BGM: ラ・マンチャの男/ソフィア・ローレン [睡夢庵のBGM]
【BGM: ラ・マンチャの男/ソフィア・ローレン】
ソフィア・ローレン、イタリアを代表する美人女優であり、母国ではその美貌はイタリアの太陽と例えられていました。
最初スクリーンでお目にかかった際には、全てにメリハリが利いた様にはちょっと吃驚させられました。 大きく厚い唇、目、通った鼻、そして突き出したバスト、えっ!いうほどのクビレと張ったヒップ・・・ 初期の作品の多くは、この肉感的な体を強調したものが多く、一部にはトップレスのシーンもあった様です。
後述の《出演映画》リスト上には1950-53頃ヨーロッパ映画に端役で出たものも含まれており、当時の芸名は ソフィア・ラッツアーロ となっています。 初期の主演作に挙げられるのは1953年の「Due notti con Cleopatra」でしょう。 1951年のハリウッド映画「クオ・ヴァディス」にも端役で出ていますが、これを見た折にはまったく気づきませんでした。
彼女の映画を最初に見たのが何時だったかはっきりしないのですが、「エル・シド」公開より前に見ており、多分「島の女」を姉に連れられていってみたのではないかと思います。 何故かというと、濡れた粗末な服を通して浮き立つそのグラマラスな肉体に圧倒され、その姿が脳裏に焼き付けられていますので。 彼女は1950年代のイタリアン・セックス・シンボルと言ってよいでしょうね。 次世代がクラウディア・カルディナーレ?
彼女の映画ではっきり記憶に残るものは「エル・シド」、「あゝ結婚」、「ひまわり」、「ラ・マンチャの男」といったところでしょうか。 何れもその演技は光っていましたね。 「河の女」、「島の女」なども観ているはずなのですが、僅かな断片しか記憶に残っていない。
今既に76歳、今年褒章を受けに来日しましたが、まだまだ矍鑠としておられましたね。
「ラ・マンチャの男」これもミュージカルの映画化です。 仕立ても舞台風になっていますので、通常の映画の様に筋が流れるものという感覚で見ると違和感があるものでした。 セルバンテスが収監されている監房とそこにいる囚人たちが役を演じ始め、又突然舞台が屋外に転じたり・・・ しかし、ドン・キホーテ、キハーナ、セルバンテス三役を演じたピーター・オトゥール、女囚、アルドンザ、ドルシネアの三役を演じた、ソフィア・ローレン、サンチョ・パンサ役のジェームズ・ココ、皆はまり役でしたし、演技・歌共に引き込まれるものでした。
《出演映画》
1950 Cuori sul mare
Il Voto
Le Sei Mogli di Barbablu
Toto Taran
寄席の脚光
1951 アンナ
E' arrivato l'accordatore
Era lui...si...si!
Il Mago per forz
Il Sogno di Zorro
Lebbra Bianca
Milano Miliardaria
クォ・ヴァディス
1952 Africa sotto I mari
Altri Tempi
La Favoorita
La Tratta delle Bianche
1953 アイーダ
Ci troviamo in galleria
A Day In Court/Un Giorno in Pretura
Il Paese dei Campanelli
La Domenica della buoona gente
Two Nights With Cleopatra/Due notti con Cleopatra
1954 The Anatomy of Love/Tempi Nostri
The Gold of Naples/L'Oro di Napoli
ナポリの饗宴
河の女
無常なるかな人生
1955 バストで勝負
殿方ごろし
1957 島の女
失われたものの伝説
誇りと情熱
1958 侵略者
楡の木陰の欲望
月夜の出来事
鍵
1959 黒い蘭
私はそんな女
1960 バラ色の森
西部に賭ける女
ナポリ湾
求む! ハズ
1961 エル・シド
戦場を駈ける女
1962 ボッカチオ'70
真夜中へ五哩
アルトナ
1963 昨日・今日・明日
1964 ローマ帝国の滅亡
あゝ結婚
1965 クロスボー作戦
レディL
Ghosts Italian Style/Questi Fantasmi
1966 栄光の丘
アラベスク
1967 チャップリンの伯爵夫人
イタリア式奇蹟
1970 ひまわり
1971 結婚宣言
1972 ラ・マンチャの男
1973 旅路
White Sister/Bianco, Rosso e...
1974 愛の終りに
逢いびき
1975 ガンモール
1977 Angela
カサンドラ・クロス
特別な1日
1978 ブラス・ターゲット
1979 愛の彷徨
リベンジャー
二人の女
1980 美女誕生
ソフィア・ローレン
1986 勇気
1988 ルシアの生涯
1994 プレタポルテ
1995 ラブリー・オールドメン
2002 微笑に出会う街角
2006 マルチェロ・マストロヤンニ 甘い追憶
ソフィア・ローレン、イタリアを代表する美人女優であり、母国ではその美貌はイタリアの太陽と例えられていました。
最初スクリーンでお目にかかった際には、全てにメリハリが利いた様にはちょっと吃驚させられました。 大きく厚い唇、目、通った鼻、そして突き出したバスト、えっ!いうほどのクビレと張ったヒップ・・・ 初期の作品の多くは、この肉感的な体を強調したものが多く、一部にはトップレスのシーンもあった様です。
後述の《出演映画》リスト上には1950-53頃ヨーロッパ映画に端役で出たものも含まれており、当時の芸名は ソフィア・ラッツアーロ となっています。 初期の主演作に挙げられるのは1953年の「Due notti con Cleopatra」でしょう。 1951年のハリウッド映画「クオ・ヴァディス」にも端役で出ていますが、これを見た折にはまったく気づきませんでした。
彼女の映画を最初に見たのが何時だったかはっきりしないのですが、「エル・シド」公開より前に見ており、多分「島の女」を姉に連れられていってみたのではないかと思います。 何故かというと、濡れた粗末な服を通して浮き立つそのグラマラスな肉体に圧倒され、その姿が脳裏に焼き付けられていますので。 彼女は1950年代のイタリアン・セックス・シンボルと言ってよいでしょうね。 次世代がクラウディア・カルディナーレ?
彼女の映画ではっきり記憶に残るものは「エル・シド」、「あゝ結婚」、「ひまわり」、「ラ・マンチャの男」といったところでしょうか。 何れもその演技は光っていましたね。 「河の女」、「島の女」なども観ているはずなのですが、僅かな断片しか記憶に残っていない。
今既に76歳、今年褒章を受けに来日しましたが、まだまだ矍鑠としておられましたね。
「ラ・マンチャの男」これもミュージカルの映画化です。 仕立ても舞台風になっていますので、通常の映画の様に筋が流れるものという感覚で見ると違和感があるものでした。 セルバンテスが収監されている監房とそこにいる囚人たちが役を演じ始め、又突然舞台が屋外に転じたり・・・ しかし、ドン・キホーテ、キハーナ、セルバンテス三役を演じたピーター・オトゥール、女囚、アルドンザ、ドルシネアの三役を演じた、ソフィア・ローレン、サンチョ・パンサ役のジェームズ・ココ、皆はまり役でしたし、演技・歌共に引き込まれるものでした。
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《出演映画》
1950 Cuori sul mare
Il Voto
Le Sei Mogli di Barbablu
Toto Taran
寄席の脚光
1951 アンナ
E' arrivato l'accordatore
Era lui...si...si!
Il Mago per forz
Il Sogno di Zorro
Lebbra Bianca
Milano Miliardaria
クォ・ヴァディス
1952 Africa sotto I mari
Altri Tempi
La Favoorita
La Tratta delle Bianche
1953 アイーダ
Ci troviamo in galleria
A Day In Court/Un Giorno in Pretura
Il Paese dei Campanelli
La Domenica della buoona gente
Two Nights With Cleopatra/Due notti con Cleopatra
1954 The Anatomy of Love/Tempi Nostri
The Gold of Naples/L'Oro di Napoli
ナポリの饗宴
河の女
無常なるかな人生
1955 バストで勝負
殿方ごろし
1957 島の女
失われたものの伝説
誇りと情熱
1958 侵略者
楡の木陰の欲望
月夜の出来事
鍵
1959 黒い蘭
私はそんな女
1960 バラ色の森
西部に賭ける女
ナポリ湾
求む! ハズ
1961 エル・シド
戦場を駈ける女
1962 ボッカチオ'70
真夜中へ五哩
アルトナ
1963 昨日・今日・明日
1964 ローマ帝国の滅亡
あゝ結婚
1965 クロスボー作戦
レディL
Ghosts Italian Style/Questi Fantasmi
1966 栄光の丘
アラベスク
1967 チャップリンの伯爵夫人
イタリア式奇蹟
1970 ひまわり
1971 結婚宣言
1972 ラ・マンチャの男
1973 旅路
White Sister/Bianco, Rosso e...
1974 愛の終りに
逢いびき
1975 ガンモール
1977 Angela
カサンドラ・クロス
特別な1日
1978 ブラス・ターゲット
1979 愛の彷徨
リベンジャー
二人の女
1980 美女誕生
ソフィア・ローレン
1986 勇気
1988 ルシアの生涯
1994 プレタポルテ
1995 ラブリー・オールドメン
2002 微笑に出会う街角
2006 マルチェロ・マストロヤンニ 甘い追憶