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BGM: 「マイ・フェア・レディ」 / オードリー・ヘップバーン [睡夢庵のBGM]

Happy New Year!

【BGM: 「マイ・フェア・レディ」 / オードリー・ヘップバーン】

今日はオードリー・ヘップバーン/「マイ・フェア・レディ」。
オードリー・ヘップバーン・・・永遠の「スクリーンの妖精」。 彼女の映画は日本で公開されたものは全て何らかの形で観たのではないかと思いますが・・・ といっても、時代が少しずれていますので、初演を観たのは「暗くなるまで待って」だけ。 後は再演若しくはビデオですが。 「ローマの休日」、「麗しのサブリナ」、「パリの恋人」、「昼下がりの情事」、「緑の館」、「尼僧物語」、「ティファニーで朝食を」、「シャレード」、「パリで一緒に」、「マイ・フェア・レディ」、「おしゃれ泥棒」、「暗くなるまで待って」、これらは皆夫々に彼女らしさが活きた映画です。

「戦争と平和」も撮っていますが、これは全ての面でチャチ、かつ彼女向きのテーマではありませんでした。 1966/7年に前・後編として公開された、ソビエト映画「戦争と平和」のスケール、キャストの嵌り具合には到底及びません。 この映画でナターシャを演じる リュドミラ・サヴェーリェワの可憐さ・そして貴族的退廃的雰囲気は彼女には絶対に出せませんね。 元々がロシア帝政期がバック、そのカラー/雰囲気/時代考証はハリウッドでは無理な相談でしょう。

さて、「マイ・フェア・レディ」 これも例外ではなく、ブロードウェイで大ヒットした舞台の映画化です。 舞台ではレックス・ハリスンとジュリー・アンドリュースでしたので、映画もこの二人で撮られるものと思っていましたが、案に相違してイライザにオードリー・ヘップバーンが起用されました。 ジュリー・アンドリュースがこの後、「メリー・ポピンズ」、「サウンド・オブ・ミュージック」でハリウッド・スターダムに乗ったことを理由に、これもジュリーであるべきだったという意見が多いようです。 ですが、わたしはこの映画にはオードリーが持つコケティシュな雰囲気がマッチして、より楽しく華麗に仕上がったと思っています。
シーンでは「踊り明かそう」を歌うベットでのシーンはまぁカワユカッタ(^^) ずんと年上なんですけれどね(^^)
スタンリー・ホロウェイが訛りに訛って歌う「運が向いてきたぞ」/「時間通りに教会へ」等も好きですね。
どの曲も未だにそのシーンがカラーで浮かんで来ます。
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発売日: ?
CBS SONY
LP-No.: SONX60036
収録曲:
-Side A-
01. 序曲/Overture
02. なぜ英語ができんのか?/Why Can'T The English
03. ステキじゃない/Wouldn't It Be Loverly
04. 僕はふつうの男さ/I'm Just An Ordinary Man
05. 運が向いてきたぞ/With A Little Bit Of Luck
06. 今に見てらっしゃい/Just You Wait
07. スペインの雨/The Rain In Spain
08. 踊り明かそう/I Could Danced All Night
-Side B-
01. アスコット・ガボット/Ascoot Gavotte
02. 君住む町で/On The Street Where You Live
03. でかしたぞ/You Did It
04. 証拠を見せて!/Show Me
05. 時間通りに教会へ!/Get Me To The Church On Time
06. 女という奴は!/A Hymn To Him
07. あなたなしでも/Without You
08. 彼女のことで頭がいっぱい/I've Grown Accustomed To Her Face

製作:ジャック・ワーナー
監督:ジョージ・キューカー
脚本・作詞:アラン・ジェィ・ラーナー
作曲:フレデリック・ロー
原作:ジョーミ・バーナード・ショー
撮影監督:ハリー・ストラドリング
衣装・装置:セシル・ビートン
美術監督:ジーン・アレン
音楽総監督・指揮:アンドレ・プレビン
歌曲・編曲:ロブツ・タッカー
作詞:ステファン・ソンドハイム
振付:バームス・バン
キャスト:
イライザ・ドゥーリトル:オードリー・ヘップバーン
ヘンリー・ヒギンズ教授:レックス・ハリスン
アルフレッド・ドゥーリトル:スタンリー・ホロウェイ
ピッカリング大佐:ウィルフレッド・ハイド・ホワイト
ヒギンズ老婦人:グラディス・クーパー
フレディ・アンスフォードヒル:ジェレミー・ブレット
ゾルタン・カルパシー:シオドア・ビケル
ピアーズ婦人:モナ・ウォッシュボーン
アンスフォードヒル婦人:イソベル・エルソム
執事:ジョン・ホランド

《出演映画》
1948 NEDERLAND IN 7 LESSEN
1951 若気のいたり、若い妻たちの物語、ラベンダー・ヒル一味、天国の笑い声
1952 初恋
1953 われらモンテカルロへ行く、ローマの休日
1954 麗しのサブリナ
1956 戦争と平和
1957 パリの恋人、昼下がりの情事
1959 緑の館、尼僧物語
1960 許されざる者
1961 ティファニーで朝食を
1962 噂のふたり
1964 シャレード、パリで一緒に、マイ・フェア・レディ
1966 おしゃれ泥棒
1967 いつも二人で、暗くなるまで待って
1976 ロビンとマリアン
1979 華麗なる相続人
1981 ニューヨークの恋人たち
1987 おしゃれ泥棒2
1989 オールウェイズ

彼女の映画で外せないのは「ローマの休日」「パリの恋人」「ティファニーで朝食を」「シャレード」「マイ・フェア・レディ」そしてちょっと異質な「暗くなるまで待って」 モードを含めてなら+「おしゃれ泥棒」 カワユイなら「麗しのサブリナ」  
1976年復帰後は作品に恵まれなかったですね。 ま、もはやキュートさを表に出す歳でもなくなっていましたし。 観たと記憶に留まっているのは上記の黄色の分だけですね。

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