Windows10 3rd Drive 交換 [睡夢庵の電脳環境]
【Windows10 3rd Drive 交換】
HDDの S.M.A.R.T. Status が役に立つ事もあるのですね。 時折 Crystal Disk Info というHDDの健康状態を示してくれるソフトを走らせていますが、初めて黄色のアラームを見ました。 今迄はお釈迦になったドライブは全て使用中にご昇天・・・
今回は代替処理保留中のセクタ数/回復不可能セクタ数がゼロでなくなり、健康状態が“正常”から“注意”になっていました。
今現在使用中のHDDは
今回“注意”となったのは旧 E8500 の2nd ドライブで内容をそのまま引き継いだ Windows10 の 3rd ドライブです。
矢張りSeagate の Barracuda シリーズは相変わらず信頼性が低いですね~
XP の 1st と 8.1 の 2nd Hitachi は発売が確か2009年、導入が2010年ですから既に7年経過していますし、電源投入回数は1回/日なら約20年以上になります。 使用時間も駄目になったドライブの倍です。 過去の経験では日立のドライブ(一部IBMから引き継いだ)は信頼性が高く寿命も長いですね。
東芝は2.5インチは大分使いましたが、3.5インチはWindows10用で初めてですので・・・信頼性未知数。
それに引き換え・・・ST2000DM001-1CH164 は確か2011年発売、導入は2013年11月ですから僅か4年です。 会社で使った Barracuda シリーズは SCSI、IDE、SATA 問わず酷いものは3年率50%もなくて、PC や Server 購入時価格が高くなっても 2ndソース の Hitachi/IBM ドライブを指定していました。 XP の 2nd 側は未だもっていますが、どうなる事やら。
で、代替ドライブはなにを買ったか?
Seagate Barracuda ST4000DM004 4TB/5400rpm と言う又同じ Barracuda です、性懲りも無く(^^;)>・・・なにせ 4TB で1万しないのですからね~
今度は 5400rpm モデルなのでもつのではないかと淡い期待をしています。 只、届いて吃驚、薄型(20.17mm)になっています、1プラッター2TB。 ギク~、心配ネタ・・・
只、消費電力が動作時平均5W、アイドル時2.5Wと従来品のほぼ半分ですから発熱は少ないかもしれませんね。
ディスクなどPC用パーツは全てドスパラから購入します。 ここはパーツの取扱いに慣れていますからちゃんとした梱包で送ってくれます。
現品が到着したので、リームバブルケースのドライブを入れ換えです。
新しいドライブを旧ドライブと同じ2区画、今回は倍ありますから双方半分づつ。
ディスクの容量は十進でギリギリ各区画2000GB(1.81TB)でした。
フォーマットをして旧ドライブの状態を見る為、このドライブから新しいドライブにコピーをしてみました。 S.M.A.R.T. では黄色でしたが、実際は赤、全く読めないブロックを含むファイルが出来ていました。 只、問題のファイルは 2016.05.18 に作成したファイルであり、その後触っていないものですので、多分他のファイルとブロックが共用されたのでしょう。 なにせ残りは5%ありませんでしたし、高品位で処理し変えたファイルとの入換えを相当数おこないましたので・・・
只、おかしくなったのはここ1ヶ月の内だと思いますが、この間ドライブ上で主にアクセスしていたのはエラーが出ているボリュームではない方なのですか・・・こちらは2~30ファイル位なのにです。
回復不能ブロックが24個ある事になっていましたので、大分壊れていそうです。
リトライを繰返しなかなか戻ってこない状態が続きますので、このドライブからの複製は諦め、WindowsXP から再生する事にしました。
数日前にディレクトリコンペアを行っていましたので、こちらからでも大丈夫(^^)
後は時間だけ・・・なにしろ1TB以上ありますから。
しかし考えてみれば恐ろしいですね。 今から40数年前コンピュータに関わり始めた当初は6畳半分位のサイズの集団ディスク装置でも200MB位、20数年前パソコンを触り始めた当初は3.5インチでは10MB程度から始まりましたから・・・
それが今や個人の環境に13TB、将に隔世の感ありですね。
2017/10/23 追記)
Windows10 上で 3rd ドライブ上から 2nd ドライブ上に 160GB 強を一気にコピーしてみました。 消費電力が減っていますし、リード側なので Seagate の温度の上がり方が少ないだろうと思いましたが案に相違して ライト側の 古い Toshiba の方が・・・最終的に2℃差。 この程度でライズ14℃、ちょっとガッカリですね。
只、双方内部 SATA 動作しているので転送レートはXPとのネット越しの場合に比べると約5倍以上、矢張り最近のドライブ同士は早いですね、内容がGB単位の大きなファイルだった事もあるでしょうが、最高では200M近く出ていましたから。
昔 Seagate は実験結果として周囲温度と寿命の相関グラフを出していましたが、これでは16~18℃位が最適だった様に記憶しています。
HDDの温度と寿命の相関を示す最近のデータはないかと思いネットを探していた処、面白いデータにぶっつかりました。
URL : http://gigazine.net/news/20140924-hdd-reliability-sep2014/
これは2010~2014年頃のデータになるのでしょうか。
わたしが最も多くのHDDに触れていた時代は86~05年でしたので、他のメーカーを含め少し印象が違います。 Seagate、WesternDigital 共にこれよりももっと悪かったですね。 これを見ると最近の WesternDigital は結構良いようですが、私の印象では Barracuda 以上に悪く、派手なクラッシュぶりに恐れをなして個人的にはずっと使っていません。 Seagate も Disk Array に使っていた Cheetha シリーズは同ドライブでリプレースしましたが、 Barracuda シリーズは最終的に IBM/Hitachi で置き換えた位です。
この時の印象を引き摺って WesternDigital はずっと忌避していましたが、これをみると Seagate よりもズンとましになっている様です。
この関連のページを眺めていた処、Barracuda は省電力モデルの方がもっと酷い様な記述がありガックリです。 ケーシングが薄型になり、放熱率が落ちている為か? プラッタ数と消費電力も減っているので発熱量が少ないと期待したのですが、モーターもケチったのかもしれません、温度上昇がライト側のドライブよりも早くかつ高かったのは期待外れでした。 これも同じく信頼度が低いかもですね。
ライト側は書き込んだ後の検証のリードを伴いますので、こちら側の方が消費電力も多くなり発熱量も増えるはずなのですが・・・
HDDの S.M.A.R.T. Status が役に立つ事もあるのですね。 時折 Crystal Disk Info というHDDの健康状態を示してくれるソフトを走らせていますが、初めて黄色のアラームを見ました。 今迄はお釈迦になったドライブは全て使用中にご昇天・・・
今回は代替処理保留中のセクタ数/回復不可能セクタ数がゼロでなくなり、健康状態が“正常”から“注意”になっていました。
今現在使用中のHDDは
☆ | Windows XP | 電源投入 | 使用時間 | |
1st | Hitachi HDS72101CLA332 | 1TB/7200rpm | 10,761 | 31,891 |
2nd | Seagate ST2000DM001-1CH164 | 2TB/7200rpm | 2,097 | 11,294 |
☆ Windows8.1 | ||||
1st | Samsung SSD 256GB | |||
2nd | Hitachi HDS72101CLA332 | 1TB/7200rpm | 9,457 | 27,428 |
☆ Windows10 | ||||
1st | Kingston SSD 240GB | |||
2nd | Toshiba DT01ACA300 | 3TB/7200rpm | 255 | 2,687 |
3rd | Seagate ST2000DM001-1CH164 | 2TB/7200rpm | 1,758 | 15,589 |
今回“注意”となったのは旧 E8500 の2nd ドライブで内容をそのまま引き継いだ Windows10 の 3rd ドライブです。
矢張りSeagate の Barracuda シリーズは相変わらず信頼性が低いですね~
XP の 1st と 8.1 の 2nd Hitachi は発売が確か2009年、導入が2010年ですから既に7年経過していますし、電源投入回数は1回/日なら約20年以上になります。 使用時間も駄目になったドライブの倍です。 過去の経験では日立のドライブ(一部IBMから引き継いだ)は信頼性が高く寿命も長いですね。
東芝は2.5インチは大分使いましたが、3.5インチはWindows10用で初めてですので・・・信頼性未知数。
それに引き換え・・・ST2000DM001-1CH164 は確か2011年発売、導入は2013年11月ですから僅か4年です。 会社で使った Barracuda シリーズは SCSI、IDE、SATA 問わず酷いものは3年率50%もなくて、PC や Server 購入時価格が高くなっても 2ndソース の Hitachi/IBM ドライブを指定していました。 XP の 2nd 側は未だもっていますが、どうなる事やら。
で、代替ドライブはなにを買ったか?
Seagate Barracuda ST4000DM004 4TB/5400rpm と言う又同じ Barracuda です、性懲りも無く(^^;)>・・・なにせ 4TB で1万しないのですからね~
今度は 5400rpm モデルなのでもつのではないかと淡い期待をしています。 只、届いて吃驚、薄型(20.17mm)になっています、1プラッター2TB。 ギク~、心配ネタ・・・
只、消費電力が動作時平均5W、アイドル時2.5Wと従来品のほぼ半分ですから発熱は少ないかもしれませんね。
ディスクなどPC用パーツは全てドスパラから購入します。 ここはパーツの取扱いに慣れていますからちゃんとした梱包で送ってくれます。
現品が到着したので、リームバブルケースのドライブを入れ換えです。
新しいドライブを旧ドライブと同じ2区画、今回は倍ありますから双方半分づつ。
ディスクの容量は十進でギリギリ各区画2000GB(1.81TB)でした。
フォーマットをして旧ドライブの状態を見る為、このドライブから新しいドライブにコピーをしてみました。 S.M.A.R.T. では黄色でしたが、実際は赤、全く読めないブロックを含むファイルが出来ていました。 只、問題のファイルは 2016.05.18 に作成したファイルであり、その後触っていないものですので、多分他のファイルとブロックが共用されたのでしょう。 なにせ残りは5%ありませんでしたし、高品位で処理し変えたファイルとの入換えを相当数おこないましたので・・・
只、おかしくなったのはここ1ヶ月の内だと思いますが、この間ドライブ上で主にアクセスしていたのはエラーが出ているボリュームではない方なのですか・・・こちらは2~30ファイル位なのにです。
回復不能ブロックが24個ある事になっていましたので、大分壊れていそうです。
リトライを繰返しなかなか戻ってこない状態が続きますので、このドライブからの複製は諦め、WindowsXP から再生する事にしました。
数日前にディレクトリコンペアを行っていましたので、こちらからでも大丈夫(^^)
後は時間だけ・・・なにしろ1TB以上ありますから。
しかし考えてみれば恐ろしいですね。 今から40数年前コンピュータに関わり始めた当初は6畳半分位のサイズの集団ディスク装置でも200MB位、20数年前パソコンを触り始めた当初は3.5インチでは10MB程度から始まりましたから・・・
それが今や個人の環境に13TB、将に隔世の感ありですね。
2017/10/23 追記)
Windows10 上で 3rd ドライブ上から 2nd ドライブ上に 160GB 強を一気にコピーしてみました。 消費電力が減っていますし、リード側なので Seagate の温度の上がり方が少ないだろうと思いましたが案に相違して ライト側の 古い Toshiba の方が・・・最終的に2℃差。 この程度でライズ14℃、ちょっとガッカリですね。
只、双方内部 SATA 動作しているので転送レートはXPとのネット越しの場合に比べると約5倍以上、矢張り最近のドライブ同士は早いですね、内容がGB単位の大きなファイルだった事もあるでしょうが、最高では200M近く出ていましたから。
昔 Seagate は実験結果として周囲温度と寿命の相関グラフを出していましたが、これでは16~18℃位が最適だった様に記憶しています。
HDDの温度と寿命の相関を示す最近のデータはないかと思いネットを探していた処、面白いデータにぶっつかりました。
URL : http://gigazine.net/news/20140924-hdd-reliability-sep2014/
これは2010~2014年頃のデータになるのでしょうか。
わたしが最も多くのHDDに触れていた時代は86~05年でしたので、他のメーカーを含め少し印象が違います。 Seagate、WesternDigital 共にこれよりももっと悪かったですね。 これを見ると最近の WesternDigital は結構良いようですが、私の印象では Barracuda 以上に悪く、派手なクラッシュぶりに恐れをなして個人的にはずっと使っていません。 Seagate も Disk Array に使っていた Cheetha シリーズは同ドライブでリプレースしましたが、 Barracuda シリーズは最終的に IBM/Hitachi で置き換えた位です。
この時の印象を引き摺って WesternDigital はずっと忌避していましたが、これをみると Seagate よりもズンとましになっている様です。
この関連のページを眺めていた処、Barracuda は省電力モデルの方がもっと酷い様な記述がありガックリです。 ケーシングが薄型になり、放熱率が落ちている為か? プラッタ数と消費電力も減っているので発熱量が少ないと期待したのですが、モーターもケチったのかもしれません、温度上昇がライト側のドライブよりも早くかつ高かったのは期待外れでした。 これも同じく信頼度が低いかもですね。
ライト側は書き込んだ後の検証のリードを伴いますので、こちら側の方が消費電力も多くなり発熱量も増えるはずなのですが・・・