Windows10 ファイル共有が遅くなった!! で悪足掻き・・・ [睡夢庵の電脳環境]
【 Windows10 ファイル共有が遅くなった!! で悪足掻き・・・】
前回 Creators Update 適用後XPマシンで行っているクロスバックアップが遅くなり、その解決の為に幾つかの処置を加えた結果改善を見たと報告しましたが、残念ながら翌日確認した所、不定間隔で再発する事が判りガックリ。
で、もう一足掻きしてみましたので、その内容を報告しておきましょう。
結果的には、そもそもの中心問題は解決しませんでした。
只、i7-7700 + 16GB + SSD のWindows10 マシンにも関わらず、Core2 Duo E6850 + 4GB のXPマシンよりも動作が速くなったという印象が抱けず、イライラモードだったのですが、これらの処置の結果大幅に軽く動作する様になりましたので、その面では望外の成果がありました。 自宅で限られた目的で使用するには、如何に無駄なものがぶら下っているかの表れですね。
行った処置を説明する前に Windows10 の問題点と Creator Update により発生した問題点を上げておきます。
① ハード的には8倍以上の能力があるにも関わらず、特定の
操作ではXPマシンの倍以上の待ちが起きる。
特にディスク上のファイルを最初にアクセスする様な場合。
② Creators Update 後画面中央に四角で囲まれた“A”、
“あ”が表示される様になった。 一々シフトステータスを
見せられても邪魔なことこの上なしですね。
③ Creators Update 後ネット越しにこの端末を参照しようと
すると初期応答が返る迄に20秒以上掛かる様になった。
お陰でXPではネゴシエーションがタイムアウトでこける
様で「サーバーサービスが開始されていない」という
メッセージが出るのですが、ディレクトリは参照出来て
開けると言った矛盾が出た。
④ XP上でクロスバックアップの為のフォルダー間ファイル
比較を行うと従来に比べ3~4倍時間が掛かる様になった。
原因は間歇的に応答に遅れが出る為。 只、常時ではなく
正常に動作する事もある。(通常11秒が38秒以上に)
わたしのPCの使い方の特異点も上げておきましょう。
☆ ウイルス対策ソフトは「ESET Internet Security」を採用
☆ メールソフトは「秀メール」を使用。
テキストベースでHTMLメールはテキスト表示になります。
Windows10/8.1/XP の3台の C: 上にフォルダを作って
インストールし、8.1 上でメールを受けてフォルダ毎他の
PCにバックアップしています。 これで 8.1 が壊れても
直ちに他のPCでメール授受を再開出来る様になります。
☆ フリーメールは全てブラウザで受ける。
☆ Microsoft の提供する組込みアプリは使わない。
市販ソフト、Share/FreeWare を活用する。
☆ Microsoft/Google/Yahoo/Apple等だけでなくアプリが
用意するそれぞれの会社に対する接続は可能な限り遮断
する。 自動UPDATE も行わない様に設定し、必ず目視下に
おく。
☆ Office系ソフトは今後フリーの「Libre」を使用する。
一般文書の作成はテキストで行い、整形がいる場合のみ
Office系ソフトを使用する。
文書は Bullzip PDF Printer で PDF化し保管する。
☆ 全てのデータは何れかの1台にバックアップを置く。
これはXP上から Filesync を使用して目視確認下で
同期する。
☆ クラウドサービスは使わない。 必要な場合はFTPを
使いPW付きで一時的に空間を開放する。
☆ SNSには手を出さない。
これから説明する項目は操作を誤るとシステムを破壊する可能性もありますので、全て自己責任で行って下さい。 私自身 Windows System/File System/NetWork System に詳しい訳ではなく、ネット上の情報に拠ってリスクを負って処置している内容です。 これ等の処置を適用されたとしても、私は一切の保証/保障及び応援は行いません。
《 Windows 設定等変更操作の予備知識》
① 一般的な Windows 環境の設定
タスクバー左隅のウインドウマーク上で左クリックするとスタート画面が表示されるので、左側の歯車マークを左クリックすると「Windows の設定」画面が開きます。
② システム系サービス設定
タスクバー左隅のウインドウマーク上
で右クリックすると右図の様な
ウインドウが開きます。
ここから列記される様な処理ソフトを
開く事が出来ます。 「サービス」に
ついては「コンピュータの管理」を
左クリックします。
③ これ以外にエクスプローラ上からも多くのサービスを
選択する事が可能です。
タスクバー上のエクスプローラをクリックすると下図の
様に「PC」から開く様にしておくと便利です。
このコンピュータタブでは赤枠で囲った「システム」から
・歯車マーク 「Windows の設定」
・プログラムの~ 「Windows の設定」の中の「アプリと機能」
・システムの~ 「Windows の設定」の中の「システム」
・管理 先の②と同じ「コンピュータの管理」
を開く事が出来ます。
PCで開くと標準のクイックアクセス相当が右ペイン上段に出ますし、OneDrive は使いませんのでピン止めも外してしまっています。 こうしておけば「システムのプロパティ」を経由して「デバイスマネージャ」を始めとする管理ツールが開けます。 ここからですとウインドウマーク右クリックよりも広範な管理ツールが扱えますので、こちらの方が便利でしょう。
《「Windows の設定」で行う確認と変更》
☆ システム
◎ ディスプレイ ノート出なければ「夜間モード」を
オフ
◎ 通知とアクション
・クイックアクション 放置でよい
・通知 上から2つ以外はオフ
・これらの送信者~ UniversalNotification
セキュリティとメンテナンス
位置情報
設定 だけオン
この部分はお仕着せソフトを使うかどうかに拠る
但し、自動再生は必ず「オフ」にする。
昔のウイルス感染はこれが多かったので・・・
◎ 電源とスリープ ここはお好みで
◎ ストレージ
・ストレージセンサー オフ
一時ファイル、ゴミ箱の整理は
自己責任で・・・
・その他のストレージ設定
新しいコンテンツの保存先を変更する
エクスプローラのPC画面右のフォルダーに表示される
6つのフォルダを場所を変更出来ます。
只、これは変更せずここから手操作もしくはアプリ側の
保存フォルダー設定を変更する様にしましょう。
記憶域の管理
この機能の使用はお薦めしません。 この辺りの設計は
自身で行い、ハード的に別の端末若しくはディスクに
バックアップのタイミングを計って行う物です。
◎ タブレットモード 放置
◎ マルチタスク 放置
◎ このPCへの~ 放置
◎ 共有~ オフ 一般的に行う操作ではない
☆デバイス
ここでは各項目を開いて実際のデバイスの接続状態通りかが
確認出来れば次項以外は弄る処はありません。
◎ 自動再生 オフ システムでの説明通り
☆ネットワークとインターネット
◎ 状態
ここは詳しくない方は触らないでおきましょう。
只、ネットワーク接続が遅い、端末間の反応が遅いと
感じる方はチャレンジです。
・アダプターのオプションを変更する
ここでイーサネットのプロパティの変更が行えます。
ネットワーク高速化の為に「オフロード」という機能が
準備されていますが、従来よりこれが逆に働くケースが
多く報告されています。
家庭環境であればこれを切っても差が出る事はまず
ないでしょう。
・共通オプション
1台だけで外部からアクセスをしないのであれば弄る
必要はありませんが・・・
▽全てのネットワークの後の下山形をクリックして
条件を開き
・パスワード保護共有を“有効”に切り替え、
パブリックフォルダーの共有を“無効”にする。
◎ イーサネット
・ 「設定」 - 「ネットワーク」
- 「アダプターの~」-
「この接続の設定を変更する」と
クリックし、
「イーサネットのプロパティ」を
開く
・ 「構成」をクリックし、ハード
ウェアのプロパティを開く
・ 「詳細設定」タブを開き、
「設定枠」の“オフロード”という
記述がある行を選択し、
「値枠」で“無効”を選択する。
この項はこれだけ
☆個人用設定
◎ 背景 Creators Update で元の画面に戻ってました。
◎ スタート スタートメニューにアプリの一覧を表示する
最近開いた項目を表示するの2項だけオンに
・ スタート画面に表示するフォルダを選ぶ
「設定」だけをオンにする。
◎ タスクバー デスクトップモードでタスクバーを隠す
小さいタスクバーボタンを使うの2項だけ
オンにする
◎ 通知領域
・ タスクバーに表示するアイコンを選択して下さい。
タスクバーの右側に表示されるアイコンを選択します。
オフにしても到達迄に1クリック増えるだけですから、
・ Bluetooth
・ ハードウェアの安全な取り外し
・ ネットワーク
・ 音量
・ ウイルスソフト
・ エクスプローラ
とインストールし、表示を指定したアプリのアイコンを
選択すればいいでしょう。
それ以外はまとめて表示されますので。
・ システムアイコンのオン/オフ切り替え
これは接続されているハードによって選択されています
ので変更の必要はありません。
☆アプリ
ここではメール、ブラウザ、画像/動画ビューワ等アプリがこれら機能を要求した際に開くアプリケーションの設定やアンインストール等が行えます。
アプリのアンインストールもここで行いますが、レジストリスキャン迄行って可能な限り残骸を残さない為には専用のアンインストールソフトを使う方が良いでしょう。
◎ アプリと機能 ここはそのまま
◎ 既定のアプリ 「メール」はこの端末上では操作しませんのでし
「秀メール」が起動されては困るので
そのまま
「マップ」はMapfanかGoogleを使います
ので放置
「音楽・」はWinamp
「フォト」はACDSee
「ビデオ」はDivX
「Web」はFirefox に切換え済みでした。
これはいずれも自身で決めたアプリをインストールしておられる場合です。
この下段にある3項目は変更するのは事ですので放置(^^)
◎オフラインマップ これは日本は著作権の関係でしょう、オフライン
マップは使えませんのでそのまま
◎Webサイト用のアプリ 使いませんのですべてオフにします。
☆アカウント
個人専用PCであれば、ここに関してはそのまま
☆時刻と言語
◎日付と時刻 ここに関しては長い日付の形式だけ月/日2桁に
変えています。
これは並べ替えの時に日付桁数の影響が出ない様に
する為です。
これ以外はそのまま
☆ゲーム
ゲームはしないので、スイッチは全てオフにします。
こんな物はOSの機能に含ませるものではありませんよね!
☆簡単操作
◎ナレーター 使わないので上2つのスイッチをオフにします。
◎拡大鏡 使わないので全てオフにします。
◎キーボード 全てオフです。
上記以外はそのまま
☆プライバシー
◎全般 全てオフです。
◎位置情報 デスクトップですからオフにします。
当然ですが「詳しい位置情報を使用出来るアプリを選ぶ」
もすべて「オフ」になります。
◎カメラ 接続していなければオフ
◎マイク 接続していなければオフ
◎通知 必要ありませんのでオフ
◎音声認識等 使いませんのでオフ
◎アカウント情報 これもオフにします
◎連絡先 これもオフにします
◎通話履歴 これもオフにします
◎カレンダー これもオフにします
◎メール これもオフにします
◎タスク これについては「カレンダー」を一部
使う為そのまま
◎メッセージ これもオフにします
◎無線 そのまま
◎他のデバイス 接続関係がわかっていないものは
ありませんのでオフにします。
データを含め全ての同期は自身の目視下で
行うべきものと考えます。
同期のタイミングもファイルによっては一義的
ではありません。
只、この項については Microsoft が用意したアプリを使われる方は
触らない方がよいでしょう。
☆更新とセキュリティ
◎Windows Update
▽アクティブ時間の変更 間違いなく席にいる時間帯を指定
▽再起動オプション 双方オフである事
▽詳細オプション
・Office 等 Microsoft のアプリケーションを使う方は
Microsoft 製品の更新プログラムも入手しますがオンに
なっている事
・更新後セットアップを自動的に完了するがオフである
事を確認する。
これ以外はそのまま
◎Defender は市販のウイルスソフトを使用している場合無効に
なっています。 「~有効にします」と表示されていれば可
ここではこの2つ以外は見る必要はありません。
以上が「Windows の設定」を使って行う軽量化です。
これに加えて、同期対象フォルダがあるドライブのプロパティの全般タブにある、「このドライブ上のファイルに対し、プロパティだけでなくコンテンツにもインデックスを付ける」についているチェックを外し、殆どする事がないファイル名やコンテンツのデータベース作成を止めさせます。 最初にドライブを開いた時には一寸遅れが出ますが、それでもこの機能を生かしている時よりも応答が速いので不要な機能ですね。
残りのドライブはデータストック用ですので、頻繁にアクセスする事はありませんので検索で探せる要素が増えた方が良いかと思い放置しています。
そしてこれは余り触りたくなかったのですが、グループポリシーエディターで Windows のコンポーネント設定を弄ってみる事にしました。
グループポリシーエディタは“Cortana”で“gpedit”と入力すると、上段に“グループポリシーの編集”と表示されますので、ここをクリックすると起動出来ます。
全く使わない BitLocker/IE/Edge 等関連や ESET に置き換えられている Defender 関係、未構成は無視?と思われる同期系の設定は放っておき、
① OneDrive 全て設定項目を無効に
(クラウドは使わすプロバイダの領域でFTPを
使っています)
② デジタル著作権管理 レコードやCDからリップしたファイルに
折角入力したタグデータを壊されたくないので
これは絶対に切らねば・・・
レコードにはありませんし、古いCDは
コード系が無茶苦茶なので殆どは自分の
好みで入れ直してます。
③ Messenger 全て有効にして実行出来ない様にします。
④ EXP 向上プログラム 全て無効に設定します。
⑤ ゲーム録画と・・・ この上でゲームをする事はありませんので
これも全部無効にします。
⑥ エクスプローラ 数値による並べ替えを無効にします。
3.1~95時代のファイルも大量にありますし
ファイル名は文字列という認識で扱っています。
それにファイル名には大量に数値が含まれて
いますので、数値化処理は時間を食うだけで
何のメリットもありません。
以上を処置した結果で再起動して確認をしましたが、やはり駄目でした。
Windows10 自体はすこし軽くなり、エクスプローラに対する不満はほぼ解消しましたがやはり引っ掛かります。 で、次の手に・・・
《「コンピュータの管理」で行う軽量化と問題点への探り》
これは不要と思われるサービスを「無効」にする事で余分なプロセスが動かない様にする方法ですが、これは場合によってはサービスを担当するモジュールがアンインストールされてしまう為、間違うと異常動作をしたり最悪システムがクラッシュします。
サービスを触るのにはリスクを伴いますので、最悪すべてのリビルドを自身で行える場合以外は避けた方が宜しいかと・・・
「コンピュータの管理」で「サービス」を開いた時の状態欄が“空白”でスタートアップが“手動”若しくは“括弧付手動”の場合はプログラムからのリクエスト若しくはオペレータの操作によって起動されるという事を表しています。
既に状態が「実行中」となっている物はそのサービスが稼動中である事を表しますので原則的にはこれを“無効”には出来ません。 強制的に殺しても良いと言える場合を除き。
ここでディレクトリサービス及びネット越しのアクセスに関係があるが単純なネット環境では不要と考え“無効”にした物は
・Connected User Experiences and Telemetry
・IP Helper
・Net.Tcp Port Sharing Service(IPv6/NetBiosを使っていなければ不要)
・Remote Registry
・Routing and Remote Access
・Shared PC Account Manager
・Smart Card
・Windows Remote Management
・Windows Search
・ユーザーエクスペリエンス仮想化サービス
「サービス」の操作ボタン(赤丸)に“リフレッシュ”と“一覧のエクスポート”があり、CSV形式のファイルとして状態を出力出来ます。(ボタンにマウスを当てると噴出しが出ます)
これを使って、一部は上記以外も変更しながら、正常動作時と異常時の各サービスの状態を比較してみましたが、状態が変化するサービスで同条件でトグルするものがありません。
という事は、サービスでは動的に判る部分に差異がでないのでこれで検証は出来ないという結果になりました。
もう一つの切り口「Windows の機能の有効化または無効化」という手がある事を思い出し、こちらもちょっと試してみることにしました。
左が元の状態、右が機能を無効化した状態
ここで「Microsoft PDF 印刷」と「Remote Differential Compression API サービス」はこの現象には関係はありませんが、使わないのでついでにオフにしています。
・SMB1.0/CIFS ファイル共有のサポート
・Telnet クライアント
・ワーク フォルダー クライアント
再起動後は Windows10 の動作が何だかぎこちなくなり、他端末とは繋がらなくなってしまいました。
“Telnet クライアント”以外は元に戻して再起動した処、Update相当の再構成が行われた様で%表示が一瞬出ましたので、上記の処理で何かモジュールがアンインストールされたのでしょう。
で、トライして見た処、何回も正常に動作した為直ったかな~で1時間後に再挑戦した処ガックリ駄目・・・
一応思い付く手は皆打った積りですが、この1点はどうしても駄目でしたね。
以前は正常で、Creators Update で発生していますので、これはバグなのかもしれません。
でも、Windows10 の軽量化についてはやった効果はっきりとあり、他の操作は皆非常に軽快になっていますのでまぁ・・・足掻いた甲斐があったかなです(^^;)>
ここでもう一度 PassMark 9.0 で評価してみました。
今回の処置の結果、CPU と 2D の速度が向上しています。 この2つが向上していれば通常のアプリケーションはそれだけ早く動作しますので、速くなったと感じたのは間違いではありませんでした。 CPU Mark が3割以上向上していますので、一般的なアプリではほぼこれだけ早くなっているでしょう。
XPマシンのRatingは428.8ですから9.4倍なのですが、操作上の実感としてはそこまで早くは感じませんね。 音響/画像処理や動画処理等だと有り難味が分るのでしょうが・・・未だ自室内の整理がついていなくてこの辺りは手がつかない状態。
正直な所ここまで向上するとは思っておらず、この面では嬉しい誤算でした。
前回 Creators Update 適用後XPマシンで行っているクロスバックアップが遅くなり、その解決の為に幾つかの処置を加えた結果改善を見たと報告しましたが、残念ながら翌日確認した所、不定間隔で再発する事が判りガックリ。
で、もう一足掻きしてみましたので、その内容を報告しておきましょう。
結果的には、そもそもの中心問題は解決しませんでした。
只、i7-7700 + 16GB + SSD のWindows10 マシンにも関わらず、Core2 Duo E6850 + 4GB のXPマシンよりも動作が速くなったという印象が抱けず、イライラモードだったのですが、これらの処置の結果大幅に軽く動作する様になりましたので、その面では望外の成果がありました。 自宅で限られた目的で使用するには、如何に無駄なものがぶら下っているかの表れですね。
行った処置を説明する前に Windows10 の問題点と Creator Update により発生した問題点を上げておきます。
① ハード的には8倍以上の能力があるにも関わらず、特定の
操作ではXPマシンの倍以上の待ちが起きる。
特にディスク上のファイルを最初にアクセスする様な場合。
② Creators Update 後画面中央に四角で囲まれた“A”、
“あ”が表示される様になった。 一々シフトステータスを
見せられても邪魔なことこの上なしですね。
③ Creators Update 後ネット越しにこの端末を参照しようと
すると初期応答が返る迄に20秒以上掛かる様になった。
お陰でXPではネゴシエーションがタイムアウトでこける
様で「サーバーサービスが開始されていない」という
メッセージが出るのですが、ディレクトリは参照出来て
開けると言った矛盾が出た。
④ XP上でクロスバックアップの為のフォルダー間ファイル
比較を行うと従来に比べ3~4倍時間が掛かる様になった。
原因は間歇的に応答に遅れが出る為。 只、常時ではなく
正常に動作する事もある。(通常11秒が38秒以上に)
わたしのPCの使い方の特異点も上げておきましょう。
☆ ウイルス対策ソフトは「ESET Internet Security」を採用
☆ メールソフトは「秀メール」を使用。
テキストベースでHTMLメールはテキスト表示になります。
Windows10/8.1/XP の3台の C: 上にフォルダを作って
インストールし、8.1 上でメールを受けてフォルダ毎他の
PCにバックアップしています。 これで 8.1 が壊れても
直ちに他のPCでメール授受を再開出来る様になります。
☆ フリーメールは全てブラウザで受ける。
☆ Microsoft の提供する組込みアプリは使わない。
市販ソフト、Share/FreeWare を活用する。
☆ Microsoft/Google/Yahoo/Apple等だけでなくアプリが
用意するそれぞれの会社に対する接続は可能な限り遮断
する。 自動UPDATE も行わない様に設定し、必ず目視下に
おく。
☆ Office系ソフトは今後フリーの「Libre」を使用する。
一般文書の作成はテキストで行い、整形がいる場合のみ
Office系ソフトを使用する。
文書は Bullzip PDF Printer で PDF化し保管する。
☆ 全てのデータは何れかの1台にバックアップを置く。
これはXP上から Filesync を使用して目視確認下で
同期する。
☆ クラウドサービスは使わない。 必要な場合はFTPを
使いPW付きで一時的に空間を開放する。
☆ SNSには手を出さない。
これから説明する項目は操作を誤るとシステムを破壊する可能性もありますので、全て自己責任で行って下さい。 私自身 Windows System/File System/NetWork System に詳しい訳ではなく、ネット上の情報に拠ってリスクを負って処置している内容です。 これ等の処置を適用されたとしても、私は一切の保証/保障及び応援は行いません。
《 Windows 設定等変更操作の予備知識》
① 一般的な Windows 環境の設定
タスクバー左隅のウインドウマーク上で左クリックするとスタート画面が表示されるので、左側の歯車マークを左クリックすると「Windows の設定」画面が開きます。
② システム系サービス設定
タスクバー左隅のウインドウマーク上
で右クリックすると右図の様な
ウインドウが開きます。
ここから列記される様な処理ソフトを
開く事が出来ます。 「サービス」に
ついては「コンピュータの管理」を
左クリックします。
③ これ以外にエクスプローラ上からも多くのサービスを
選択する事が可能です。
タスクバー上のエクスプローラをクリックすると下図の
様に「PC」から開く様にしておくと便利です。
このコンピュータタブでは赤枠で囲った「システム」から
・歯車マーク 「Windows の設定」
・プログラムの~ 「Windows の設定」の中の「アプリと機能」
・システムの~ 「Windows の設定」の中の「システム」
・管理 先の②と同じ「コンピュータの管理」
を開く事が出来ます。
PCで開くと標準のクイックアクセス相当が右ペイン上段に出ますし、OneDrive は使いませんのでピン止めも外してしまっています。 こうしておけば「システムのプロパティ」を経由して「デバイスマネージャ」を始めとする管理ツールが開けます。 ここからですとウインドウマーク右クリックよりも広範な管理ツールが扱えますので、こちらの方が便利でしょう。
《「Windows の設定」で行う確認と変更》
☆ システム
◎ ディスプレイ ノート出なければ「夜間モード」を
オフ
◎ 通知とアクション
・クイックアクション 放置でよい
・通知 上から2つ以外はオフ
・これらの送信者~ UniversalNotification
セキュリティとメンテナンス
位置情報
設定 だけオン
この部分はお仕着せソフトを使うかどうかに拠る
但し、自動再生は必ず「オフ」にする。
昔のウイルス感染はこれが多かったので・・・
◎ 電源とスリープ ここはお好みで
◎ ストレージ
・ストレージセンサー オフ
一時ファイル、ゴミ箱の整理は
自己責任で・・・
・その他のストレージ設定
新しいコンテンツの保存先を変更する
エクスプローラのPC画面右のフォルダーに表示される
6つのフォルダを場所を変更出来ます。
只、これは変更せずここから手操作もしくはアプリ側の
保存フォルダー設定を変更する様にしましょう。
記憶域の管理
この機能の使用はお薦めしません。 この辺りの設計は
自身で行い、ハード的に別の端末若しくはディスクに
バックアップのタイミングを計って行う物です。
◎ タブレットモード 放置
◎ マルチタスク 放置
◎ このPCへの~ 放置
◎ 共有~ オフ 一般的に行う操作ではない
☆デバイス
ここでは各項目を開いて実際のデバイスの接続状態通りかが
確認出来れば次項以外は弄る処はありません。
◎ 自動再生 オフ システムでの説明通り
☆ネットワークとインターネット
◎ 状態
ここは詳しくない方は触らないでおきましょう。
只、ネットワーク接続が遅い、端末間の反応が遅いと
感じる方はチャレンジです。
・アダプターのオプションを変更する
ここでイーサネットのプロパティの変更が行えます。
ネットワーク高速化の為に「オフロード」という機能が
準備されていますが、従来よりこれが逆に働くケースが
多く報告されています。
家庭環境であればこれを切っても差が出る事はまず
ないでしょう。
・共通オプション
1台だけで外部からアクセスをしないのであれば弄る
必要はありませんが・・・
▽全てのネットワークの後の下山形をクリックして
条件を開き
・パスワード保護共有を“有効”に切り替え、
パブリックフォルダーの共有を“無効”にする。
◎ イーサネット
・ 「設定」 - 「ネットワーク」
- 「アダプターの~」-
「この接続の設定を変更する」と
クリックし、
「イーサネットのプロパティ」を
開く
・ 「構成」をクリックし、ハード
ウェアのプロパティを開く
・ 「詳細設定」タブを開き、
「設定枠」の“オフロード”という
記述がある行を選択し、
「値枠」で“無効”を選択する。
この項はこれだけ
☆個人用設定
◎ 背景 Creators Update で元の画面に戻ってました。
◎ スタート スタートメニューにアプリの一覧を表示する
最近開いた項目を表示するの2項だけオンに
・ スタート画面に表示するフォルダを選ぶ
「設定」だけをオンにする。
◎ タスクバー デスクトップモードでタスクバーを隠す
小さいタスクバーボタンを使うの2項だけ
オンにする
◎ 通知領域
・ タスクバーに表示するアイコンを選択して下さい。
タスクバーの右側に表示されるアイコンを選択します。
オフにしても到達迄に1クリック増えるだけですから、
・ Bluetooth
・ ハードウェアの安全な取り外し
・ ネットワーク
・ 音量
・ ウイルスソフト
・ エクスプローラ
とインストールし、表示を指定したアプリのアイコンを
選択すればいいでしょう。
それ以外はまとめて表示されますので。
・ システムアイコンのオン/オフ切り替え
これは接続されているハードによって選択されています
ので変更の必要はありません。
☆アプリ
ここではメール、ブラウザ、画像/動画ビューワ等アプリがこれら機能を要求した際に開くアプリケーションの設定やアンインストール等が行えます。
アプリのアンインストールもここで行いますが、レジストリスキャン迄行って可能な限り残骸を残さない為には専用のアンインストールソフトを使う方が良いでしょう。
◎ アプリと機能 ここはそのまま
◎ 既定のアプリ 「メール」はこの端末上では操作しませんのでし
「秀メール」が起動されては困るので
そのまま
「マップ」はMapfanかGoogleを使います
ので放置
「音楽・」はWinamp
「フォト」はACDSee
「ビデオ」はDivX
「Web」はFirefox に切換え済みでした。
これはいずれも自身で決めたアプリをインストールしておられる場合です。
この下段にある3項目は変更するのは事ですので放置(^^)
◎オフラインマップ これは日本は著作権の関係でしょう、オフライン
マップは使えませんのでそのまま
◎Webサイト用のアプリ 使いませんのですべてオフにします。
☆アカウント
個人専用PCであれば、ここに関してはそのまま
☆時刻と言語
◎日付と時刻 ここに関しては長い日付の形式だけ月/日2桁に
変えています。
これは並べ替えの時に日付桁数の影響が出ない様に
する為です。
これ以外はそのまま
☆ゲーム
ゲームはしないので、スイッチは全てオフにします。
こんな物はOSの機能に含ませるものではありませんよね!
☆簡単操作
◎ナレーター 使わないので上2つのスイッチをオフにします。
◎拡大鏡 使わないので全てオフにします。
◎キーボード 全てオフです。
上記以外はそのまま
☆プライバシー
◎全般 全てオフです。
◎位置情報 デスクトップですからオフにします。
当然ですが「詳しい位置情報を使用出来るアプリを選ぶ」
もすべて「オフ」になります。
◎カメラ 接続していなければオフ
◎マイク 接続していなければオフ
◎通知 必要ありませんのでオフ
◎音声認識等 使いませんのでオフ
◎アカウント情報 これもオフにします
◎連絡先 これもオフにします
◎通話履歴 これもオフにします
◎カレンダー これもオフにします
◎メール これもオフにします
◎タスク これについては「カレンダー」を一部
使う為そのまま
◎メッセージ これもオフにします
◎無線 そのまま
◎他のデバイス 接続関係がわかっていないものは
ありませんのでオフにします。
データを含め全ての同期は自身の目視下で
行うべきものと考えます。
同期のタイミングもファイルによっては一義的
ではありません。
只、この項については Microsoft が用意したアプリを使われる方は
触らない方がよいでしょう。
☆更新とセキュリティ
◎Windows Update
▽アクティブ時間の変更 間違いなく席にいる時間帯を指定
▽再起動オプション 双方オフである事
▽詳細オプション
・Office 等 Microsoft のアプリケーションを使う方は
Microsoft 製品の更新プログラムも入手しますがオンに
なっている事
・更新後セットアップを自動的に完了するがオフである
事を確認する。
これ以外はそのまま
◎Defender は市販のウイルスソフトを使用している場合無効に
なっています。 「~有効にします」と表示されていれば可
ここではこの2つ以外は見る必要はありません。
以上が「Windows の設定」を使って行う軽量化です。
これに加えて、同期対象フォルダがあるドライブのプロパティの全般タブにある、「このドライブ上のファイルに対し、プロパティだけでなくコンテンツにもインデックスを付ける」についているチェックを外し、殆どする事がないファイル名やコンテンツのデータベース作成を止めさせます。 最初にドライブを開いた時には一寸遅れが出ますが、それでもこの機能を生かしている時よりも応答が速いので不要な機能ですね。
残りのドライブはデータストック用ですので、頻繁にアクセスする事はありませんので検索で探せる要素が増えた方が良いかと思い放置しています。
そしてこれは余り触りたくなかったのですが、グループポリシーエディターで Windows のコンポーネント設定を弄ってみる事にしました。
グループポリシーエディタは“Cortana”で“gpedit”と入力すると、上段に“グループポリシーの編集”と表示されますので、ここをクリックすると起動出来ます。
全く使わない BitLocker/IE/Edge 等関連や ESET に置き換えられている Defender 関係、未構成は無視?と思われる同期系の設定は放っておき、
① OneDrive 全て設定項目を無効に
(クラウドは使わすプロバイダの領域でFTPを
使っています)
② デジタル著作権管理 レコードやCDからリップしたファイルに
折角入力したタグデータを壊されたくないので
これは絶対に切らねば・・・
レコードにはありませんし、古いCDは
コード系が無茶苦茶なので殆どは自分の
好みで入れ直してます。
③ Messenger 全て有効にして実行出来ない様にします。
④ EXP 向上プログラム 全て無効に設定します。
⑤ ゲーム録画と・・・ この上でゲームをする事はありませんので
これも全部無効にします。
⑥ エクスプローラ 数値による並べ替えを無効にします。
3.1~95時代のファイルも大量にありますし
ファイル名は文字列という認識で扱っています。
それにファイル名には大量に数値が含まれて
いますので、数値化処理は時間を食うだけで
何のメリットもありません。
以上を処置した結果で再起動して確認をしましたが、やはり駄目でした。
Windows10 自体はすこし軽くなり、エクスプローラに対する不満はほぼ解消しましたがやはり引っ掛かります。 で、次の手に・・・
《「コンピュータの管理」で行う軽量化と問題点への探り》
これは不要と思われるサービスを「無効」にする事で余分なプロセスが動かない様にする方法ですが、これは場合によってはサービスを担当するモジュールがアンインストールされてしまう為、間違うと異常動作をしたり最悪システムがクラッシュします。
サービスを触るのにはリスクを伴いますので、最悪すべてのリビルドを自身で行える場合以外は避けた方が宜しいかと・・・
「コンピュータの管理」で「サービス」を開いた時の状態欄が“空白”でスタートアップが“手動”若しくは“括弧付手動”の場合はプログラムからのリクエスト若しくはオペレータの操作によって起動されるという事を表しています。
既に状態が「実行中」となっている物はそのサービスが稼動中である事を表しますので原則的にはこれを“無効”には出来ません。 強制的に殺しても良いと言える場合を除き。
ここでディレクトリサービス及びネット越しのアクセスに関係があるが単純なネット環境では不要と考え“無効”にした物は
・Connected User Experiences and Telemetry
・IP Helper
・Net.Tcp Port Sharing Service(IPv6/NetBiosを使っていなければ不要)
・Remote Registry
・Routing and Remote Access
・Shared PC Account Manager
・Smart Card
・Windows Remote Management
・Windows Search
・ユーザーエクスペリエンス仮想化サービス
「サービス」の操作ボタン(赤丸)に“リフレッシュ”と“一覧のエクスポート”があり、CSV形式のファイルとして状態を出力出来ます。(ボタンにマウスを当てると噴出しが出ます)
これを使って、一部は上記以外も変更しながら、正常動作時と異常時の各サービスの状態を比較してみましたが、状態が変化するサービスで同条件でトグルするものがありません。
という事は、サービスでは動的に判る部分に差異がでないのでこれで検証は出来ないという結果になりました。
もう一つの切り口「Windows の機能の有効化または無効化」という手がある事を思い出し、こちらもちょっと試してみることにしました。
左が元の状態、右が機能を無効化した状態
ここで「Microsoft PDF 印刷」と「Remote Differential Compression API サービス」はこの現象には関係はありませんが、使わないのでついでにオフにしています。
・SMB1.0/CIFS ファイル共有のサポート
・Telnet クライアント
・ワーク フォルダー クライアント
再起動後は Windows10 の動作が何だかぎこちなくなり、他端末とは繋がらなくなってしまいました。
“Telnet クライアント”以外は元に戻して再起動した処、Update相当の再構成が行われた様で%表示が一瞬出ましたので、上記の処理で何かモジュールがアンインストールされたのでしょう。
で、トライして見た処、何回も正常に動作した為直ったかな~で1時間後に再挑戦した処ガックリ駄目・・・
一応思い付く手は皆打った積りですが、この1点はどうしても駄目でしたね。
以前は正常で、Creators Update で発生していますので、これはバグなのかもしれません。
でも、Windows10 の軽量化についてはやった効果はっきりとあり、他の操作は皆非常に軽快になっていますのでまぁ・・・足掻いた甲斐があったかなです(^^;)>
ここでもう一度 PassMark 9.0 で評価してみました。
今回 | 前回 | 向上率 | |
PassMark Rating | 4031 | 3644.5 | 110.6 |
CPU Mark | 11236 | 8464 | 132.8 |
2D Mark | 883 | 760 | 116.2 |
3D Mark | 1236 | 1236 | 100 |
Memory Mark | 2934 | 2984 | 98.3 |
Disk Mark | 4127 | 4012 | 102.8 |
今回の処置の結果、CPU と 2D の速度が向上しています。 この2つが向上していれば通常のアプリケーションはそれだけ早く動作しますので、速くなったと感じたのは間違いではありませんでした。 CPU Mark が3割以上向上していますので、一般的なアプリではほぼこれだけ早くなっているでしょう。
XPマシンのRatingは428.8ですから9.4倍なのですが、操作上の実感としてはそこまで早くは感じませんね。 音響/画像処理や動画処理等だと有り難味が分るのでしょうが・・・未だ自室内の整理がついていなくてこの辺りは手がつかない状態。
正直な所ここまで向上するとは思っておらず、この面では嬉しい誤算でした。