッドレスですね。 曲率の大きなところでは一般的な流れ+2~30ではそれほど差異を感じませんでしたが、小さくなるとやはりブロック変形がお尻に伝わってきます。 ただ、今までのスタッドレスの様にグキ、ズルといった感じではなくネットリした妙な感覚でジワリとスライドします。 インプレッサではリアが先に滑る感じで頭から出ていく様なアンダーにはならないみたいです。 特にバンクがついていないフラットなカーブではやはりTURANZAの方が安定していました。
下は「~挑戦」のページで示したものと同じ道を走り、PCM録音で採録したWaveファイルのピークホールド波形です。 チューニング前のTURANZAの波形も添付しておきます。 前回よりも少し走行速度が速いのでノイズレベルも全体的にちょっと上がっているでしょう。
これではミシュランの方が1~5kHzの範囲が少し高く出ています。 ピークで見るとこうなりますが、リアルタイムで見ているとこの部分にディップがあり、10dB以上振れています。 このせいかTURANZAよりもすこし煩く、低/高周波域が高く感じます。
そろそろ冬用タイヤを考えねばならない時期になりました。
カムリではグッドイヤーの今でいうラジアルのオールシーズンを使っていたのでチェーンなしでも結構な雪でもそこそこ走れていました。 この為チェーンを積んだだけでタイヤは1年を通して夏用で済ませていましたが、チェーンも1度しかつかいませんでした。 チェーンはフロントに付けますのでガタツキがモロにハンドルに伝わり、まぁ走れるのもではありません。 FRなら未だしもFFのメタルチェーンは無理だと思いましたが、滑って回った前の車を避けた処横滑りで歩道縁石に乗り上げて亀さん状態になるという経験するまではスタッドレスに履き替えませんでした。
ラルゴはFRのバン型かつ突貫ターボでしたので雪にはからきし意気地がなくて・・・謳い文句に惹かれてダンロップやヨコハマを使ってみましたが夏タイヤに毛が生えた位の効果しかなく通勤路に結構な長い坂がある為、ほぼ100%ラバーチェーンの併用、横剛性も低く乾燥路での能力もついて来ませんでした。 使った中ではブリジストンが一番よかったですがこれでも凍結する朝はチェーンが必須でした。
Fitも12年間で通勤に使用していた期間を除けば、スタッドレスの恩恵を受けたのは8年間で3回程度。 出先で降られた時と冬に帰省しなければならなくなった時以外には必要性を感じませんし、実際に積もった時にはまず出掛けませんので・・・
なので、今回はラバー・チェーンだけで済まそうかと思ったのですが、女性陣から「チェーンを付けるなんて・・・」と顰蹙をかってしまい・・・
Fitはブリジストンで通しましたが新シリーズになる度に劣化が早くなる様で、最後のREVO-GZは2シーズンが限度、3シーズン目の後半からはドライ/ウエット共にガタッと落ちてABSが直ぐに働く様になってしまいました。 これだと精々年1~2度位の出番ではCPが悪過ぎ・・・ それに現在のシリーズは価格コム等のコメントを見る限り現用品よりも評価が低くなっているみたいですし・・・
通常スタッドレスタイヤのスピードレンジは“Q”ですので160km/hです。 このレンジでの実質的な安全速度は120km/hだと思っています。 国内の高速では出すと言ってもまぁ追い越しでもMax150km/hですから、スピードレンジ“Q”で良さそうですが路面の状況によっては挙動が非常に不安定になりますから。
そこで今回はドライ路面を優先してスピードレンジが“Q”ではないスタッドレスタイヤがあればこれを使う事にして探してみました。 ところがこれが無い・・・オールシーズン/マッド+スノーならば別ですがスタッドレスとなると・・・
結果としてまぁどこででも調達可能なものでは1種類しか見つかりませんでした。
見つかったのは「MICHELIN X-ICE3+」という物だけ・・・このシリーズネット上の評価を見てみると結構毀誉褒貶の喧しい物(^^;)ですが、これを使ってみる事にします。 3+は2017年の6月から順次発売というものですから、まだ国内の雪には見参していませんので、はてどの様な評価になる事やら・・・
《MICHLINにする理由》
☆ 居住地区が年に1~2度しか路面が覆われるほど雪が降らない事。
⇒乾燥路での特性を優先する事にする
☆ ブリジストンの特性に疑問を持ち始めた事。
新しいシリーズほど有効寿命が短くなっている。
☆ 最近は価格的にも高くなり過ぎ。 CPが悪い。
さて、インプレッサ スポーツの夏タイヤは 205/55R16 91Vというものです。
MICHELIN X-ICE3+では 205/55R16 94H XLと言うスペックになります。
スピードレンジは“H”ですので210km/h迄、夏タイヤの“V”は240km/hですので1つ下になります。 1世代前のXI3は“T”でしたので、1レンジ20km/h上がっています。 7割の150km/l迄は安全巡航速度と言えますので、一般のスタッドレスの“Q”に比べると緊張せずに済みますね。
このタイヤの負荷記号は工場装備の“91”615kgに対して、“94”670kgです。 負荷記号は3ランク上ですがXL(エクストラロード)仕様ですので、このロードを前提にするとエア圧を上げますので、すこし乗り心地が固めになるかもしれませんがこの車なら問題になる事はないでしょう。
といった処が採用の経緯。
以前使っていた海外製を扱っている近くの2店舗は潰れたり、取扱いを止めていたりで結局近郊には「Fuji」と「AUTO Rs」位で、Autoshop系は取り寄せてくれるかな?
最近は国内メーカーの系列化が進んだせいか、ピレッリやコンチネンタル、グッドイヤーを扱っている店は片手間みたいな処か輸入車代理店が認定タイヤとして扱うかしかなくなったみたいです。
今回はベイシア系列の「AUTO Rs」がすこし近く、ショッピングモール内にあるので買い物のついでにこれるのでここで調達しました。
タイヤは在庫がありましたが、スバルのハブのボルト間隔が少し狭いらしく、合うホイールに在庫がなく取り寄せになってしまいました。
16*6.5 5-100+45、フランジ形状が抜けていますがこういうスペックらしいですね。
リム径*リム幅 ボルト穴数-P.C.D インセット という順です。
通常はボルト穴の数の前にフランジ形状を示す、JJ、J、B、Kが入ります。
ホイルに関する仕様は次のページに各部の名称及び相関を示す図もありますのでここが分かり易いと思います。
URL: http://www.superstar-wheel.com/guide/guide.html#wheel1
AUTO Rsが大商談会と銘打って折込をいれており、この中にX-ICE 3+もありましたので、大分安く買えたのではないかと思います。
価格は取り付け工賃・税等全て込みで、¥131,544-でした。
ホイールは当初の物のスバル用がなく、LCZの010というモデルになりました。 ホイール単体価格が少し高いはずですが、同価でこのモデルに。
ブリジストンの新シリーズの同サイズに比べると大分安いですが、Fitの時に比べるとほぼ倍・・・
空気圧は0.1UPで入れて貰いました。 XL仕様ですのでこの方が横剛性が出るはずですので。
物が入り組付けが終わったとの連絡が入りましたので、出向いて取り付けです。
夏タイヤを車から降ろして倉庫に入れるのもエッチラ、175/65R14に比べるとずんと重いですね~2本一緒ではよろ・・・1本ずつ倉庫へ・・・
《ファーストインプレッション》
ミシュランはゴムが硬質で耐久性が高いと言われていますので、本来の特性に至る迄に暫く時間が掛かるのではないでしょうか。
それもあって早めに履き替えドライ路での性格を見てみようという所です。
空気は窒素、圧は 240kpa にしています。 昔は 2.4kgf/cm2 で言っていましたが・・・XL仕様ですのでちょっと高めにしました。
オートアールズのオペレータ曰く、「このタイヤいいですよ。 自分もこれに履き替えたけれど、グリップもブレーキ特性も夏タイヤよりいいくらいでビックリしてます。」 スピードレンジが“Q”ではなく“H”ですもの、そんな感じじゃなっくっちゃです。
以下は自宅周辺をチョロッと走ってみた印象です。
・ 騒音レベルは矢張り夏タイヤより低・高域共強く出ているみたい。
真っ新のアスファルト舗装部でもTURANZAよりも少し煩い。
路面の状態で音質の変化が大きい感じがする。
只、PCM音源のピークホールドのレベルではTURANZAより
低いがディップがあるせいかパターンノイズが耳につく。
・ 踏面はすこし硬くコッコッと路面の凸凹に反応する。
・ 現時点では乗り心地も少し固めに感じる。
・ 左右に振ってみた感じではやはりワンテンポの遅れがある。
但し、ブリジストンに比べれば遅れは小さく揺り戻しも少ない。
・ コーナリングでは腰砕け感は全く出ず、最初は一瞬オーバーに
感じるがその先はアンダー気味に綺麗に曲がる。 踏面の弾性?
ハンドルに伝わる路面の印象は至極スムーズだが切り始めが
スパッではなくネト~としている。 掌に伝わる路面の感じも
直接的ではなく一包みされた様なモワッとしたもの。
TURANZAで妙なキックバックが出たカーブほぼ等速で
走ってみたが外に持っていかれる感じもなく抜けれた。
・ 気のせいかコツコツと周期音がする・・・後で見てみると右後ろの
踏面接合部に結構なバリがあった。
そうそう、ホイールには暫くアルミテープを貼らずに乗ってみます。
今回はホイールの開口部も広いので貼るのは楽でしょう。
《ロードノイズ比較》
下はタイヤ交換に行った際、同じ場所で拾ったロードノイズの比較です。 但し、TURANZA は往路 X-ICE3+ は復路ですのでまったく同じ条件とは言えませんが。
真っ新のアスファルト舗装/TURANZA ↑ |
真っ新のアスファルト舗装/X-ICE 3+ ↑ |
古いアスファルト舗装/TURANZA ↑ |
古いアスファルト舗装/X-ICE 3+ ↑ |
計測した波形を見てみると卸したてにも関わらず、X-ICE 3+ の方が静かな位なのには吃驚。 ちょっと聴覚上の印象とは違っていました。 これは X-ICE 3+ の中域にディップがあるので上下を強めに感じてしまうのかもしれません。
《パターン比較》
ホイールは廉価な物から開口部が 大きなものを選びました。 手が入りそうなものの方が なにかと便利でしょうから。 マーキングで特徴的なのは マッド&スノーの“M+S” と“雪山”のスタッドレスマーク それにしても製造日/製造国が 片側にしかついていないとは・・ | |
製造日表示 | 製造国表示 |
ブリジストン REVO-GZ 175/70R14 | Michelin X-ICE3+ 205/55R16 |
このタイヤもTURANZAと同じく回転方向の指定があるタイヤです。 それにしても独特の左右対称パターンですね~
最初はバッタものを掴まされたのかと慌てました。 なにしろ、製造週/生産国の刻印がなかったもので。
日本ですもの、まず運転席側のタイヤをみますよね。 まさかと思って左側を見てみると刻印がありました。 取付方向指定があるタイヤですので、片側刻印だと・・・ フランスのメーカーですもの、手抜きをするとすれば左側しか付けませんよね(^^;)
付いていたタイヤは4本共2017年19週(5月末生産)製造分で揃っていました。 生産国は中国・・・
それにしても最近は韓国、中国製が幅を効かせ始めましたね~
性能的にもそこそこになってきたみたいですし、値段は半額近いですから無理しないからこれで十分という見方もね。
ただ、昔は頑張るとすぐにずるんと一気にでしたから。 私はまだその記憶が消えていません(^^;)
MICHELINのサイドウオールマークの見方については以下のページを参照してください。
URL : http://store.michelin.co.jp/buying-guide/tire-basic/marking/index.html
一皮剥けたら毎度のコースでチェックしてみようと思っていますが、バリがなくなるのを待ってですね。 切っちゃう?
ま、その内・・・
2017/11/07 追記
ちょっと秩父迄の道を走って来ました。 ここの処いつも車が多く飛ばせるギャップが掴らず・・・
いくつかのカーブで確認したところでは、やはりスタッドレスですね。 曲率の大きなところでは一般的な流れ+2~30ではそれほど差異を感じませんでしたが、小さくなるとやはりブロック変形がお尻に伝わってきます。 ただ、今までのスタッドレスの様にグキ、ズルといった感じではなくネットリした妙な感覚でジワリとスライドします。 インプレッサではリアが先に滑る感じで頭から出ていく様なアンダーにはならないみたいです。 特にバンクがついていないフラットなカーブではやはりTURANZAの方が安定していました。
下は「~挑戦」のページで示したものと同じ道を走り、PCM録音で採録したWaveファイルのピークホールド波形です。 チューニング前のTURANZAの波形も添付しておきます。 前回よりも少し走行速度が速いのでノイズレベルも全体的にちょっと上がっているでしょう。
これではミシュランの方が1~5kHzの範囲が少し高く出ています。 ピークで見るとこうなりますが、リアルタイムで見ているとこの部分にディップがあり、10dB以上振れています。 このせいかTURANZAよりもすこし煩く、低/高周波域が高く感じます。