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Windows 8.1 アップデート及びIE11で異常発生 [睡夢庵の電脳環境]

【 Windows 8.1 アップデート及びIE11で異常発生】

いよいよ Windows XP も終焉が近付いて来た様ですね。 ChromeのXPサポートもあと3ヶ月でお仕舞い・・・Firefoxも NPAPI サポートを2016年で終了するといっていますので、 Java, Silverlight, Adobe Acrobat は使えなくなるらしいです。 残るのは Safari位ですがこれは使った事もないし・・・

2台のXPマシンは現状のデスクワークや写真の処置等には能力的にまだまだ充分なのでオフライン使用を続ける積り・・・ネットアクセス/メールは Windows 8.1 でという事で暫く凌ぐ事になりそうです。

今使っているフリーを含む多くのソフトのUIが Windows 8.1 用の代替ソフトよりも軽快で使い易い物が多いと言う点もXPから離れられない原因の一つですね。 それに使っているコマーシャルソフトの買換え迄考えるとブルブル・・・

《アップデート時のエラー表示》

2016/01/29 午後アップデートの確認をしようとした処サーチに入った途端赤いエラーのポップアップが表示されアップデートの有無確認が出来ませんでした。
エラー内容の確認リンクを押してみた処そんなエラーコードはない(^^;)・・・

ふと気になって自動アップデート設定にしているせいかもしれないと思いチェックした処、既にアップデートを拾っていました。 そこでこれをキャンセルしてみた処正常にアップデートのサーチが出来るではありませんか。 おいおい、これは幾らなんでもちょっとお粗末な・・・ですね。

《IE11の異常について》

IEのUIが嫌いなので、IE11はMSNの参照にしか使っていないのですが、此処の所頻繁にタブがハングしたりスクロールがロックした様な状態に陥ります。
特にページを切換えたり、スクロールさせるとハング状態となり暫くすると「異常告知」のダイアログが出てしまいます。 その「異常告知」を閉じるとトラブッたタブが再表示されますので、IEが完全にDead状態なっている訳ではない様です。

発生の状況を見るとスクロール中に広告動画のロードと思しき処で黒塗りのままリングが回りっぱなしになる所に出くわすとまずギクシャクが始まり・・・どうも画面内が静止画ばかりの処では起きず、広告動画に出っくわすと発生しているみたいですので、動画の起動・再生が上手く出来ていないのではないかという疑いがあります。

ネットで調べてみるとIEでは同様の現象がVistaの時代から続いている様で、その対処法に“ハードウェアアクセラレータをキャンセルする”という項目がありました。
これもIEを使わない一因だったのですが、GPUはIntel CPUオンチップの物なのにいまだに?!
一番怪しいのはこれ・・・で・・・

この設定変更の方法は、

・ IEの<ツール>から<インターネットオプション>を選択する
・ 開いたダイアログの<詳細設定>タブを開き、設定枠の中の“
  GPUレンダリングではなく、ソフトウェアレンダリングを
  使用する”にチェックを入れる
・ 「適用」ボタンを押す
・ 「OK」ボタンを押してダイアログを閉じる
・ IEを閉じる
・ システムを再起動する

これで変更が有効になります。

これを適用した結果ハングはしなくなったものの動画の箇所にくるとスムーズにスクロール出来ず、ギクシャク・・・スクロールすると動画が一時的にモザイクが掛かったように崩れて表示される様になってしまいました。 ハングしない分元よりはマシとは言え、これじゃ使い物にならない・・・

そこで「Chrome 48.0.2563.97 m」及び「Firefox 44 32bit版」でMSNを開いて見た処、問題を起こす部分はグレーのベタ表示になっていますが、この状態では双方共問題なく動作しました。

この2つには「AdblockPlus」という広告表示の回避を行ってくれる「拡張機能」を使っていますので、問題部分は広告表示だという事になります。 吃驚したのは、なんとトップページでブロックした広告が20個!! これはちょっと常識外れでは?と言わねばならない数ですね。 こんな数値は始めての経験、しかも動画が4、5個入っているみたい・・・

トラッキングサイトや広告サイトには応答の鈍い処や良くダウンしたり、日々の定時バックアップと思われるタイミングで極端に応答が落ちる処が結構ありますのでね~

ここで「AdblockPlus」を無効にして確認してみた処、「Chrome 48.0.2563.97 m」は問題なく広告も表示し、スクロールのギクシャク感も殆どなく表示出来ます。
「Firefox 44 32bit版」は“スクリプト異常”でハングする迄暫く時間は掛かりますがIEとほぼ同じ状態に陥りこちらはロックしてしまう様です。

そこで「Firefox 44 64bit版」が出ている事もあり、ついでに 64bit版に更新してこちらも確認してみました。 これでは広告の表示迄に「Chrome」より時間は掛かり、スクロールやページ切換えに引っ掛かりは出るものの何とか正常に動く様です。

これからすると、現状のMSNのページは32bit版のブラウザではまともに表示出来ないという事の様ですね。 しかも、皮肉な事にMSNの閲覧には「Chrome」が最適という・・・(^^)

MSNの広告の余りの多さにこれを回避する事にして、「IE11」用の「AdblockPlus」を探してみた処、ありましたのでこれを早速インストールしてしまいました。

“GPUレンダリングを使う”に設定を戻した上で確認してみた処、トラブルの原因となった広告は表示されませんでしたのでロックする事はなくなりましたが、未だスクロールやページ切換えにすこし引っ掛かる感じが残っています。

PC5台がネットに繋がった状態で当該端末からインターネットスピードを計測して 188Mbps/94Mbps 出ている状態でこの現象が出ていますので、ネットトラフィックの問題ではなく、広告を入れ込み過ぎているMSNのホームページデザインに問題ありといわねばならないでしょう。

IE11をお使いの方・MSNをアクセスする方は「AdblockPlus」の利用を検討された方がよいでしょうね、広告による無駄なトラフィックは減らすに越したことはありませんし、それだけトラブルの確率も減りますから。


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