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突発性難聴・・・その後-2 [睡夢庵 日々徒然]

【突発性難聴・・・その後-2】

前回の報告に掲げたグラフでは聴力が戻っているのは判りますが、その経時的な変化(改善具合)は判りません。 また、何分イヤフォンを耳に押当てて測定していますので、±10dB位の測定誤差もあるはずです。

そこで月別の測定結果の平均をプロットしてみた処、下図の様になりました。 複数回の平均を採っていますので、測定誤差も吸収されている様で、結果を見ると徐々に回復している様がそのまま出ていました。

Left_Monthly_Average.jpg
Right_Monthly_Average.jpg
メチコバール”は6ヶ月間飲み続けていますが、この効果はあった様です。 耳鼻科へは経過報告と薬を貰いに毎月行っていますが、新たな処置が行われる訳でも、別種の薬が出される訳でもありません。 この薬に関しては要指示薬ではありませんので、今後は薬局で直接入手する事にして、来年5月迄続けてみる積りです。 耳鼻科は何らかの変化を感じた時に再度お世話になる事にして、今回で終わりにする積りです。

聴覚の品位に関しては、前回の【聴こえ方の検証】に記した様に今の所改善は感じられません。 この検証に使用した「Aria Maestosa」は試用期間30日のシェアウェアですのでの購入も考えましたが、この確認の為だけでは・・・ 周囲音の関係から聴力の確認は最も静かな部屋で行っていますのでmp3化してICレコーダーに入れて同じタイミングで行う事に方針変更しました。 少々異常音が混じりますしレベルダウンもありますが、質の確認にはまぁ影響はありませんので(^^)

音源としては以下の6種類を用意してみました。 私の場合《左耳》はディップはありますが音程遷移は正常ですのでこちらを基準にして・・・

・ グランドピアノ 音域C0-G9(16.35~12543.85Hz)

・ フルート    音域C4-C7(261.63~2093Hz)

・ バイオリン   音域G3-E7(196~2637.2Hz)

・ チェロ     音域C2-C5(65.41~523.25Hz)

・ マリンバ    音域C2-C6(65.41~1046.50Hz)

・ パイプオルガン 音域C0-G9(16.35~12543.85Hz)
    但しAria Maestosa のオルガンでの動作がおかしいので、
    音源はD8(4698.64Hz)迄にしてあります。

楽器に拠って含まれる周波数成分が異なりますので、聴こえ方が全く異なります。
私の場合はフルートが最悪で音程遷移すら正常ではなくなってしまっています。 管楽器は全て多かれ少なかれズレる帯域がありますので、ドラマで出てくる木管系の音なども妙な音になって籠もる様に響いてしまいます。
それに殆どの音域で付帯音が付き、特に中域ではこれがエコーの様になって被って来ますので全体の明瞭度が下がってしまいます。

《資料》
国際式音名と周波数表/音楽教室ウーパー提供
ここには楽器別音域表もあります。
但し、上記音源の音域はこの音域表は使わず、楽器メーカー等の資料等を参照しましたし、幹音(ピアノの白鍵盤)だけで構成していますので、ここに掲げられたものとは異なっています。


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