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iClever 24W Dual USB AC Adapter IC-TC02 購入 [睡夢庵の電脳環境]

【 iClever 24W Dual USB AC Adapter IC-TC02 購入 】

ANKER PowerCore 10000 を購入したものの MX3 の USB3.0 Charge Port では
4.75V 迄電圧降下し、0.77~0.82A でしか充電しない為、満充電迄に15時間
近く掛かってしまい、やってられないと言うのが正直な処。

そこで急速充電器を購入する事にしましたが、本来であれば ANKER の物を購入
するべきなのでしょう。 ですが、ANKERの方が 55*47*26mm/76g と一回り小型な
様ですが、旧型にあった充電状態表示がなくなっている様でしたし、ちょっと
野暮ったいデザインですので他社の物を購入する事にしました。

購入したのは iClever 24W Dual USB AC Adapter IC-TC02、電気的スペックでは
ANKER の A2021121 と同じものです。

《iClever IC-TC02 仕様》
入力 : 100-240V~0.7A 50-60Hz Max600mA
出力 : 5V/4.8A (2.4A max each port)
サイズ: 53*53*28.5
重量 : 82g

この充電器を使用して PowerCore 10000 をこれ付属の USB ケーブルを充電して
みた処、5V/2.15±0.7A で充電を開始、約4時間50分で満充電となりました。
MX3 の USB3.0 チャージポートからでは15時間近く掛かっていましたので、
ほぼ1/3に短縮です。
双方のポート共に 2.0A 以上給電出来る事と同時給電の確認も出来ました。

ANKER PowerCore 10000 についてはレメカニケ USB Detector 購入以降、
チャージ/ディスチャージ共にこれを使って電流量を監視して来ましたが、
結果的にスペックに対する疑問が出て来てしまいました。

というのは、ANKER PowerCore 10000 は、これでも レメカニケ USB Detector
を介して充電した結果は 8750mAh で満充電となり、その公称容量には届きません
でした。 これを含め5回の充電結果は全て8600±150mAh の範囲に留まっています。

ANKER PowerCore 10000 のサイトの写真を見てみますと、円筒形のセル3個を
使用している様ですが、入手出来るこのサイズのリチウム電池の容量は 3000mAh が
最大の様ですので、実質容量は 9000mAh なのではないかという事ですね。

加えてこれで iPod Touch6 を繰返し充電してみた結果では全て 5890±40mAh で
完全放電状態となっていますので、3割以上のロスをしている事になっています。

レメカニケ USB Detector の電力消費を疑いましたが、これを介さずに放電させて
みても、6回の各合計放電時間が 15h±30min に収まっていますので、レメカニケ
USB Detector の消費電力はネグリジブルスモールと言ってよいでしょう。

この事実から複数のデバイスを持って良く外出するのでなければ、補助バッテリーは
無駄な物の様です。 電圧変換ロスが大きいのかそれとも制御回路の自己消費?
自宅使いが多い場合は、アダプターで直接充電する方が賢いですね。

ANKER PowerCore 10000 導入の目的は

・ iPod Touch6 の電池容量不足(1日に2回充電しなければならない事が多い)
・ iPod Touch6 が Panasonic MX3 と同様に外部供給電源を優先的に使用すると
  いう前提による内蔵リチウムバッテリーの寿命延長対策

に益したいという事でしたが、エネルギーロスをだけの様ですね。

iPod Touch6 は NKBattery というアプリの履歴を見る限り、外部電源を繋いで
いると 99% にダウンすると充電を開始してしまいます。 これでは iPod Touch6に
Power Core 10000 を繋いだままにして本体側の充電回数を減らす事は出来ないのかと
思い、実験をしてみました。

・ 充電経路
  ANKER Power Core 10000 > レメカニケ USB Detector > iPod Touch6
・ 確認用 iPod アプリ   NKBattery & Battery Care
  バックグラウンドアプリ 天気/カレンダー

結果から iPod Touch6 は

1. 満充電になると外部からの充電をバッテリー容量が99%に落ちる迄遮断する。
2. 外部給電がある場合は外部電源を優先的に使用する。
3. 外部給電には制限電流があり、内部消費がこれを超える場合はバッテリーから
  給電する。
と見て良い様です。

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