突発性難聴・・・その後-3 [睡夢庵 日々徒然]
【突発性難聴・・・その後-3】
一昨年5月突発性難聴を発症して早や2年を経過しました。 この2年聴こえ具合をトレースして来ましたので、変遷状態を報告する事にします。
私の場合はインターネット上で紹介される様な発症状況とは一寸異なっていました。
当時は部屋に籠もってTVや音楽は聴かず、パソコンで調べ物を続けている状態でした。 最初に異常を感じたのは、救急車のサイレンの音が大きく響き、右と左で聴こえ方が違う様な気がしたのが最初でした。 只、アレルギー性鼻炎のせいで時折聴こえ方がおかしくなる事も過去にあったので又か位の感じでした。
それからの状況は【突発性難聴発症:悲しき哉、体が壊れ始めた・・・】の通り・・・
ここには私が状態確認に使っている音源が用意してあります。
また、色々な楽器でチェックしてみる手もあります。 含まれる倍音が違いますので単音での確認とはまた違った状態を確認出来ます。
その音源は 【突発性難聴・・・その2】にあります。
左耳に関しては、レベル的な低下は発生したものの音階のシフト、ミックスなどは起きませんでした。 右耳については、純音で見ると、1250Hz 迄の間で音階のシフト、ミックス、振動、割れ等複数の現象が周波数毎に違った形で表れ、それとは別に常時“フー”というノイズと耳に膨張感が付き纏うという状態でした。
現状は楽器音階で見ると
・ オルガンはほぼ全域で微かな痛感を伴う響きが発生します。
・ チェロの場合は全域でざらついた響きが乗ってきます。
・ マリンバの場合も中間部で僅かに別の音が乗り減衰していく感じになります。
・ フルートは別音が乗る形になっていましたが、現在は低域部で耳に
膨張感が出る程度迄戻っています。
・ 常時左耳の軽い膨張感とノイズは未だ残っています。
単音のレベル比較で見ると
・ 右耳に感じた圧迫感や“フー”という様なノイズが少し
軽減している。
・ 1200Hz 以下の1周波数が二周波に聴こえる、割れて
櫛歯の様に音が途切れる、全く違う周波数になるという
現象がほぼ消え、低域は改善を見ている。
・ 左耳の高域は右耳のレベルに昨年末から徐々に減衰し始めた。
最近はクラシックのレコードも以前の様に耳に違和感を覚える事無く聴ける様になりました。
まだ、ヘッドフォンだと物によっては・・・
下のグラフは発症から現在迄の各1ヶ月平均のプロットを行ったものです。
《治療の結果について》
6ヶ月間病院に通院し、3回聴覚検査を受けましたがそのレベルでは大分改善したという判断でしたが・・・
上のグラフの黒のラインが初診当日自宅に帰り音源を作って計測したラインで、赤のラインが治療期間中の最悪だった日の値です。
赤のラインよりは上に来ていますので、治療の効果はあったという事になるのでしょう。 少なくともより酷い状態にはならずに済んだと・・・
症状がキツく出た右耳については、低域部が黒の線より上に上がり、加わっていた変調も軽減している事を考えれば大幅な改善と言えるかもしれません。
高域については左右共に昨年半ばから徐々に減衰し始めているみたいで・・・少々悲しい現実です。
家系的に耳が駄目になる割合が高いですから・・・遺伝なんですかね。
《治療に使われた薬》
・ プレドニン錠 5mg 抗炎症/アレルギー抑制剤
・ アデホスコーワ顆粒 10% 血行障害改善薬
・ メチコバール錠 500μg 末梢神経障害・B12欠乏症用
・ レパミピド錠100mg 胃粘膜修復
・ ガスターD錠10mg 胃酸分泌抑制剤(プレドニン対応用)
プレドニンを使用する為、肝炎検査を受ける事になり、B型肝炎抗体s/cが陽性で過去に感染、治癒した状態であることが判明・・・肝炎になった覚えはないのですが。
色々と検査を受ける羽目になりました。
6ヶ月経過時点で症状の改善が見られないとの判断から耳鼻科への通院を中止。
メチコバールは入手可能と聞いた気がしたのですが、矢張り要指示薬。
仕方がないので NatureMade の B-12 50μg で代用する事にし、現状は 52μg に落としています。 B-12 を日量1/10にしたのが原因で高域の劣化が進んでいるのなら・・・可能性はありますが日量1500μg飲み続けるのには一寸抵抗がありますね。
摂取推奨値は 2.5μg、摂取上限 3000μg ですからね。 上限半量を6ヶ月続けたのですから・・・
一昨年5月突発性難聴を発症して早や2年を経過しました。 この2年聴こえ具合をトレースして来ましたので、変遷状態を報告する事にします。
私の場合はインターネット上で紹介される様な発症状況とは一寸異なっていました。
当時は部屋に籠もってTVや音楽は聴かず、パソコンで調べ物を続けている状態でした。 最初に異常を感じたのは、救急車のサイレンの音が大きく響き、右と左で聴こえ方が違う様な気がしたのが最初でした。 只、アレルギー性鼻炎のせいで時折聴こえ方がおかしくなる事も過去にあったので又か位の感じでした。
それからの状況は【突発性難聴発症:悲しき哉、体が壊れ始めた・・・】の通り・・・
ここには私が状態確認に使っている音源が用意してあります。
また、色々な楽器でチェックしてみる手もあります。 含まれる倍音が違いますので単音での確認とはまた違った状態を確認出来ます。
その音源は 【突発性難聴・・・その2】にあります。
左耳に関しては、レベル的な低下は発生したものの音階のシフト、ミックスなどは起きませんでした。 右耳については、純音で見ると、1250Hz 迄の間で音階のシフト、ミックス、振動、割れ等複数の現象が周波数毎に違った形で表れ、それとは別に常時“フー”というノイズと耳に膨張感が付き纏うという状態でした。
現状は楽器音階で見ると
・ オルガンはほぼ全域で微かな痛感を伴う響きが発生します。
・ チェロの場合は全域でざらついた響きが乗ってきます。
・ マリンバの場合も中間部で僅かに別の音が乗り減衰していく感じになります。
・ フルートは別音が乗る形になっていましたが、現在は低域部で耳に
膨張感が出る程度迄戻っています。
・ 常時左耳の軽い膨張感とノイズは未だ残っています。
単音のレベル比較で見ると
・ 右耳に感じた圧迫感や“フー”という様なノイズが少し
軽減している。
・ 1200Hz 以下の1周波数が二周波に聴こえる、割れて
櫛歯の様に音が途切れる、全く違う周波数になるという
現象がほぼ消え、低域は改善を見ている。
・ 左耳の高域は右耳のレベルに昨年末から徐々に減衰し始めた。
最近はクラシックのレコードも以前の様に耳に違和感を覚える事無く聴ける様になりました。
まだ、ヘッドフォンだと物によっては・・・
下のグラフは発症から現在迄の各1ヶ月平均のプロットを行ったものです。
2015年度 | |
2016年度 | |
2017年度 | |
《治療の結果について》
6ヶ月間病院に通院し、3回聴覚検査を受けましたがそのレベルでは大分改善したという判断でしたが・・・
上のグラフの黒のラインが初診当日自宅に帰り音源を作って計測したラインで、赤のラインが治療期間中の最悪だった日の値です。
赤のラインよりは上に来ていますので、治療の効果はあったという事になるのでしょう。 少なくともより酷い状態にはならずに済んだと・・・
症状がキツく出た右耳については、低域部が黒の線より上に上がり、加わっていた変調も軽減している事を考えれば大幅な改善と言えるかもしれません。
高域については左右共に昨年半ばから徐々に減衰し始めているみたいで・・・少々悲しい現実です。
家系的に耳が駄目になる割合が高いですから・・・遺伝なんですかね。
《治療に使われた薬》
・ プレドニン錠 5mg 抗炎症/アレルギー抑制剤
・ アデホスコーワ顆粒 10% 血行障害改善薬
・ メチコバール錠 500μg 末梢神経障害・B12欠乏症用
・ レパミピド錠100mg 胃粘膜修復
・ ガスターD錠10mg 胃酸分泌抑制剤(プレドニン対応用)
プレドニンを使用する為、肝炎検査を受ける事になり、B型肝炎抗体s/cが陽性で過去に感染、治癒した状態であることが判明・・・肝炎になった覚えはないのですが。
色々と検査を受ける羽目になりました。
6ヶ月経過時点で症状の改善が見られないとの判断から耳鼻科への通院を中止。
メチコバールは入手可能と聞いた気がしたのですが、矢張り要指示薬。
仕方がないので NatureMade の B-12 50μg で代用する事にし、現状は 52μg に落としています。 B-12 を日量1/10にしたのが原因で高域の劣化が進んでいるのなら・・・可能性はありますが日量1500μg飲み続けるのには一寸抵抗がありますね。
摂取推奨値は 2.5μg、摂取上限 3000μg ですからね。 上限半量を6ヶ月続けたのですから・・・