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【Fit夏タイヤ新調】 [睡夢庵の足]

【Fit夏タイヤ新調】

Fitの夏タイヤGR-9000は平成19年7月オリジナルのASPECのプアな性能に絶えられず僅か2年で交換したのですが、早8シーズン目。
7シーズン目の昨年は6シーズン目とばかり思いこんでいた事と、減りの大きい外側で1mm以上山が有ったので、長距離には出ない事がはっきりしていた為そのまま使ってしまいました。
しかし流石に寄る年波と減りから、特にウェット性能の落ち込みが激しくABSが働き出し、踏面の硬化からリアの横跳びが段々強く出る様になって来ていました。
約3万4千km乗った事になりますが、劣化を余り感じずに乗れるのはやはり5シーズン迄、2万5千km前後辺り迄の様です。
廃棄前のトレッドの状態は以下の様な物でした。
左前輪右前輪
GR-9000_F-L.jpg GR-9000_F-R.jpg
左後輪右後輪
GR-9000_R-L.jpg GR-9000_R-R.jpg

外側と内側では1mm近く磨耗度が違いますが、2010年にあった窪んだ様な削れは消えていました。 この時期迄は長距離や山道で結構飛ばしていましたのでこんな状態だったのでしょうが、現在の住居へ引っ越してからというもの私の使用頻度が減ったせいもあり前輪を酷使しなくなった為でしょう。
Fit1500はグリップの良いタイヤでは右回りのロールスピードが速く巻き込む感じになりますが、それが左側タイヤの肩の細かなひび割れに表れている様です。

昨今は175/65R14のタイヤはエコ系以外は殆どなくなってしまい、特にスピードレンジHとなると物が限られてしまいます。 ブリジストンではGR-XT、横浜ではBlueEarth-A、DunlopではLe Mans4/エナセーブ RV503/エナセーブ Premium、ミシュランならEnergy Saver+といった処でしょうか。 近郊で当たって見た処ではネットの様な安価な値段を出している処はなくタイヤ廃棄料やバランス料・・・を含めると6~7万/4本。 今迄の車で横浜、ダンロップ、グッドイヤー等に浮気して良かった事がないので、今回もブリジストンで行く事にしました。

先週予約を入れて、昨日組み込みに。
GR-XT.jpg GR-XT_size.jpg
GR-XT_productiondate.jpg
GR-XT_pattern.jpg GR-XT_ecopiamark.jpg

タイヤは4本とも今年の第8週2月16日の週の生産分でした。 トレッドパターンはGR-9000とはまったく違っていますね。 それにこのクラスのタイヤにもEcopiaのマークが入ったのには吃驚。

狭山のタイヤ館から自宅まで約14kmのファーストインプレッションですが、ASPECからGR-9000に変えた時の様な新鮮な驚きはありませんでした。 直前迄履いていたスタッドレスREV0GZがまだ2シーズン目で結構しっとりした乗り心地ですので、寧ろ踏面のブロック様な硬さをトントンという音とフロアの振動で感じてしまいました。 ロードノイズは少なく路面による音質の変化はGR-9000よりも少ない様です。 左右へのハンドリングに関してはGR-9000と同様に街乗りの速度でも左側の頭が重くロールスピードが速い為右旋回で巻き込むFit1500の性格が強調されます。 この感覚はREV0GZでは表に出ませんので、それだけ踏面のドライグリップが良くサイドが柔らかなのでしょう。 切り始めの応答性はREV0GZの方が遥かに自然ですが、こちらは踏ん張れずにアンダーになりますので突っ込めませんが。 矢張り乗り心地を優先しサイドウォール剛性が低くなっている最近のコンフォート系のタイヤです。 エア圧を+0.2位上げてもハンドルが軽くなるばかりでこの感覚は消える種類ではなさそうですが100km点検の時に2.5(250kPa)に上げて確認して見ようと思います。

それからタイヤ交換と同時にトリップゲージをリセットしておきましたので、暫く走って平均燃費がどれ位向上するか見てみる積りです。


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