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Windows 8.1/10 のエクスプローラが遅い!! [睡夢庵の電脳環境]

【Windows 8.1/10 のエクスプローラが遅い!!】

Windows 8.1 の記憶装置はSSDのみですし、メール&インターネット検索が殆どで、外付けのHDD装置にはネットワーク経由でアクセスして作業を行っていたのでエクスプローラの反応の鈍さをそれほど感じませんでした。

処が、Windows 10 では全てのデータディスクをアクセスしますので、開く度に行われるディレクトリスキャンによる遅延とそれに伴う無応答(応答なし)にイライラさせられ、キーボードの先受けで意図せざる動作をしてしまったりと言った現象に悩まされる事になりました。

エクスプローラを開くとパスが表示される枠にグリーンのバーが表示されて行きますが、ここで要らぬディレクトリサーチが掛かっている為に完了する迄応答遅れやアプリの「応答なし」といった表示が出る現象が顕在化している様です。

これは「Windows Search」サービスが、起動時に「ディレクトリ構造検証とインデックス展開」といった「バックグラウンド」で並行してタイムスライスで行い、直接この機能の結果が必要な「リクエスト」が来た場合には待たせる様にすればよいにも関わらず、同じデューティ?でこの処理をを始めてしまう為だと考えました。

そこで以下の手順で「起動時のサービスの自動起動」を止めて見た処、XPほど反応は良くないですが、それでも遥かにマシになりました。

お悩みの方は、自己責任でトライされてみるのも一興(^^)

① 全てのアプリを終了させ、「Windows」 アイコン上で
  右クリックし、「コンピューターの管理」をクリックする。

② 「コンピューターの管理」のウインドウが開いたら
  左側の枠内一番下の「サービスとアプリケーション」を
  クリックする。

③ 右隣のペインに「サービス」と「WMIコントロール」という
  名前が表示されるので、「サービス」をクリックする。

④ 同じ枠内にサービス項目が展開されますので
  「Windows Search」を選択し、
  「スタートアップの種類」欄が「自動(遅延開始)」に
  なっていればその文字上で右クリックする。

⑤ 「Windows Search のプロパティ」が開くので、全般タブの
  「スタートアップの種類」のプルダウンで「手動」に
  切り替え、「適用」、「OK」を選択する。

⑥ 「コンピューターの管理」を閉じた後、コンピュータを
  「再起動」する。

これでエクスプローラ起動時に走る検索動作をしなくなるはずです。

目論み通り軽くなった様です。 シテヤッタリ(^^)

2017/05/11 追補) どうも「手動」では、最初にドライブやフォルダをアクセスした際に未だディレクトリスキャン以外にインデックスの作成かなにかが働く様で、期待した状況にはなりませんでした。 仕方がないのであまりやりたくはないのですが、⑤で「無効」を適用してみました。 今の所実害は出ておらず、これで自身のエクスプローラ操作はXP以上?の反応を見せる様になりましたし、ネットワーク経由のアクセスでも端末認識以外はXP同志と変わらぬ反応をしてくれました。


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